2015年12月31日木曜日

2015年の振り返り

2015年の振り返りをしたいと思います。

学会発表・講演筆頭演者 2011年8回 → 2012年18回 → 2013年26回 → 2014年11回 → 2015年26回(国際学会6回、国内学会20回。別に国際学会の共同演者8回)

講演(大学講義なども含め) 2011年69回 → 2012年95回 → 2013年77回 → 2014年86回 → 2014年43回

原著論文 2011年2本 → 2012年1本(筆頭ではありませんが) → 2013年1本 → 2014年3本(他にレター論文とレターの返事1本ずつ) → 2015年5本
英語原著5本(筆頭2本、共著3本)
英語症例報告3本(筆頭1本、共著2本)
英語レター12本(筆頭6本、共著6本)

書籍(編著) 2011年 1冊 → 2012年 2冊 → 2013年3冊  → 2014年3冊  → 2015年3冊

総説・書籍など依頼原稿 2011年19本 → 2012年27本 → 2013年38本 → 2014年36本(筆頭のみ)  → 2015年33本

日本リハビリテーション栄養研究会会員数 2011年末574人 → 2012年12月28日1917人 → 2013年12月27日現在3077人 → 2014年12月26日現在4116人→ 2015年12月31日現在4818人

ブログ執筆本数 2011年415本 → 2012年367本 → 2013年144本 → 2014年50本 → 2014年21本

テレビ・ラジオ・雑誌など 2012年0回 →2013年4回 →2014年6回 →2014年5回

今年は北京、PENSA名古屋、チェンマイで英語で講演させていただく機会がありました。リハ栄養を海外、特にアジアで広めていきたいと考える年になりました。もちろん日本でももっと広めないといけないのですが、海外と同時進行でリハ栄養を広める2016年にしたいと考えています。

PENSA名古屋ではNST48メンバーで25人の発表がありました。さらに小蔵さんがポスターで、私が口演でそれぞれBest Free Paper Awardを受賞しました。個人的には今年最大のイベントが、PENSA名古屋でした。量的にも質的にもリハ栄養の快挙だったと考えています。

学会発表と講演をあわせて50回以下にしたかったのですが合計69回でした。それでも過去3年の100回前後に比べればだいぶ減らすことができました。来年も50回を目標にします。知り合いでも知り合いでなくても、ほとんどの講演依頼はお断りさせていただきます。研究や執筆優先のためご理解の程よろしくお願い申し上げます。

英語論文は合計20本(筆頭9本、共著11本)と、今年の目標だった筆頭4本、共著2本を大幅に上回りました。これはリハ栄養のNST48プロジェクトが功を奏したことと(合計6本)、前田先生、社本先生の存在が大きいです。前田先生、社本先生、西岡さんをはじめ、一緒に執筆してくださった皆様に御礼申し上げます。

またGoogle Scholarで調べると、引用件数も増えていました。2011年29回 → 2012年13回 → 2013年16回 → 2014年40回 → 2015年95回。特にJCSMに掲載されたリハ栄養のレビュー論文は1年強で33回引用されました。自己引用も多いですが…。

リハ栄養を海外に広めようとなると、現実的な手段はリハ栄養の英語論文を増やすことです。自分でも引き続き執筆しなければいけませんが、NST48やNMS48などでの執筆支援にも引き続き力を入れたいと思います。リハ栄養のアウトプット集団となって、リーダーが増えれば嬉しいです。

今年上半期は英語論文のリジェクトがほとんどありませんでした。下半期になってリジェクトが10回以上ありました(苦笑)。リジェクトがほとんどないのは挑戦不足の可能性もあると思い、下半期は挑戦を意識しました。おかげさまで数多くの失敗経験をして心痛みましたが、学びも多かったです。

リハ栄養の書籍は今年も3冊、出版することができました。現在、2冊の書籍を編集中ですので、どちらも来年には出版できると思います。ただその次の書籍に関しては、リハ栄養ガイドラインを作成して出版したいと考えています。これは1-2年以内を目標としています。他に企画しようとは考えていません。

総説・書籍など依頼原稿は昨年とほぼ同じでした。ただ今後は、日本語の依頼原稿の大半を、どなたかとの共著にして私はチェック役に回ろうと考えています。これはNST48やNMS48メンバーに執筆してもらい、学習機会とすることが目的です。依頼内容によっては自分で執筆するつもりです。

日本リハビリテーション栄養研究会の会員数の伸びは減少しました。会員数が増えたほうがよいのは当然ですが、Facebookの壁で入会したくない方も多数います。非会員の方にリハ栄養の学習機会を数多く提供することを意識していますので、非会員でリハ栄養に関心のある方が増えればと思っています。

ブログはもうあまり執筆しないと思います。FacebookとTwitterだけで情報発信しているのが現状です。私の情報発信に関心のある方はTwilogを見て、キーワードで検索していただければと思います。
http://twilog.org/HideWakabayashi

テレビ・ラジオ・雑誌などへの出演は、こちらから働き掛けてできるものではあまりないので、声がかかれば対応するというのが現状です。あまり増えるのも問題ですが、1回もないと寂しいので今のペース程度であればいいかなと思っています。

全体としては日本語講演を減らして英語論文を増やして、リハ栄養を輸出産業として海外に発信するギアチェンジを開始できた1年でした。来年はより日本語講演を少なくして、英語論文を増やしたいと考えています。来年も英語論文を筆頭と共著で20本書けたら素晴らしいなあと思います。

以下、2015年の業績です。

(原著論文)
Nishioka S, Wakabayashi H, Yoshida T, Mori N, Watanabe R, Nishioka E. Nutritional improvement correlates with recovery of activities of daily living among malnourished elderly stroke patients in the convalescent stage: a cross-sectional study. J Acad Nutr Diet, in press
Nii M, Maeda K, Wakabayashi H, Nishioka S, Tanaka A. Nutritional improvement and energy intake are associated with functional recovery in patients after cerebrovascular disorders. J Stroke Cerebrovasc Dis, 2015 doi: 10.1016/j.jstrokecerebrovasdis.2015.08.033.
Nishioka S, Wakabayashi H, Yoshida T, Mori N, Watanabe R, Nishioka E. Japanese stroke patients with obesity have higher functional recovery in convalescent rehabilitation wards: A retrospective cohort study. J Stroke Cerebrovasc Dis, 2015 doi: 10.1016/j.jstrokecerebrovasdis.2015.08.029.
Wakabayashi H, Matsushima M, Uwano R, Watanabe N, Oritsu H, Shimizu Y. Skeletal muscle mass is associated with severe dysphagia in cancer patients. J Cachexia Sarcopenia Muscle 6(4):351-7, 201512
Wakabayashi H, Matsushima M. Neck circumference is not associated with dysphagia but with undernutrition in elderly individuals requiring long-term care. J Nutr Health Aging, doi: 10.1007/s12603-015-0587-8
Wakabayashi H, Matsushima M. Dysphagia assessed by the 10-item Eating Assessment Tool is associated with nutritional status and activities of daily living in elderly individuals requiring long-term care. J Nutr Health Aging 2015 doi:  10.1007/s12603-015-0481-4
Wakabayashi H, Sashika H, Matsushima M. Head lifting strength is associated with dysphagia and malnutrition in frail older adults. Geriatr Gerontol Int 15(4):410-6, 20154

(症例報告)
Wakabayashi H, Uwano R. Rehabilitation nutrition for possible sarcopenic dysphagia after lung cancer surgery: a case report. Am J Phys Med Rehabil, in press
Someya R, Wakabayashi H, Akiyama E, Hayashi K, Kimura K. Rehabilitation Nutrition for Acute Heart Failure on Inotropes with Malnutrition, Sarcopenia, and Cachexia: A Case Report. J Acad Nutr Diet, doi: 10.1016/j.jand.2015.11.002
Ueshima J, Maeda K, Wakabayashi H, Nishioka S, Nara S, Nakatani H
. Nutritional management of Fournier’s gangrene with rectal cancer: a case report. J Acad Nutr Diet, doi: 10.1016/j.jand.2015.09.021

(レター)
Saino Y, Wakabayashi H, Maeda K. Association between protein intake, occlusal force, and walking speed in older people. J Am Geriatr Soc, in press
Wakabayashi H, Maeda K, Shamoto H. Nutritional status is associated with the return home in older people living in a long-term care health facility. Geriatr Gerontol Int, in press
Wakabayashi H, Watanabe N, Anraku M, Oritsu H, Shimizu Y. Preoperative psoas muscle mass and postoperative gait speed following total hip arthroplasty for osteoarthritis. J Cachexia Sarcopenia Muscle, doi: 10.1002/jcsm.12046
Nishioka S, Wakabayashi H, Maeda K. Rehabilitation nutrition for undernourished participants in nursing home and home care: cluster randomized controlled study. Nutrition, doi:10.1016/j.nut.2015.10.015
Wakabayashi H, Maeda K, Shamoto H. Combined intervention of whey protein intake and rehabilitation in female patients with hip fracture in the early postoperative period. Clin Nutr, 34(6):1278-79, 201512
Koyama T, Maeda K, Anzai H, Koganei Y, Shamoto H, Wakabayashi H. Early commencement of oral intake and physical function are associated with early hospital discharge with oral intake in hospitalized elderly individuals with pneumonia. J Am Geriatr Soc, 63(10):2183-5, 201510
Wakabayashi H. A comment on "Improving rehabilitation following critical illness through outpatient physiotherapy classes and essential amino acid supplement: a randomised, controlled trial". J Crit Care, 30(5):1135, 201510
Maeda K, Wakabayashi H, Shamoto H. Angiotensin-converting enzyme inhibitor in tube-fed patients with stroke history. J Am Med Dir Assoc, 16(10):896-7, 201510
Maeda K, Wakabayashi H, Shamoto H. Combined intervention of protein supplementation and resistance training in medical patients. Clin Nutr, 34(5):1033-4, 201510
Shamoto H, Wakabayashi H, Maeda K. Changes in body composition in heart failure patients after a resistance exercise program and branched chain amino acid supplementation - Letter to the Editor. Clin Nutr 34(4):779-80, 20156
Wakabayashi H. Comment on "Decreased Tongue Pressure is Associated with Sarcopenia and Sarcopenic Dysphagia in the Elderly". Dysphagia 30(3): 373-374, 20156
Wakabayashi H. Commentary on Lee et al "Need-based nutritional intervention is effective in improving handgrip strength and Barthel Index scores of older people living in a nursing home: A randomized controlled trial". Int J Nurs Stud 52(7): 1281-1283, 20156
Wakabayashi H: Comment on “Early nutritional support and physiotherapy improved long-term self-sufficiency in acutely ill older patients”. Nutrition 31(3): 546, 20152

(総説)
若林秀隆:高齢者に対する手術の周術期・リハビリテーションにおける栄養の意義.老年医学53(12)p1251-1255, 201512
若林秀隆:サルコペニアの予防と治療;運動と栄養の成績.Orthopedics 28(13)p41-49, 201512
若林秀隆:サルコペニアの予防と治療.神経内科83(5)p384-389, 201511
若林秀隆:脳梗塞後~サルコペニアが進み、摂食嚥下リハを開始したケース.Gノート2(5)p708-713, 201510
若林秀隆:地域包括ケアにおける多職種連携と医師の役割.MEDICAMENT NEWS 2204p7-8, 20158
若林秀隆:高齢者と栄養‐フレイル・サルコペニアを知る.月刊薬事 57(9)p1433-1437, 20158
若林秀隆:リハビリテーション病床で求められる薬物療法と医学的管理‐経管栄養患者の医学的管理.臨床リハ 24(8)p806-810, 20157
若林秀隆:サルコペニア・フレイルに対する運動・リハビリテーション.臨床透析 31(8)p45-52, 20157
若林秀隆:アンチエイジングからサルコペニアを考える.Anti-aging Science 7(2)p28-33, 20157
若林秀隆:嚥下障害とフレイルはこう関連する.モダンフィジシャン 35(7)p880-884, 20156
若林秀隆:食を支えるリハビリテーション.日本慢性期医療協会誌23(2)p18-21, 20156
若林秀隆:悪液質の早期発見と包括的対応.Medical Practice32(5)p870, 20154
若林秀隆:サルコペニア、フレイル、老嚥.内科 115(5)p833-841, 20154
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-がん周術期.レジデントノート17(3)p618-623, 20154
若林秀隆:地域包括ケア病棟からのスムーズな退院に役立つ早期リハビリテーション栄養.Medical Alliance1(1)p36-43, 20154
若林秀隆、他:地域包括ケア時代における多職種連携と医師の役割.Medical Alliance1(1)p6-19, 20154
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-認知症.レジデントノート17(1)p141-146, 20153
若林秀隆:高齢CKD患者のリハビリテーション栄養の必要性.Nephrology Frontier14(1)p40-44, 20153
若林秀隆:リハビリテーション栄養のNST48:オーバービュー‐連載開始にあたって.臨床栄養126(3) p338-342, 20153
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-慢性閉塞性肺疾患(COPD).レジデントノート16(18)p3475-3480, 20152
若林秀隆:高齢者におけるリハビリテーションの阻害因子とそれに対する一般的対応‐栄養障害.Geriatic Medicine 53(1)p81-84, 20151
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-慢性心不全.レジデントノート16(16)p3054-3059, 20151
若林秀隆:サルコペニアとリハビリテーション栄養.最新医学70(1)p82-87, 20151

(著書)
【単著・編著】
日本リハビリテーション栄養研究会監修、若林秀隆編著:在宅リハビリテーション栄養.医歯薬出版,20159
若林秀隆:PTOTSTのためのリハビリテーション栄養 第2版~栄養ケアがリハを変える.医歯薬出版,20154
若林秀隆編著:認知症のリハビリテーション栄養.医歯薬出版,20151
【分担執筆】
若林秀隆:リハビリテーション栄養.日本摂食嚥下リハビリテーション学会編集:第5分野 摂食嚥下障害患者の栄養Ver2pp18-25201512
若林秀隆:サルコペニア.北村和夫他編集:日常診療のレベルアップ&ヒント72デンタルダイヤモンド社pp172-173201512
若林秀隆:嚥下障害とサルコペニア.荒井秀典編:サルコペニアとフレイル~医療職間連携による多角的アプローチ~.医薬ジャーナルpp112-120201511
若林秀隆:サルコペニア.森戸光彦編集主幹:老年歯科医学.医歯薬出版,pp179-18020159
若林秀隆:口から食べるための包括的評価と支援技術‐活動.小山珠美編集:口から食べるため幸せをサポートする包括的スキル.医学書院,pp56-5920159
若林秀隆:リハビリテーション栄養の現在と今後.吉田貞夫編集:高齢者栄養ケアUPDATE.医歯薬出版,pp170-17420158
若林秀隆:高齢者疾患.日本病態栄養学会編集:病態栄養専門医テキスト改訂第2版.南江堂,pp252-26120158
若林秀隆:リハビリテーション.草葉鉄周、横林賢一編集:総合診療専門医のカルテ1‐プロブレムリストに基づく診療の実際.中山書店,pp162-16320156
若林秀隆:栄養障害.草葉鉄周、横林賢一編集:総合診療専門医のカルテ1‐プロブレムリストに基づく診療の実際.中山書店,pp160-16120156
上野理美子、若林秀隆:栄養状態と嚥下機能の関係.藤島一郎、栢下淳監修:経口摂取アプローチハンドブック.日本医療企画,pp54-6120154
若林秀隆:臨床栄養の実際.徳田安春編:新・総合診療医学‐病院総合診療医学編第2版.カイ書林,pp80-8420152

(学会発表・講演)
Wakabayashi H: Skeletal muscle mass is associated with severe dysphagia in cancer patients. 8th Cachexia Conference, Paris, December, 2015.
Wakabayashi H: Dysphagia, Nutrition Status and Activities of Daily Living in in the Older Adults. 10th Asia/Oceania Congress of Gerontology and Geriatrics (IAGG Asia/Oceania 2015 Congress), Chiang Mai, October, 2015.
Wakabayashi H: Sarcopenia, sarcopenic dysphagia, and rehabilitation nutrition. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Wakabayashi H: Physical therapists, occupational therapists, and speech-language-hearing therapist in nutrition support team. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Wakabayashi H: Occlusal support, dysphagia, malnutrition and impaired activities of daily living in elderly individuals requiring long-term care: a path analysis. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Ishibashi I, Wakabayashi H, et al: Action to ESSENSE project by JSSMN, aiming at early mobilization after surgery with patient’s excellent satisifaction. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Nishioka S, Wakabayashi H, et al: Nutritional improvement correlates with recovery of activities of daily living among malnourished elderly convalescent stroke patients: a cross-sectional study. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Nakamichi M, Wakabayashi H, et al: Influence of long-term administration of acid reducer (proton-pump inhibitor) on malnutrition. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Nii M, Wakabayashi H, et al: Relationship between nutritional improvement and recovery of activities of daily living in convalescent stroke patients. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Oritsu H, Wakabayashi H, et al: Relationship between muscle mass and body function in patients undergoing cardiac surgery and rehabilitation. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Nishida Y, Wakabayashi H, et al: Nutritional status and duration of rehabilitation are associated with return home in older people living in long-term care health facility. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Kanehisa Y, Wakabayashi H: Questionnaire result report for nutrition and rehabilitation forum participant - Comparison between 2013 and 2014 -. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Uwano R, Wakabayashi H, et al: Skeletal muscle mass is associated with severe dysphagia in cancer patients. 16th Congress of Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia, Nagoya, July, 2015
Wakabayashi H: Rehabilitation nutrition for disabled elderly with malnutrition and sarcopenia. 12th China Nutrition Science Conference, Beijing, May, 2015
若林秀隆:リハビリテーション栄養の今後の展望.第5回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会,広島,201511
若林秀隆:地域包括ケア病棟におけるリハビリテーション栄養について.第1回地域包括ケア病棟研究大会,東京,201511
若林秀隆:リハビリテーション栄養‐理学療法士が知っておくべきこと.第49回近畿理学療法学会,神戸,201511
若林秀隆:腎不全患者さんのリハビリテーション栄養.第24回中国腎不全研究会,広島,201511
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害とリハ栄養.第2回日本サルコペニア・悪液質・消耗性疾患研究会,東京,201510
若林秀隆:リハ栄養からみたサルコペニアの現状と対策.第2回日本サルコペニア・フレイル研究会研究発表会,東京,201510
若林秀隆:サルコペニアに対するリハビリテーション栄養.第125回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会,名古屋,201510
若林秀隆:リハ栄養・サルコペニアの現状と展望.リハビリテーションケア合同研究大会神戸2015,神戸,201510
若林秀隆:ロコモティブシンドロームとサルコペニア.第62回日本栄養改善学会学術総会,福岡,20159
若林秀隆:褥瘡予防とリハビリテーション栄養.第17回日本褥瘡学会,仙台,20158
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害をいかに予防し治療するか.第3回口から食べる幸せを守る会全国大会,横浜,20157
若林秀隆:摂食嚥下障害集中セミナー―栄養.第16回日本言語聴覚学会,仙台,20156
若林秀隆:リハビリテーション栄養~栄養ケアなくして作業療法なし~.第49回日本作業療法学会,神戸,20156
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害に対する栄養アセスメントとリハ栄養管理.第38回日本栄養アセスメント研究会,市川,20156
若林秀隆:チーム医療としてのリハビリテーション栄養の実践.第50回日本理学療法学術大会,東京,20156
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害に対する栄養アセスメントとリハ栄養管理.第38回日本栄養アセスメント研究会,市川,20156
若林秀隆:リハビリテーション栄養とサルコペニア.52回日本リハビリテーション医学会学術集会,新潟,20155
若林秀隆:摂食嚥下障害のある癌患者の大腰筋筋肉量・ADLと経口摂取.52回日本リハビリテーション医学会学術集会,新潟,20155
若林秀隆:腎臓病患者のリハビリテーション栄養を考える.第5回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会,東京,20153
若林秀隆:人工股関節置換術を施行した変形性股関節症患者の前サルコペニアおよび前サルコペニア肥満の実態.第18回日本病態栄養学会,京都,20151

(研究助成金)
若林秀隆:CTによるサルコペニア指標の開発およびサルコペニアによる摂食・嚥下障害の解析.学術研究助成基金助成金 基盤研究(C) 80万円(内、間接経費24万円)、研究代表者
若林秀隆:嚥下障害の在宅高齢者に対する嚥下筋のレジスタンストレーニング:クラスターランダム化比較試験.東京慈恵会医科大学大学院研究助成金30万円、研究代表者

(その他:テレビ、ラジオ、雑誌)
若林秀隆:筋肉の減少「サルコペニア」が命を脅かす.NHKためしてガッテン:「骨筋力」で若返る.主婦と生活社,p920159
若林秀隆:運動だけでは不十分・筋肉強化に栄養が大切・介護予防へ取り組み進む.神奈川新聞,2015831
若林秀隆:サルコペニアのチェック法,サルコペニア改善法.BSジャパン・日経モーニングプラス,201584日,5
若林秀隆:寝たきりを防ぐリハビリテーション.栄養と料理81(4)p81-86, 20153
若林秀隆:筋肉が命を救う.栄養と料理81(4)p10-11, 20153

(受賞)

The 16th congress of PENSA (Parenteral and Enteral Nutrition Society of Asia). Best Free Paper Award Oral Presentation. Occlusal support, dysphagia, malnutrition and impaired activities of daily living in elderly individuals requiring long-term care: a path analysis

2015年12月11日金曜日

講演ビデオ:要注意!サルコペニアのやせ・肥満

平成27年10月31日に開催された第5回区民医療公開講座で、私が「要注意!サルコペニアのやせ・肥満」の講演をしたときのビデオです。後半は認知症に関する羽生先生の講演ビデオです。約45分です。お時間と関心のある方はよかったらぜひ。



2015年12月2日水曜日

リハ栄養のNMS48メンバー募集(言語聴覚士)

日本リハビリテーション栄養研究会では、管理栄養士向けのリハ栄養のNST48プロジェクトに続いて、言語聴覚士向けのリハ栄養のNMS48プロジェクトを立ち上げることにしました。
目的は、リハ栄養・栄養・嚥下領域でSTのアウトプットを支援することと(具体的には2年後のアジアST学会など国際学会発表と英語・日本語論文執筆。日本語での学会発表は支援外)。ST業界の中でリハ栄養領域のリーダーとなるSTを養成することです。
参加対象は、①ST、②日本リハ栄養研究会会員、③リハ栄養・栄養・嚥下領域でアウトプット(学会発表・論文執筆)を希望される方です。インプット学習したいだけの方は対象外とさせていただきます。
組織体制は、リーダーが永見さん、森さん、園田さんの3人です。3人の頭文字でNMSです(笑)。顧問は前田先生、社本先生、ファシリテーターは藤原先生で、プロデューサーが若林です。
参加方法ですが、Facebookのメッセージで鈴木瑞恵さん宛にNMS48入会希望、所属先、メールアドレスを送付してください。鈴木瑞恵さんと友達でない場合には友達申請も行ってください。その後にリハ栄養のNMS48のFacebookグループに登録されます。
https://www.facebook.com/bluerosemusiker
私の夢は、2年後のアジアST学会でNMS48のSTが48人以上、発表することです。アウトプットの支援はグループ内で行いますので、アウトプットしたいSTの皆様のご参加をお待ちしています。よろしくお願い申し上げます。

2015年11月25日水曜日

モダンフィジシャン:高齢者の摂食嚥下サポート

雑誌「モダンフィジシャン」の最新号(2015年12月号)で高齢者の摂食嚥下サポートの特集を企画しました。脳卒中モデルから高齢者モデルへのパラダイムシフトが必要です。執筆してくださった皆様に深謝いたします。多くの方に読んでほしいです。
http://shinkoh-igaku.jp/magazine/index.html
企画・編集:若林 秀隆 高齢者の摂食嚥下サポート
巻頭言(若林 秀隆)
■老嚥と摂食嚥下障害の原因
1.フレイルとサルコペニア(荒井 秀典)
2.老嚥(金久 弥生)
3.オーラルフレイル(糸田 昌隆)
4.サルコペニアの摂食嚥下障害(前田 圭介)
5.認知症の摂食嚥下障害(平野 浩彦)
6.薬剤性の摂食嚥下障害―味覚障害も含めて―(東 敬一朗)
■診察時にできる老嚥と摂食嚥下障害の評価
1.診察時にできる摂食嚥下スクリーニングテスト(石井 良昌他)
2.診察時にできる老嚥の評価:EAT-10(栢下 淳)
3.診察時にできる口腔機能と口腔環境の評価(貴島真佐子)
4.診察時にできるサルコペニアの摂食嚥下障害の評価(吉村 芳弘)
5.診察時にできる認知症の摂食嚥下障害の評価(枝広あや子)
■老嚥と摂食嚥下障害のリハビリテーション
1.診察時にできる老嚥に対する摂食嚥下訓練(上野理美子)
2.診察時にできるオーラルフレイルに対する口腔ケアと訓練(白石 愛)
3.診察時にできる摂食嚥下障害患者に対する薬剤調整(長谷川 聰)
4.診察時にできる摂食嚥下障害に対する嚥下調整食指導(園井 みか)
5.サルコペニアの摂食嚥下障害とリハビリテーション栄養(西岡 心大)
6.誤嚥性肺炎に対する早期リハビリテーション(百崎 良)
7.誤嚥性肺炎に対する早期経口摂取(小山 珠美)
8.認知症の摂食嚥下障害に対するリハビリテーション(山田 律子)
9.摂食嚥下障害に対する歯科治療(藤本 篤士)

2015年11月24日火曜日

地域包括ケア病棟とリハ栄養

昨日は第1回地域包括ケア病棟研究大会でリハ栄養の講演をしてきました。約300人の参加で盛会でした。地域包括ケア病棟でリハ栄養を浸透させることの大切さを再認識しました。
先日、地域包括ケア病棟協会で行ったアンケートに「リハ栄養実施の有無」が含まれていました。あり13、なし30、予定8ということで約1/4の地域包括ケア病棟ではすでにリハ栄養を実践しているという結果でした。講演の最初に参加者に聞いてみても同じ結果でした。質の差はあるにせよ、すでに1/4の施設でリハ栄養が実践されていることに驚きました。私が驚いてはいけませんが(笑)。
地域包括ケア病棟入院患者の半数はポストアキュート、つまり急性期病院での初期加療後です。となると地域包括ケア病棟におけるリハ栄養の役割はかなり大きいと言えます。今まで回復期リハ病棟でのリハ栄養を主に考えてきましたが、今後は地域包括ケア病棟でのリハ栄養も主に考えるべきだと実感しました。
地域包括ケア病棟では平均2単位以上のリハが実施されていますし、NSTも7割の施設であります。でもリハ+NST=リハ栄養ではありません。病棟もしくはNSTでリハ栄養カンファレンスを行うことが必要ですし、リハから見た栄養、栄養から見たリハの両者を考慮することも必要です。
芳珠記念病院の地域包括ケア病棟では多職種(管理栄養士・医師・薬剤師・看護師・介護士・リハスタッフ)でリハ栄養カンファレンスを毎週、実施しています。サルコペニアと診断された患者(9-10月で全体の28%)にBCAA配合ドリンクを提供しています。栄養状態にあわせ運動負荷量を調整しています。
約1/4の地域包括ケア病棟でリハ栄養が実践されていますので、今後は実践の質をより高めることができるような支援が必要です。地域包括ケア病棟でのリハ栄養実践報告、エビデンス創出も大切です。リハ栄養ガイドラインの作成も、地域包括ケア病棟でのリハ栄養実践に役立つでしょう。
地域包括ケア病棟でのリハ栄養の現状と今後の展望を考える貴重な機会となりました。このような機会を作ってくださった大会長の加藤章信先生と、地域包括ケア病棟協会会長の仲井培雄先生に深謝いたします。第2回は地域包括ケア病棟研究大会は来年6月頃に四国で開催されるようです。

2015年8月24日月曜日

在宅リハビリテーション栄養

9月下旬に書籍「在宅リハビリテーション栄養」が出版されます。在宅リハ栄養の必要性,在宅リハ栄養評価,在宅リハ栄養プランを理解し実際に在宅リハ栄養を実践できることを目指しまとめられた一冊となっています。
大変お忙しい中、執筆してくださった皆様に深謝いたします。

https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=219440

2015年7月28日火曜日

がん患者では骨格筋量が重度嚥下障害と関連する

がん患者では骨格筋量が重度嚥下障害と関連するという論文が、J Cachexia Sarcopenia Muscleに掲載されました。以下のHPで全文読めます。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jcsm.12052/full

サルコペニアの嚥下障害とリハ栄養に関心のある多くの方に読んでほしいですね。よろしくお願い申し上げます。

Background

The purpose of this study was to assess the association between skeletal muscle mass, activities of daily living (ADLs) and severe dysphagia in cancer patients.

Methods

A nested case-control study was performed in 111 consecutive cancer patients with dysphagia who were prescribed speech therapy. Skeletal muscle mass comprising the cross-sectional area of the left and right psoas muscles was assessed via abdominal computed tomography at the third lumbar vertebral level. ADLs were evaluated by the Barthel Index. The severity of dysphagia was assessed by the Food Intake Level Scale and was characterized by non-oral feeding or oral food intake at discharge. Univariate and logistic regression analyses were applied to examine the associations between dysphagia, skeletal muscle index (SMI) and ADLs.

Results

There were 86 men and 25 women (mean age, 70 years). The mean SMI was 5.68 ± 1.74 cm2/m2 in men and 4.43 ± 1.21 cm2/m2 in women. The median Barthel Index score was 20. Thirty-three patients were on non-oral feeding at discharge. The mean SMI did not differ significantly between non-oral feeding and oral food intake groups in t-test. The median Barthel Index score was lower in the non-oral feeding group in Mann–Whitney U test. Logistic regression analysis of the severity of dysphagia adjusted for age, sex, SMI, Barthel Index score, serum albumin, cancer type and stage, and vocal cord paralysis showed that SMI was associated independently with oral food intake at discharge. Barthel Index score showed a tendency to be associated with oral food intake.

Conclusions

Skeletal muscle mass is associated with severe dysphagia in cancer patients. ADLs show a tendency to be associated with severe dysphagia in cancer patients.

2015年7月27日月曜日

日本リハ栄養研究会:ニュースレター号外

日本リハビリテーション栄養研究会のニュースレター号外です。PENSA名古屋2015でリハ栄養の演題がポスター、オーラルと両方のアワードを受賞しましたので、吉村先生が作成してくれました。PENSAに参加された方もされなかった方も見てくださいね。


2015年7月8日水曜日

Pre-operative psoas muscle mass and post-operative gait speed following total hip arthroplasty for osteoarthritis

変形性股関節症の人工股関節置換術患者では、術前の非術側の大腰筋筋肉量が退院時の歩行速度と関連するという論文が、Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle(JCSM)に掲載されました。以下のHPで全文読めます。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jcsm.12046/full

サルコペニア関連論文がJCSMに載るのはとても嬉しいですね。歴史の新しい雑誌であるためか、日本からの論文掲載はまだ少ないようです。しかし、JCSMのImpact Factorは2014年も7.3と高いですし、多くの方にリハ栄養やサルコペニア関連の論文をJCSMに投稿してほしいですね。

2015年6月29日月曜日

2015年前半の振り返り

2015年も間もなく前半が終わりますので、前半を振り返ってみたいと思います。

学会発表・講演筆頭演者 2013年上半期16回  → 2014年上半期5回 → 2015年上半期9回(国際学会1回)

講演(大学講義なども含め) 2013年上半期33回 → 2014年上半期33回 → 2015年上半期16回

書籍(編著) 2013年上半期 0冊 → 2014年上半期1冊(悪液質とサルコペニア)→ 2015年上半期2冊

総説・書籍など依頼原稿 2013年上半期17本 → 2014年上半期21本 → 2015年上半期18本

原著論文 2013年上半期0本 → 2014年上半期2本(英語、日本語1本ずつ) → 2015年上半期9本(すべて英語で筆頭原著2本、筆頭レター4本、共著レター3本)

日本リハビリテーション栄養研究会会員数 

2013年6月30日2551人 → 2014年6月27日3542人 → 2015年6月29日4490人

ブログ執筆本数 2013年上半期95本 → 2014年上半期31本  → 2015年上半期12本

Twitterつぶやき回数  2013年上半期867回 → 2014年上半期713回  → 2015年上半期572回

学会発表・講演の合計が半年で25回まで減少しました。2年前の半分ですね。昨年後半からの講演ポリシーで、学会での講演・シンポジウムなど以外、原則として講演依頼はお断りさせていただくことにした効果です。ただ後半はすでに35回入っていますので、かなり苦しい下半期になりそうです。

2015年の目標として学会発表・講演の合計を50回以内としたのですが、達成できませんでした。そのため、これからは今まで以上に厳しい講演ポリシーにします。学会での講演・シンポジウムも一部お断りして、その他の講演依頼は原則として全て辞退させていただきます。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

ただ北京の中国栄養学会で講演したこと、PT学会、OT学会、ST学会すべてでシンポジストか講演をさせていただいたことは、自分にとって貴重な学習と財産になりました。すべて本当は近いのに、今まで遠くに感じていました。PT学会、OT学会、ST学会で質に大差があることも初めて知りました。

書籍はPT・OT・STのリハ栄養第2版を含めての2冊ですので、こんなものかなと思います。現在、3冊の書籍企画が動いていますので、これ以上の書籍企画は不要です。今の自分には、これ以上の書籍出版は不要ですし、書籍以外のことにエネルギーを注ぐべきだと考えています。

総説・書籍などの依頼原稿執筆数は、例年通りです。とはいえこれも多すぎですね。講演に比べるとお断りしにくいのが現状ですが、それでも自分でなくても執筆できそうな項目に関しては、他の方に無茶ぶりかお断りすることで対応したいと思います。

筆頭著者の英語論文4本、非筆頭著者の英語論文2本というのを、今年の目標に掲げました。ハードルが高い目標だと今でも考えていますが、筆頭著者の英語論文6本、非筆頭著者の英語論文3本と、前半だけで目標をクリアしてしまいました。ようやく英語論文を執筆できるようになった気がします。

日本リハビリテーション栄養研究会の会員数は若干増加ペースが低下していますが、それでも1年で約1000人増加というペースを維持しています。2年半後を意識した日本リハ栄養研究会の組織改革を現在構想、準備中です。より多くの成果を出せる研究会にしたいと考えています。

ブログは激減、Twitterは微減といったところです。リハ栄養の情報発信は、FacebookとTwitterを今後もメインに行いたいと思います。ブログより私のTwilogをみていただければと思います。
http://twilog.org/HideWakabayashi

2015年後半に向けてですが、2016年度からの生き方を決めることが最優先の課題です。アカデミックな世界では、英語論文でしか業績評価されないことを改めて実感しています。リハ栄養を世界に発信することが一番の目的ですが、英語論文の執筆は同じペースで進めなければと考えています。

次に日本リハビリテーション栄養研究会の改革を行いたいと考えています。会員数4500人であることを考えると、今の成果は不十分だと感じています。会員の力を結集すれば、質・量ともにより多くの成果を出せるはずですので、より成果を出せて魅力的な研究会になるよう頑張ります。

以下、2015年前半の業績です。

(原著論文)
Maeda K, Wakabayashi H, et al. Combined intervention of protein supplementation and resistance training in medical patients. Clin Nutr, doi: 10.1016/j.clnu.2015.05.008
Wakabayashi H. A comment on "Improving rehabilitation following critical illness through outpatient physiotherapy classes and essential amino acid supplement: a randomised, controlled trial". J Crit Care, doi: 10.1016/j.jcrc.2015.05.014.
Wakabayashi H, Matsushima M, Uwano R, Watanabe N, Oritsu H, Shimizu Y. Skeletal muscle mass is associated with severe dysphagia in cancer patients. J Cachexia Sarcopenia Muscle, in press
Wakabayashi H, Watanabe N, Anraku M, Oritsu H, Shimizu Y. Preoperative psoas muscle mass and postoperative gait speed following total hip arthroplasty for osteoarthritis. J Cachexia Sarcopenia Muscle, in press
Wakabayashi H, Matsushima M. Neck circumference is not associated with dysphagia but with undernutrition in elderly individuals requiring long-term care. J Nutr Health Aging, in press
Shamoto H, Wakabayashi H, et al. Changes in body composition in heart failure patients after a resistance exercise program and branched chain amino acid supplementation - Letter to the Editor. Clin Nutr 34(4):779-80, 20156
Wakabayashi H. Comment on "Decreased Tongue Pressure is Associated with Sarcopenia and Sarcopenic Dysphagia in the Elderly". Dysphagia 30(3): 373-374, 20156
Koyama T, Wakabayashi H, et al. Early commencement of oral intake and physical function are associated with early hospital discharge with oral intake in hospitalized elderly individuals with pneumonia. J Am Geriatr Soc, in press
Wakabayashi H, Matsushima M: Dysphagia assessed by the 10-item Eating Assessment Tool is associated with nutritional status and activities of daily living in elderly individuals requiring long-term care. J Nutr Health Aging 2015 doi:  10.1007/s12603-015-0481-4
Wakabayashi H. Commentary on Lee et al "Need-based nutritional intervention is effective in improving handgrip strength and Barthel Index scores of older people living in a nursing home: A randomized controlled trial". Int J Nurs Stud 52(7): 1281-1283, 20156
Wakabayashi H: Comment on “Early nutritional support and physiotherapy improved long-term self-sufficiency in acutely ill older patients”. Nutrition 31(3)p546, 20152
Wakabayashi H, Sashika H, Matsushima M. Head lifting strength is associated with dysphagia and malnutrition in frail older adults. Geriatr Gerontol Int 15(4):410-6, 20154

(総説)
若林秀隆:嚥下障害とフレイルはこう関連する.モダンフィジシャン 35(7)p880-884, 20156
若林秀隆:食を支えるリハビリテーション.日本慢性期医療協会誌23(2)p18-21, 20156
若林秀隆:悪液質の早期発見と包括的対応.Medical Practice32(5)p870, 20154
若林秀隆:サルコペニア、フレイル、老嚥.内科 115(5)p833-841, 20154
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-がん周術期.レジデントノート17(3)p618-623, 20154
若林秀隆:地域包括ケア病棟からのスムーズな退院に役立つ早期リハビリテーション栄養.Medical Alliance1(1)p36-43, 20154
若林秀隆、他:地域包括ケア時代における多職種連携と医師の役割.Medical Alliance1(1)p6-19, 20154
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-認知症.レジデントノート17(1)p141-146, 20153
若林秀隆:高齢CKD患者のリハビリテーション栄養の必要性.Nephrology Frontier14(1)p40-44, 20153
若林秀隆:リハビリテーション栄養のNST48:オーバービュー‐連載開始にあたって.臨床栄養126(3) p338-342, 20153
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-慢性閉塞性肺疾患(COPD).レジデントノート16(18)p3475-3480, 20152
若林秀隆:高齢者におけるリハビリテーションの阻害因子とそれに対する一般的対応‐栄養障害.Geriatic Medicine 53(1)p81-84, 20151
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-慢性心不全.レジデントノート16(16)p3054-3059, 20151
若林秀隆:サルコペニアとリハビリテーション栄養.最新医学70(1)p82-87, 20151

(著書)
【単著・編著】
若林秀隆:PTOTSTのためのリハビリテーション栄養 第2版~栄養ケアがリハを変える.医歯薬出版,20154
若林秀隆:認知症のリハビリテーション栄養.医歯薬出版,20151
【分担執筆】
若林秀隆:リハビリテーション.草葉鉄周、横林賢一編集:総合診療専門医のカルテ1‐プロブレムリストに基づく診療の実際.中山書店,pp162-16320156
若林秀隆:栄養障害.草葉鉄周、横林賢一編集:総合診療専門医のカルテ1‐プロブレムリストに基づく診療の実際.中山書店,pp160-16120156
上野理美子、若林秀隆:栄養状態と嚥下機能の関係.藤島一郎、栢下淳監修:経口摂取アプローチハンドブック.日本医療企画,pp54-6120154
若林秀隆:臨床栄養の実際.徳田安春編:新・総合診療医学‐病院総合診療医学編第2版.カイ書林,pp80-8420152

(学会発表・講演)
Hidetaka Wakabayashi: Rehabilitation nutrition for disabled elderly with malnutrition and sarcopenia. 12th China Nutrition Science Conference, Beijing, May 2015
若林秀隆:摂食嚥下障害集中セミナー―栄養.第16回日本言語聴覚学会,仙台,20156
若林秀隆:リハビリテーション栄養~栄養ケアなくして作業療法なし~.第49回日本作業療法学会,神戸,20156
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害に対する栄養アセスメントとリハ栄養管理.第38回日本栄養アセスメント研究会,市川,20156
若林秀隆:チーム医療としてのリハビリテーション栄養の実践.第50回日本理学療法学術大会,東京,20156
若林秀隆:リハビリテーション栄養とサルコペニア.52回日本リハビリテーション医学会学術集会,新潟,20155
若林秀隆:摂食嚥下障害のある癌患者の大腰筋筋肉量・ADLと経口摂取.52回日本リハビリテーション医学会学術集会,新潟,20155
若林秀隆:腎臓病患者のリハビリテーション栄養を考える.第5回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会,東京,20153
若林秀隆:人工股関節置換術を施行した変形性股関節症患者の前サルコペニアおよび前サルコペニア肥満の実態.第18回日本病態栄養学会,京都,20151

(研究助成金)
若林秀隆:CTによるサルコペニア指標の開発およびサルコペニアによる摂食・嚥下障害の解析.学術研究助成基金助成金 基盤研究(C) 80万円(内、間接経費24万円)、研究代表者
若林秀隆:嚥下障害の在宅高齢者に対する嚥下筋のレジスタンストレーニング:クラスターランダム化比較試験.東京慈恵会医科大学大学院研究助成金30万円、研究代表者

(その他:テレビ、ラジオ、雑誌)
若林秀隆:寝たきりを防ぐリハビリテーション.栄養と料理81(4)p81-86, 20153
若林秀隆:筋肉が命を救う.栄養と料理81(4)p10-11, 20153