日本リハ医学会で発行しているリハニュースNo46に、若手リハ科医師座談会:目指せ”enjoyリハ科医”!という記事が掲載されています。下記のHPで見ることができますので、リハ科医がどんな医師なのか謎の方は、一度見ていただけるとリハ科医のイメージがつきやすいと思います。
http://www.jarm.or.jp/wp-content/uploads/file/member/member_RN46.pdf
この記事の中でも提案されていますが、学会の中に若手医師だけが集まる場があることは賛成です。私は医学部卒業と同時に日本リハ医学会の会員となりましたが、参加型企画がほとんどないことや、学会の人口重心が50代にあることなどのために、自分の医局以外のリハ科医と知り合う機会はほとんどありませんでした。もっぱら別の学会でリハ科以外の医師や他職種と交流していました。今でもそうですが…。
もっと若いうちから全国のリハ科医で交流する場が学会内にあれば、リハ科医としてのアイデンティティの危機に悩む若手リハ科医が少なくなると思います。この座談会の若手リハ科医師たちが本気になれば、若手医師だけが集まる場を作ることはすぐにできるはずですし、勝手に期待しています。私はもう若手ではありませんが…。
2010年7月28日水曜日
2010年1月13日水曜日
自分らしいキャリアの作り方
今日は高橋俊介著、自分らしいキャリアの作り方、PHP新書を紹介します。
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-70901-7
キャリアを考えるときに有用なキーフレーズを、ワークライフ、能力開発、キャリア形成、ジョブデザイン、ネットワーク形成、組織の中での成長、組織の見極め方の7種類で計44つ紹介しています。特に私が納得したのは、以下のキーフレーズです。
「デメリットは事前に見えやすいが、メリットはあとからわかる」
面倒、大変などネガティブな面だけを先に考えて、学習と成長の貴重な機会を自ら放棄しないようにしたいものです。
経験からの学びの差にもっとも影響があるのは、主体的か受け身かというその人の仕事への態度だそうです。
「他人に教えることができてはじめて習得したといえる」
アウトプットできない知識や技能は意味が少ないと私は感じています。昔はもっぱら試験合格のためにインプット(丸暗記)することに力を注いでいましたが、今はアウトプットできるようにインプットすることに力を入れています。To teach is to learn twiceです。
「仕事には枠をつくるのではなくのりしろをつくる」
チーム医療としての超職種型も重要な考え方ですし、一人の医療人として職種の壁を超えることも、より多くの成果を出すうえで大切だと考えます。
「見えない化する社会だから見える化の努力が求められる」
医療人もPCの前で仕事する時間が増えつつありますので、隣の同職種や他職種の人たちがどんな仕事をしているのかがわかりにくくなっています。
学習したことを折にふれて文章化しておくことは、仕事にも学びにも有効だそうです。
また、おわりにで紹介されている、経験から学べない5つの悪い姿勢もかなり参考になりました。キャリアの持論・自論を作るには、経験から学ぶこと(経験学習モデルのサイクルを数多く回すこと)が重要ですので。
・仕事もキャリアも自分で仕掛けない、なんでも他人のせいにする「受け身タイプ」
・やみくもに走りつづけるばかりで反省をしない「精神論タイプ」
・検証をしない「やりっぱなしタイプ」
・学びのレベルが低い「歪んだ持論タイプ」
・うすうすわかってるのに変わろうとしない「頑固タイプ」
昔の自分はこれら5つすべてに当てはまっていた気がします。今でも当てはまるものがあります。これらに当てはまると、経験学習モデルのサイクルをまわせずに、考えるだけで行動しない、行動するけど考えないので当然、学習と成長に乏しいです。
具体的な記載も少なくありませんが、キーフレーズ自体は抽象的ですので、ぱーっと一読するよりも、自分のキャリアの経験を振り返りながら気になるキーフレーズを1つ1つ考えてみるほうが、より参考になる書籍です。
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-70901-7
キャリアを考えるときに有用なキーフレーズを、ワークライフ、能力開発、キャリア形成、ジョブデザイン、ネットワーク形成、組織の中での成長、組織の見極め方の7種類で計44つ紹介しています。特に私が納得したのは、以下のキーフレーズです。
「デメリットは事前に見えやすいが、メリットはあとからわかる」
面倒、大変などネガティブな面だけを先に考えて、学習と成長の貴重な機会を自ら放棄しないようにしたいものです。
経験からの学びの差にもっとも影響があるのは、主体的か受け身かというその人の仕事への態度だそうです。
「他人に教えることができてはじめて習得したといえる」
アウトプットできない知識や技能は意味が少ないと私は感じています。昔はもっぱら試験合格のためにインプット(丸暗記)することに力を注いでいましたが、今はアウトプットできるようにインプットすることに力を入れています。To teach is to learn twiceです。
「仕事には枠をつくるのではなくのりしろをつくる」
チーム医療としての超職種型も重要な考え方ですし、一人の医療人として職種の壁を超えることも、より多くの成果を出すうえで大切だと考えます。
「見えない化する社会だから見える化の努力が求められる」
医療人もPCの前で仕事する時間が増えつつありますので、隣の同職種や他職種の人たちがどんな仕事をしているのかがわかりにくくなっています。
学習したことを折にふれて文章化しておくことは、仕事にも学びにも有効だそうです。
また、おわりにで紹介されている、経験から学べない5つの悪い姿勢もかなり参考になりました。キャリアの持論・自論を作るには、経験から学ぶこと(経験学習モデルのサイクルを数多く回すこと)が重要ですので。
・仕事もキャリアも自分で仕掛けない、なんでも他人のせいにする「受け身タイプ」
・やみくもに走りつづけるばかりで反省をしない「精神論タイプ」
・検証をしない「やりっぱなしタイプ」
・学びのレベルが低い「歪んだ持論タイプ」
・うすうすわかってるのに変わろうとしない「頑固タイプ」
昔の自分はこれら5つすべてに当てはまっていた気がします。今でも当てはまるものがあります。これらに当てはまると、経験学習モデルのサイクルをまわせずに、考えるだけで行動しない、行動するけど考えないので当然、学習と成長に乏しいです。
具体的な記載も少なくありませんが、キーフレーズ自体は抽象的ですので、ぱーっと一読するよりも、自分のキャリアの経験を振り返りながら気になるキーフレーズを1つ1つ考えてみるほうが、より参考になる書籍です。
2010年1月12日火曜日
プロフェッショナル進化論
今日は田坂広志著「プロフェッショナル進化論-個人シンクタンクの時代が始まる」を紹介させていただきます。アマゾンでは中古商品を34円で購入できます。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96-%E3%80%8C%E5%80%8B%E4%BA%BA%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%8C%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8B-PHP%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%94%B0%E5%9D%82-%E5%BA%83%E5%BF%97/dp/4569690386
ちなみにシンクタンク(Think-tank)とは考える集団、知の集団の意味ですが、これからは集団ではなく個人でも、考えて知識、智恵を深めて発信できる時代だそうです。
個人のシンクタンク力として以下の7つをあげています。
・インテリジェンス力
・コミュニティ力
・フォーサイト力
・ビジョン力
・コンセプト力
・メッセージ力
・ムーブメント力
そして、これらのシンクタンク力を身につけることために必要な6つの戦略を詳しく紹介しています。
・コンセプト・ベースの戦略:インターネットを自分の「知的創造の場」にする
・パーソナル・メディアの戦略:良き影響力を持つ「自分だけのメディア」を育てる
・プロフェッショナル・フィールドの戦略:自分の「経験の智恵」を語れる専門分野を定める
・アドバイザリー・コミュニティの戦略:人々の智恵が集まる「コミュニティ」を創り出す
・ムーブメント・プロジェクトの戦略:人々の行動を集めて「ムーブメント」を創り出す
・パーソナリティ・メッセージの戦略:自分の「パーソナリティ」を発信する
確かにこれだけの戦略を実践すれば、一人ひとりがシンクタンクになることは可能だと思います。それでは自分が実践できているかというと…
・コンセプト・ベースの戦略:専門領域の文献検索や読み込みを多少はしていますが、とても十分とは言えない状況です。改善の余地大です…。
・パーソナル・メディアの戦略:先月ブログを始めました。
・プロフェッショナル・フィールドの戦略:リハ栄養を専門分野に定めました。
・アドバイザリー・コミュニティの戦略:先月mixiのリハ栄養のコミュニティを立ち上げました。
・ムーブメント・プロジェクトの戦略:今後コミュニティを学習と成長の場に育てることができるかどうかにかかっています。
・パーソナリティ・メッセージの戦略:音声や動画の活用はまだ全くできていませんので今後の課題ですが、当面先送りですね…。
今までこれらの戦略を行っていなかった人が6つの戦略を同時に開始することは正直、大変だと感じます。ただ、これらのうち1つか2つの戦略だけでも実践すると、シンクタンクにはなれなくても自分の学習と成長にはつながると考えますので推奨いたします。
個人的にはコンセプト・ベースの戦略とプロフェッショナル・フィールドの戦略から取り組むのがよいと感じていますが、できそうな戦略から取り組むのが一番ですね。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96-%E3%80%8C%E5%80%8B%E4%BA%BA%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%8C%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8B-PHP%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%94%B0%E5%9D%82-%E5%BA%83%E5%BF%97/dp/4569690386
ちなみにシンクタンク(Think-tank)とは考える集団、知の集団の意味ですが、これからは集団ではなく個人でも、考えて知識、智恵を深めて発信できる時代だそうです。
個人のシンクタンク力として以下の7つをあげています。
・インテリジェンス力
・コミュニティ力
・フォーサイト力
・ビジョン力
・コンセプト力
・メッセージ力
・ムーブメント力
そして、これらのシンクタンク力を身につけることために必要な6つの戦略を詳しく紹介しています。
・コンセプト・ベースの戦略:インターネットを自分の「知的創造の場」にする
・パーソナル・メディアの戦略:良き影響力を持つ「自分だけのメディア」を育てる
・プロフェッショナル・フィールドの戦略:自分の「経験の智恵」を語れる専門分野を定める
・アドバイザリー・コミュニティの戦略:人々の智恵が集まる「コミュニティ」を創り出す
・ムーブメント・プロジェクトの戦略:人々の行動を集めて「ムーブメント」を創り出す
・パーソナリティ・メッセージの戦略:自分の「パーソナリティ」を発信する
確かにこれだけの戦略を実践すれば、一人ひとりがシンクタンクになることは可能だと思います。それでは自分が実践できているかというと…
・コンセプト・ベースの戦略:専門領域の文献検索や読み込みを多少はしていますが、とても十分とは言えない状況です。改善の余地大です…。
・パーソナル・メディアの戦略:先月ブログを始めました。
・プロフェッショナル・フィールドの戦略:リハ栄養を専門分野に定めました。
・アドバイザリー・コミュニティの戦略:先月mixiのリハ栄養のコミュニティを立ち上げました。
・ムーブメント・プロジェクトの戦略:今後コミュニティを学習と成長の場に育てることができるかどうかにかかっています。
・パーソナリティ・メッセージの戦略:音声や動画の活用はまだ全くできていませんので今後の課題ですが、当面先送りですね…。
今までこれらの戦略を行っていなかった人が6つの戦略を同時に開始することは正直、大変だと感じます。ただ、これらのうち1つか2つの戦略だけでも実践すると、シンクタンクにはなれなくても自分の学習と成長にはつながると考えますので推奨いたします。
個人的にはコンセプト・ベースの戦略とプロフェッショナル・フィールドの戦略から取り組むのがよいと感じていますが、できそうな戦略から取り組むのが一番ですね。
2010年1月2日土曜日
プロフェッショナルの条件
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
年始ということで私のバイブルであるドラッカーのプロフェッショナルの条件を紹介させていただきます。
http://book.diamond.co.jp/_itemcontents/0201_biz/30059-3.html
私がドラッカーの本を読むようになって10年くらいになりますが、今でも一番おすすめできる本です。私たちがいかに成果をあげ貢献し自己実現できるかについて易しくはないのですがしっかり記載されています。
プロフェッショナルの条件にはいろいろありますが、自分独自の成果をだし、自分独自の貢献をして、自分独自の自己実現をできていれば、プロフェッショナルと言えると考えます。単に国家資格をもっていること、一人前であること、その仕事で生活するだけの給料を稼いでいることがプロフェッショナルとは思えません。
この本の1章と2章で、今の世の中が知識社会兼組織社会であることと、医療人は知識労働者でありかつチーム・組織で働く組織人・組織労働者であることを、私は学びました。現在がどんな社会で自分がどんな労働者であるかを理解しなければ、十分な成果を出すことは困難です。
3章ではドラッカーの人生を変えた7つの経験が紹介されています。
目標とビジョンをもって行動する。
神々がみていると考え、完全を目指す。
一つのことに集中する。
定期的に検証と反省を行う。
新しい仕事が要求するものを考える。
書き留めておく(フィードバック)。
何によって憶えられたいかを問う。
特に「何によって憶えられたいか」という質問に対して、答えをもつことが大切です。私は今はリハ栄養を広めた人ということで憶えられたいですが、以前は違う答えをもっていました。自分なりの答えをもつと、必ず生き方が変わってきます。皆さんは何によって憶えられたいですか。正月は自問自答するいい機会です。
成果をあげる習慣についても紹介されています。ここは主に「経営者の条件」からの引用です。
時間管理(時間を記録、整理、まとめる)
外の世界への貢献に焦点を合わせる。
強みを基盤にする。
もっとも重要な事に集中する。
成果をあげるよう意思決定を行う。
この5点を意識して生活するだけで、自分独自の成果が何かさえ認識していれば、より多くの成果をだすことができるはずです。
今の自分は、3年前や5年前にどんな生活、どんな努力、学習、成長をしていたかで決まると私は考えています。別の言い方をすると、3年後や5年後の自分の生活や生き方をしているかは、今現在のどんな学習と成長をしているかで決まります。
プロフェッショナルの条件を読みなおすたびに、いい加減な生き方をしてはいけないなと痛感します。実際にはいい加減に生きている部分が少なからずあります。それでも、常に前年よりは今年のほうが充実している、昔はよかった、あの頃に戻りたいと思うことが決してない、今が一番だといえる生き方をしたいです。
まだプロフェッショナルの条件を読んだことがないという方はぜひ読んでください。すでに読んだという方はぜひ読み直してください。読み直す程新しい発見があってさらに学習できます。
年始ということで私のバイブルであるドラッカーのプロフェッショナルの条件を紹介させていただきます。
http://book.diamond.co.jp/_itemcontents/0201_biz/30059-3.html
私がドラッカーの本を読むようになって10年くらいになりますが、今でも一番おすすめできる本です。私たちがいかに成果をあげ貢献し自己実現できるかについて易しくはないのですがしっかり記載されています。
プロフェッショナルの条件にはいろいろありますが、自分独自の成果をだし、自分独自の貢献をして、自分独自の自己実現をできていれば、プロフェッショナルと言えると考えます。単に国家資格をもっていること、一人前であること、その仕事で生活するだけの給料を稼いでいることがプロフェッショナルとは思えません。
この本の1章と2章で、今の世の中が知識社会兼組織社会であることと、医療人は知識労働者でありかつチーム・組織で働く組織人・組織労働者であることを、私は学びました。現在がどんな社会で自分がどんな労働者であるかを理解しなければ、十分な成果を出すことは困難です。
3章ではドラッカーの人生を変えた7つの経験が紹介されています。
目標とビジョンをもって行動する。
神々がみていると考え、完全を目指す。
一つのことに集中する。
定期的に検証と反省を行う。
新しい仕事が要求するものを考える。
書き留めておく(フィードバック)。
何によって憶えられたいかを問う。
特に「何によって憶えられたいか」という質問に対して、答えをもつことが大切です。私は今はリハ栄養を広めた人ということで憶えられたいですが、以前は違う答えをもっていました。自分なりの答えをもつと、必ず生き方が変わってきます。皆さんは何によって憶えられたいですか。正月は自問自答するいい機会です。
成果をあげる習慣についても紹介されています。ここは主に「経営者の条件」からの引用です。
時間管理(時間を記録、整理、まとめる)
外の世界への貢献に焦点を合わせる。
強みを基盤にする。
もっとも重要な事に集中する。
成果をあげるよう意思決定を行う。
この5点を意識して生活するだけで、自分独自の成果が何かさえ認識していれば、より多くの成果をだすことができるはずです。
今の自分は、3年前や5年前にどんな生活、どんな努力、学習、成長をしていたかで決まると私は考えています。別の言い方をすると、3年後や5年後の自分の生活や生き方をしているかは、今現在のどんな学習と成長をしているかで決まります。
プロフェッショナルの条件を読みなおすたびに、いい加減な生き方をしてはいけないなと痛感します。実際にはいい加減に生きている部分が少なからずあります。それでも、常に前年よりは今年のほうが充実している、昔はよかった、あの頃に戻りたいと思うことが決してない、今が一番だといえる生き方をしたいです。
まだプロフェッショナルの条件を読んだことがないという方はぜひ読んでください。すでに読んだという方はぜひ読み直してください。読み直す程新しい発見があってさらに学習できます。
2009年12月27日日曜日
仕事のための12の基礎力
少し古い本ですが、大久保幸夫著、仕事のための12の基礎力、日経BP社を紹介します。
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P44090.html
この本は中古品ならアマゾンで1円で入手できます。実に驚きです。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4822244091/ref=dp_olp_used?ie=UTF8&condition=used
キャリアを成功に導くには12の基礎力が必要で、それらの基礎力を育てるのには年齢に応じた旬があると述べています。
①反応(リアクション)力:10代~20代
②愛嬌力:10代~20代
③楽天力:10代~50代
④目標発見力:10代~40代
⑤継続学習力:20代~30代
⑥文脈理解力:20代~40代
⑦専門構築力:30代~40代
⑧人脈開拓力:30代~50代
⑨委任力:30代~40代
⑩相談(カウンセリング)力:40代~60代
⑪教授力:40代~60代
⑫仲介調整(コーディネート)力:40代~60代
私なりのFDの分類で分けてみると、複数にまたがるものもありますが、
問題発見・解決能力:④、⑦
マネジメント能力:③、⑨、⑫
コミュニケーション能力:①、②、⑥、⑧、⑩
生涯学習能力:⑤、⑪
になります。これらの能力にも初級・中級・上級レベルがあることがわかります。
リハ栄養という概念を広げようと考えている今の私に特に必要な能力は、⑦、⑧、⑨だと感じています。ちょうど30代から40代に求められる能力で、これらの能力次第でうまくいくかどうかが決まります。
専門構築力は自分独自の強みを計画的につくり上げる力と定義されています。そのための重要な原則として「理論と実践の両方をバランスよく深めていく」ことと記載されています。 自分の専門選び=登る山選びは大変な課題ですが、少なくとも臨床現場で実践できないものを選ぶのは適切ではないということになります。
著者の専門構築は完全に知識先行だったとのことですが、私の場合は完全に実践先行です。実践で経験したことを振り返ってことばにして、それと先行文献をつなげて理論(検証されていないので理論ではなく仮説ですが)としてなんとか1冊の本にしました。理論と実践のバランスが常に実践側に傾きやすいのが私の現状です。
自分以外の専門家との人的ネットワークを築いていくことも、専門構築に当たって大変重要なポイントと述べています。このことは、嚥下やNSTで強く実感しています。ネットワークがなければ自分の学習と成長が少なかったことは確実です。その人のネットワークと実力は相関関係にあると感じています。リハ栄養では人脈開拓力も課題です。
私1人でできることはとても限られています。今後、リハ栄養研究会の立ち上げには、PT・OT・STの協力と、ある程度の委任力が必須です。委任力について、「自分でやったほうが早い」という悪魔の声を吹っ切ることが最大のポイントとのことです。悪魔の声という例えは、とても気に入りました。
自分なりになるべく委任しよう、任せたら最終責任はとるがなるべく手を出さないようにしようと心がけるようにしているのですが、結局手を出してしまうことがあります。ただ、これでは大きな仕事はできないのも事実です。幸い委任できる場は少なからずあるので、意識して委任力を磨きたいと考えています。
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P44090.html
この本は中古品ならアマゾンで1円で入手できます。実に驚きです。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4822244091/ref=dp_olp_used?ie=UTF8&condition=used
キャリアを成功に導くには12の基礎力が必要で、それらの基礎力を育てるのには年齢に応じた旬があると述べています。
①反応(リアクション)力:10代~20代
②愛嬌力:10代~20代
③楽天力:10代~50代
④目標発見力:10代~40代
⑤継続学習力:20代~30代
⑥文脈理解力:20代~40代
⑦専門構築力:30代~40代
⑧人脈開拓力:30代~50代
⑨委任力:30代~40代
⑩相談(カウンセリング)力:40代~60代
⑪教授力:40代~60代
⑫仲介調整(コーディネート)力:40代~60代
私なりのFDの分類で分けてみると、複数にまたがるものもありますが、
問題発見・解決能力:④、⑦
マネジメント能力:③、⑨、⑫
コミュニケーション能力:①、②、⑥、⑧、⑩
生涯学習能力:⑤、⑪
になります。これらの能力にも初級・中級・上級レベルがあることがわかります。
リハ栄養という概念を広げようと考えている今の私に特に必要な能力は、⑦、⑧、⑨だと感じています。ちょうど30代から40代に求められる能力で、これらの能力次第でうまくいくかどうかが決まります。
専門構築力は自分独自の強みを計画的につくり上げる力と定義されています。そのための重要な原則として「理論と実践の両方をバランスよく深めていく」ことと記載されています。 自分の専門選び=登る山選びは大変な課題ですが、少なくとも臨床現場で実践できないものを選ぶのは適切ではないということになります。
著者の専門構築は完全に知識先行だったとのことですが、私の場合は完全に実践先行です。実践で経験したことを振り返ってことばにして、それと先行文献をつなげて理論(検証されていないので理論ではなく仮説ですが)としてなんとか1冊の本にしました。理論と実践のバランスが常に実践側に傾きやすいのが私の現状です。
自分以外の専門家との人的ネットワークを築いていくことも、専門構築に当たって大変重要なポイントと述べています。このことは、嚥下やNSTで強く実感しています。ネットワークがなければ自分の学習と成長が少なかったことは確実です。その人のネットワークと実力は相関関係にあると感じています。リハ栄養では人脈開拓力も課題です。
私1人でできることはとても限られています。今後、リハ栄養研究会の立ち上げには、PT・OT・STの協力と、ある程度の委任力が必須です。委任力について、「自分でやったほうが早い」という悪魔の声を吹っ切ることが最大のポイントとのことです。悪魔の声という例えは、とても気に入りました。
自分なりになるべく委任しよう、任せたら最終責任はとるがなるべく手を出さないようにしようと心がけるようにしているのですが、結局手を出してしまうことがあります。ただ、これでは大きな仕事はできないのも事実です。幸い委任できる場は少なからずあるので、意識して委任力を磨きたいと考えています。
2009年12月17日木曜日
スローキャリア
今日はもう1冊、キャリアの本を紹介します。
高橋俊介著、スローキャリア、PHP文庫
アマゾンで中古商品ならなんと16円で入手できます。驚きました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2-PHP%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%AB%98%E6%A9%8B-%E4%BF%8A%E4%BB%8B/dp/4569667244
スローキャリアとは、出世を第一とせず、仕事のやりがいや価値観を重視した生き方のことのことです。
キャリアと言うとますは、上昇志向(教授、院長、部長、理事など出世欲)、つまりアチーバー型キャリアを思いつきます。上昇志向が強い人はそれでもよいですが、強くない人は出世よりも自分らしさにこだわって仕事をするほうが、やりがいや充実感が高くなりやすいです。
スローキャリアでもアチーバー型キャリアでも、 キャリアのやりがい・充実感を高めるには、以下の10個の行動が有用と紹介されています。
①主体的ジョブデザイン行動
・自分の価値観やポリシーを持って仕事に取り組む。
・社会の変化、ビジネス動向に自分なりの見解を持つ。
・部署・チームを超えて、積極的に周囲の人を巻きこみながら仕事する。
・仕事の進め方や企画を立てる際、延長線上のやり方ではなく、常に自分なりの発想で取り組んでいる。
・自分の満足度を高めるように、仕事のやり方を工夫する。
②ネットワーク行動
・新しいネットワーク作りに常に取り組んでいる。
・自分のネットワークを構成する個々人が、どんなニーズを持っているかを把握し、応えようとしている。 ・自分の問題意識や考えを、社内外のキーパーソンに共有してもらうようにしている。
③スキル開発行動
・今後どのようなスキルを開発していくか、具体的なアクションプランを持っている。
・スキル、能力開発のための自己投資をしている。
私はアチーバー型キャリアを当初考えていました。というかスローキャリアという考え方を知らなかったので、それしか考えようがなかったというのが実情です。
今では7対3くらいでスローキャリアのほうが自分には向いていると感じています。 山登りは行っていますが、山登りを行うことと上昇志向が強いこととは、必ずしも一致しません。
また、アチーバー型キャリアよりスローキャリアが優れている・劣っている、よい・悪いという話ではなく、自分にとってどちらのタイプが向いているかという話です。
どちらのタイプのキャリアであっても、上記の10項目はキャリアのやりがい・充実感に有用ですので、これらを意識しながら日々の仕事を行うとよいと考えます。今の自分にも必要な行動だと実感しています。
高橋俊介著、スローキャリア、PHP文庫
アマゾンで中古商品ならなんと16円で入手できます。驚きました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2-PHP%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%AB%98%E6%A9%8B-%E4%BF%8A%E4%BB%8B/dp/4569667244
スローキャリアとは、出世を第一とせず、仕事のやりがいや価値観を重視した生き方のことのことです。
キャリアと言うとますは、上昇志向(教授、院長、部長、理事など出世欲)、つまりアチーバー型キャリアを思いつきます。上昇志向が強い人はそれでもよいですが、強くない人は出世よりも自分らしさにこだわって仕事をするほうが、やりがいや充実感が高くなりやすいです。
スローキャリアでもアチーバー型キャリアでも、 キャリアのやりがい・充実感を高めるには、以下の10個の行動が有用と紹介されています。
①主体的ジョブデザイン行動
・自分の価値観やポリシーを持って仕事に取り組む。
・社会の変化、ビジネス動向に自分なりの見解を持つ。
・部署・チームを超えて、積極的に周囲の人を巻きこみながら仕事する。
・仕事の進め方や企画を立てる際、延長線上のやり方ではなく、常に自分なりの発想で取り組んでいる。
・自分の満足度を高めるように、仕事のやり方を工夫する。
②ネットワーク行動
・新しいネットワーク作りに常に取り組んでいる。
・自分のネットワークを構成する個々人が、どんなニーズを持っているかを把握し、応えようとしている。 ・自分の問題意識や考えを、社内外のキーパーソンに共有してもらうようにしている。
③スキル開発行動
・今後どのようなスキルを開発していくか、具体的なアクションプランを持っている。
・スキル、能力開発のための自己投資をしている。
私はアチーバー型キャリアを当初考えていました。というかスローキャリアという考え方を知らなかったので、それしか考えようがなかったというのが実情です。
今では7対3くらいでスローキャリアのほうが自分には向いていると感じています。 山登りは行っていますが、山登りを行うことと上昇志向が強いこととは、必ずしも一致しません。
また、アチーバー型キャリアよりスローキャリアが優れている・劣っている、よい・悪いという話ではなく、自分にとってどちらのタイプが向いているかという話です。
どちらのタイプのキャリアであっても、上記の10項目はキャリアのやりがい・充実感に有用ですので、これらを意識しながら日々の仕事を行うとよいと考えます。今の自分にも必要な行動だと実感しています。
2009年12月16日水曜日
キャリアデザイン入門
FDにはキャリアを考えることも含まれます。キャリアにはいろんな考え方があり、一人ひとりが自論・持論を持つことが大切です。その中で私が好んでいる本を紹介します。
キャリアデザイン入門―専門力編― 大久保幸夫著 日経文庫
http://www.nikkeibook.com/book_detail/11097/
基礎力編と2冊シリーズになっており、両方とも読む価値はありますが、私の年代では専門力編のほうがより有益でした。2点紹介します。
①キャリアの時期を大きく筏下りと山登りに分類しています。筏下りは30代半ば頃までが1つの目安で、目の前の仕事が何であれ、ひたすら打ち込むことでいろんなことを経験して学習する時期、山登りは30代半ば以降で、1つの打ち込むべきこと(登るべき山、何によって憶えられたいか)を決めて、他の山に登ることは捨てて、1つの山を登り続ける時期です。
私はなかなか登る山を選べませんでしたし、何によって憶えられたいかも答えられませんでした。それでもこれらを考え続けることで、リハ栄養という山を登ってみることに決めました。
山登りには仮決め、見習い、本決め、開花、無心の5段階があるそうです。本格的な山登りは3段階目の本決めからになります。ここの壁は実に高く厚いので、乗り越えられないで筏下りを続けて漂流してしまう医療人が少なくないと思います。
職種を決めることや、その職種で一人前になることは決して山登りではなく筏下りです。一人前をキャリアのゴールと考えて山登りをしなければ、30代半ば以降の学習と成長は少ないでしょうし、むしろ時代遅れの医療人になっていくと考えます。自分に見合った山を探して登っていくことが、キャリアの充実につながると私は考えています。
②キャリアを主観(個人ブランドと人的ネットワーク)と客観(プロフィールに記載できる量)の2つに分類しています。
客観では、以下の6項目でプロフィールを作成してみるとよいそうです。
最終学歴および取得学位
職歴および主要な役割の履歴
所有資格および受賞歴
公的役職の履歴
教歴
著作もしくは論文
このうち学歴、学位、職歴、所有資格しか記載できることがなければ、まだ筏下りをしているか山登りを始めて途中かだと思われます。記載できないところを埋めていくとよいキャリアになりやすいそうです。
しかし、より大切なのは客観ではなく主観と私は考えます。個人ブランドと人的ネットワークは、登る山を決めてからできるものです。登る山を決めて主観が決まれば、その結果としてプロフィールが徐々に充実してくるのだと思います。
ただ、人によってはこのようなキャリアの考え方は肌に合わないようです。その場合には、他のキャリアの考え方を自論・持論にすればよいと考えます。
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