吉田貞夫編:ナーシングMook65『静脈栄養、PEGから経口摂取へ』学研メディカル秀潤社を紹介します。
http://gakken-mesh.jp/book/detail/?g=498
「はじめに」などから吉田先生の思いを一部紹介させていただきます。
これから高齢社会はますます加速すると思われますが、それにともない、残念なことに、寝たきりで「胃瘻で生かされている高齢者」が増えることも危惧されます。倫理的、社会的な観点からも、高齢者が最後まで自分の口から食べられるケアが重要になってくると思われます。そのようなケアを目指すためには、看護師をはじめ、医師、栄養士、言語聴覚士、薬剤師などチームのメンバーが共通の認識で取り組まなければなりません。
今までの本では、栄養のところは栄養の専門の先生、嚥下のところは嚥下の専門の先生が執筆していたと思います。今回の企画では、静脈栄養から、経腸栄養へ移行し、さらに経口摂取をめざすという大きな一連の流れを、専門家のいない一般の病院でも取り組めるよう平易に解説するよう務めました。
私は「脳血管障害後、経口摂取が可能となった症例」を執筆させていただきました。当初は「脳血管障害後、静脈栄養、NGチューブによる経腸栄養などから経口摂取が可能となった症例」という依頼だったのですが、より平易にということでタイトルや内容も修正されていました。もちろん、サルコペニアによる嚥下障害についても記載しています。
わかりやすい内容ですので、NST専門療法士取得前の看護師を主に多職種にお勧めできる書籍です。
2011年6月24日金曜日
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どうも〜(^0^)/ 吉田です。いつもお世話になっております。おかげさまで、売れ行き上々のようです。売り切れの書店もチラホラ、Amazon.co.jpでは、昨日の時点でジャンル内6位です。ベスト10に入るとは思ってなかったもので、大喜びしてます。(^0^) 今後ともどうぞよろしくお願いします。
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