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2010年9月29日水曜日

リハビリテーション科医師不足2

日本経済新聞にも「医師2.4万人不足、地域・診療科で差 厚労省が初調査」という記事が掲載されています。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0EBE2E3938DE0EBE2EBE0E2E3E29180E2E2E2E2;at=ALL


「調査は今年6月、全国の病院とマタニティークリニック1万262施設にアンケートを送付。医師の求人数や求人の理由などを聞き、8698施設から回答を得た(回答率84.8%)。」とのことで、回答率は十分高いと考えます。

「診療科別でも差が明らかになった。リハビリ科1.23倍や救急科1.21倍などは人員不足が目立った一方で、美容外科(1.03倍)やアレルギー科(1.03倍)などでは必要な数に近い医師数がいた。」ということで、今回のアンケート調査では、リハビリテーション科医師不足は救急科より深刻という結果です。

実際、リハ科専門医が比較的多い神奈川県の急性期病院や回復期リハ病院でさえ、リハ科専門医が充足しているとはとてもいえない状況です。リハ科専門医の必要数が3000~4000人と試算されているため、あと1300~2300人のリハ科専門医がいれば充足することになります。

「リハビリテーション科専門医需給」に関する報告
日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科専門医会
「リハ科専門医需給に関するワーキンググループ」 担当幹事 佐伯 覚
委員 菅原英和,瀬田 拓,水野勝広,吉田 輝,若林秀隆
http://www.jarm.or.jp/member/member_specialists_supply-demand.html
http://www.jarm.or.jp/wp-content/uploads/file/member/member_specialists_supply-demand.pdf

ただ現在のリハ科専門医試験の受験者数、合格者数は100人を超えることがないため、現状では充足するには少なくとも数十年、もしくはいつまでも不可能と考えられています。まずはリハビリテーション科医師不足が深刻であることが正しく伝わるとありがたいです。

リハ科医師不足

今朝の朝日新聞に、勤務医1.8万人不足 地域・診療科に偏り 厚労省調査という記事が掲載されています。

http://www.asahi.com/health/news/TKY201009280495.html

その最初に「全国の病院に勤務する医師数は約1万8千人不足していることが、厚生労働省の調査でわかった。地方に比べ都市部に医師が集中している地域偏在や、救急科やリハビリ科での不足がより深刻であるなど診療科ごとの偏りも判明。」とあります。

医師不足はいろんな記事で言われていましたが、わがリハ科医師の不足が深刻であるとの記事は初めてみました。

「必要医師数の倍率として、病気の後遺症でおきる運動障害などを総合的にみるリハビリ科や、救急科で1.2倍を超えていた。」そうです。

以前日本リハ医学会の専門医会で、リハ科専門医の必要数は約3000~4000人という試算を出しました、一方、現在のリハ科専門医数は1730人です。

https://member.jarm.or.jp/specialist.php

これを機にリハ科医師の増加につながることを期待しています。ただ、勤務医の不足人数が1.8万人ということには疑問がありますが…。