学会発表・講演筆頭演者 2013年上半期16回 → 2014年上半期5回 → 2015年上半期9回(国際学会1回) → 2016年上半期10回
講演(大学講義なども含め) 2013年上半期33回 → 2014年上半期33回 → 2015年上半期16回 → 2016年上半期20回
書籍(編著) 2013年上半期 0冊 → 2014年上半期1冊(悪液質とサルコペニア) → 2015年上半期2冊 → 2016年上半期2冊
総説・書籍など依頼原稿 2013年上半期17本 → 2014年上半期21本 → 2015年上半期18本 → 2016年上半期13本
論文 2013年上半期0本 → 2014年上半期2本(英語、日本語1本ずつ) → 2015年上半期9本(すべて英語で筆頭原著2本、筆頭レター4本、共著レター3本) → 2016年上半期17本(筆頭論文はありませんが、英語原著4本、日本語原著1本、英語症例報告1本、英語レター11本)
日本リハビリテーション栄養研究会会員数 2013年6月30日2551人 → 2014年6月27日3542人 → 2015年6月29日4490人 → 2016年6月30日5101人
Twitterつぶやき回数 2013年上半期867回 → 2014年上半期713回 → 2015年上半期572回 → 2016年上半期434回
学会発表・講演筆頭演者と講演で合計50回以内を1年の目標としていましたが、上半期で30回とオーバーしてしまいました。下半期も30回以上確定ですので、減らし切れていないのが実情です。お断りしている回数は過去最高だと思うのですが、もっとお断りしないとダメですね。
書籍は、リハ栄養ではなく、医師・多職種向けのリハ入門書「その患者さん、リハ必要ですよ」を出版できたことが成果だと思います。栄養の入門書は多数ありますが、リハの入門書は意外と少ないので、医師や管理栄養士など多職種がリハを学ぶきっかけにしてほしいです。
依頼原稿は数も減っていますし、他の方との共著の数も増えていますので、順調です。今後も依頼原稿はできるだけ一人では執筆しないで、お断りもしくは共著の形にしたいと考えています。今後は英語の依頼原稿を共著でという形が増えていくかもしれません。
論文は英語論文で年内20本を目標としていました。幸い上半期で16本ですので、これは目標達成できると思います。筆頭論文はありませんが、英語書籍原稿で執筆済みのチャプターは1つあります。投稿中の筆頭論文も2つあります。年内にはアクセプトさせたいですね。
英語論文で筆頭著者が1つもないということは、英語論文執筆指導をする機会が増えたことの表れで、これはよいことだと考えています。リハ栄養は日本から世界に英語でコンセプトやエビデンスを発信することが必要ですので、多くの方に英語論文に挑戦してほしいです。
日本リハビリテーション栄養研究会の会員数の伸びは遅くなっていますが、5000人を超えました。今後、法人化・学会化、Facebookを使用していない人でも会員(年会費は発生しますが)になれる仕組み作りなど、組織変革が必要となりつつあります。
Twitterでのつぶやき回数が減少したのは、紹介したくなるリハ栄養関連論文の数が減少したことの表れだと思います。自分の中でそれなりにリハ栄養やサルコペニアの知識の体系ができたので、その体系を強化する論文だけを紹介しているのが現状です。
その他では、東京慈恵会医科大学大学院臨床疫学研究部を卒業してPhDの学位を取得したことと、日本リハビリテーション病院・施設協会の理事と医科歯科連携推進委員会委員長になったことが、上半期のイベントでした。
下半期に向けて、新しいことに挑戦しようと考えています。生活スタイルや研究領域がかなり硬直化していて、抜本的に変えることはできませんが、少しでも新しいことを開始して変化を作る下半期にしようと思います。
一方で、リピーターとして定期的にこなすタスク・行事も増やしたいと考えています。先程と矛盾していますが、定期的(主に月単位・年単位)にこなすタスク・行事を明確にして増やしつつ、その他の部分で新しいことに挑戦して、継続と変革のバランスをとりたいです。
以下、上半期の研究業績です。
(原著論文)
Maeda K, Shamoto H, Wakabayashi H, Enomoto
J, Takeichi M, Koyama T. Reliability and validity of a simplified comprehensive
assessment tool for feeding support: KT index. J Am Geriatr Soc, in press
Takada K, Sashika H, Wakabayashi H,
Hirayasu Y. Social participation and quality of life of patients with traumatic
brain injury living in the community: A mixed methods study. Brain Injury, in
press
白石愛、吉村芳弘、若林秀隆、他.高齢入院患者における口腔機能障害はサルコペニアや低栄養と関連する.日本静脈経腸栄養学会雑誌31p711-717, 2016年4月
Shiraishi A, Yoshimura Y, Wakabayashi H, Tsuji
Y. Poor oral status is associated with rehabilitation outcome in older people. Geriatr
Gerontol Int, doi: 10.1111/ggi.12763
Kokura Y, Maeda K, Wakabayashi H, Nishioka
S, Higashi S. High nutritional-related risk on admission predicts less improvement
of functional independence measure in geriatric stroke patients: a
retrospective cohort study. J Stroke Cerebrovasc Dis 25: 1335-1341, 2016年6月
(症例報告)
Asano K, Wakabayashi H, Kikuchi N, Sashika
G. Acute myeloid leukemia presenting with complete paraplegia and bilateral
total blindness due to central nervous system involvement. Spinal Cord Series
and Cases 1: 15035, 2016年4月
(レター)
Fujiwara D, Wakabayashi H. Cut-off point
for chair stand time when used as a surrogate for gait speed in sarcopenia
diagnosis. Geriatr Gerontol Int, in press
Yoshimura Y, Wakabayashi H, Maeda K,
Nishioka S. Relationship between sarcopenia and household status in
community-dweling older women. Geriatr Gerontol Int, in press
Ueshima J, Wakabayashi H, Maeda K, Nishioka
S. The relevance of muscle mass and quality to postoperative complications
after open colon resection. Int J Colorectal Dis. doi: 10.1007/s00384-016-2571-0
Mori R, Shamoto S, Maeda K, Wakabayashi H. Sarcopenia
is a possible independent risk factor of cognitive decline in community-dwelling
older people. J Am Med Dir Assoc 17: 559-560, 2016年6月
Suzuki M, Maeda K, Shamoto S, Wakabayashi H.
Effects
of aging and sarcopenia on strength of swallowing muscles in older adults. Geriatr Gerontol Int, in press
Nishioka S, Shamoto
H Maeda K, Wakabayashi H. Relationship between body mass index and functional recovery in
stroke rehabilitation setting. Disabil Rehabil, doi:10.3109/09638288.2016.1161083
Hatta R, Maeda K, Shamoto S, Wakabayashi H.
Correlation between nutritional status and frailty regarding saliva secretion
and occlusal force in the community-dwelling older people. Geriatr Gerontol Int,
in press
Maeda K, Wakabayashi H. Shamoto S. Associations
between tongue strength and swallowing difficulty in the older adults receiving
long-term care. Clin Nutr 35: 772-773, 2016年6月
Kokura Y, Maeda K, Wakabayashi H. Pulmonary
rehabilitation and oral nutritional supplement enriched with
beta-hydroxy-beta-methylbutyrate for bronchiectasis participants: a
prospective, randomised study. Clin Nutr 35: 767-768, 2016年6月
Nishioka S, Shamoto
H Maeda K, Wakabayashi H. Extreme obesity may predict better functional outcomes among stroke
patients: concerns regarding body composition and weight management. BMJ Open, published
online January 5, 2016
Suzuki T, Wakabayashi H, Maeda K. Effect of early nutritional
follow-up after discharge on activities of daily living in malnourished,
independent, geriatric patients: Are activities of daily living only affected
by nutrition intervention? J Nutr Health Aging 20: 583, 2016年5月
(総説)
若林秀隆:老嚥(Presbyphagia).モダンフィジシャン36(7)807, 2016年6月
若林秀隆:プライマリ・ケア医師にこそ必要なリハ栄養の知識 ―リハビリテーションなくして総合診療なし!―.治療98(6)770-774, 2016年6月
若林秀隆:高齢者の廃用症候群をくい止めるリハビリテーション栄養の必要性.月刊保団連 1220p19-25, 2016年6月
吉田朱見、若林秀隆:その患者さん、「低栄養」ではありませんか? 看護師に知ってもらいたいリハ栄養の視点.ナーシングビジネス10(6)74-77, 2016年5月
小坂鎮太郎、若林秀隆:今日から使える栄養療法の質を上げるケーススタディ‐総論:栄養療法の進め方・考え方.日本医事新報4786p40-47, 2016年1月
若林秀隆:高齢者の栄養療法.レジデントノート増刊
17(17)p229-236, 2016年1月
若林秀隆:今、なぜ在宅リハビリテーション栄養か.地域リハビリテーション 11(1)p12-13, 2016年1月
若林秀隆:サルコペニア予防のための運動療法.LIPID27(1)p67-72, 2016年1月
(著書)
【単著・編著】
若林秀隆、岡田唯男、北西史直:その患者さん、リハ必要ですよ! ! 〜病棟で、外来で、今すぐ役立つ! 評価・オーダー・運動療法、実践リハビリテーションのコツ,羊土社,2016年6月
森脇久隆、大村健二、若林秀隆:治療を支える疾患別リハビリテーション栄養―リハと栄養はベストカップル,南江堂,2016年2月
【分担執筆】
若林秀隆:リハビリテーションと栄養.日本病態栄養学会編:病態栄養認定管理栄養士のための病態栄養ガイドブック,pp331-335,2016年6月
若林秀隆:サルコペニア・フレイルの原因と治療.中尾俊之編:CKD・透析患者の食事療法と運動療法,pp192-198,2016年6月
山田友美、若林秀隆:サルコペニアによる摂食嚥下障害について教えてください.加藤明彦編:CKD患者栄養・運動療法の考えかた、やりかた,pp60-64,2016年6月
若林秀隆:サルコペニア.上月正博、正門由久、吉永勝訓編:リハビリテーションにおける評価Ver.3,pp425-430,2016年4月
若林秀隆、鈴木瑞恵:嚥下障害・誤嚥性肺炎.葛谷雅文編集:JCNセレクト11健康寿命延伸をめざす栄養戦略‐フレイル・疾病重症化予防のために,pp119-124,2016年4月
(学会発表・講演)
若林秀隆:今、なぜ在宅リハビリテーション栄養か.第4回日本在宅栄養管理学会学術集会,武庫川,2016年6月
若林秀隆:PT・OT・STのためのリハ栄養について~栄養ケアがリハを変える.第8回日本訪問リハビリテーション協会学術大会,東京,2016年6月
若林秀隆:サルコペニアとリハビリテーション栄養-高齢化社会におけるプライマリケアスタッフが果たす障害予防-.第7回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会,浅草,2016年6月
若林秀隆:フレイル・サルコペニア対策におけるリハビリテーション栄養の重要性.第7回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会,浅草,2016年6月
若林秀隆:サルコペニアと悪液質に対する栄養アセスメントとリハビリテーション栄養管理.第39回日本栄養アセスメント研究会,神戸,2016年6月
若林秀隆:医原性サルコペニアの予防と治療-リハビリテーション栄養.米国内科学会(ACP)日本支部年次総会2016,京都,2016年6月
若林秀隆:サルコペニアに対するリハ医の取り組み‐リハビリテーション栄養‐.第89回日本整形外科学会学術総会,横浜,2016年5月
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害とリハビリテーション栄養.第42回日本コミュニケーション学会学術講演会,千葉,2016年5月
若林秀隆:サルコペニア・悪液質診断基準のupdateと8th Cachexia
Conference報告.第3回日本サルコペニア・悪液質・消耗性疾患研究会,鹿児島,2016年4月
若林秀隆:がん患者に対するリハビリテーション栄養.第5回日本がんリハビリテーション研究会,神戸,2016年1月
(研究助成金)
若林秀隆:栄養状態がサルコペニアの摂食嚥下障害に与える影響の解明.学術研究助成基金助成金 基盤研究(C) 150万円(内、間接経費45万円)、研究代表者
(その他:テレビ、ラジオ、雑誌)
若林秀隆:冬の筋肉アップ術.栄養と料理82(2)p30-32, 2016年1月
若林秀隆:NHKガッテン!「肩」「腰」「ひざ」改善の全身らくらく体操【DVD付き】、p54-55, 2016年6月
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