今年の科研費には、サルコペニアと嚥下障害に関する研究課題がいくつか採択されていました。
・サルコペニアによる摂食・嚥下機能低下の予防を目的とした電気的筋肉刺激装置の開発
・嚥下関連筋におけるサルコペニアの診断法の確立
・iPS細胞を用いた舌、咀嚼筋のサルコペニア治療法開発の試み
・近赤外分光法(NIRS)を用いた顎口腔サルコペニアの評価法
・加齢と廃用による嚥下障害に対する分岐鎖アミノ酸の効果に関する基礎的・臨床的研究
この他に、CTによるサルコペニア指標の開発およびサルコペニアによる摂食・嚥下障害の解析という課題で私も採択されましたので、合計6つですね。他にも採択されなかった課題の中に含まれていた可能性もあります。
書籍「サルコペニアの摂食・嚥下障害」の出版前が締切だったにもかかわらず、これほどサルコペニアと摂食・嚥下の課題が多いとは驚きました。それだけ関心が高い領域なのだと再認識しました。自分の研究を頑張らないといけませんね。
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