2011年8月15日月曜日

知がめぐり、人がつながる場のデザイン

中原淳著、知がめぐり、人がつながる場のデザイン―働く大人が学び続ける”ラーニングバー”というしくみ、英治出版を紹介します。

http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2097

アマゾンでは一部立ち読みできます。

ラーニングバーとは、即興性を重視しつつも、音楽や飲食物に工夫を凝らし、ダイアローグやリフレクションなどを組み入れた「学びの理論に基づく計算を施した場のデザイン」のことです。単なる一方的な講演と比較して、学習効率はずっと高く、参加者同士の交流もできますので、学びの場としてかなり有用だと考えています。

3つのお願いはきちんと紹介、意識しておくと、これだけでも変わってくると思います。
①満員御礼。椅子を詰めてお座りください。
②食べ物・飲み物をご自由にお取りください。
③近くの方とのディスカッションの時間がございます。前後左右の方と名刺交換・自己紹介をお願いします。

全体の流れはざっくり以下のようになっています。交流の時間はもちろんですが、内省の時間を十分作ることが重要だと感じています。

イントロダクション
目的
当日の参加人数を発表
コンセプトの説明
対話のルール 「私」を主語に語る あえて判断を保留する
テーマを問いかけ、講師を紹介する

講演(1) 30分

ゆるゆるネットワーキング 30分

講演(2)30分

リフレクティブ・ダイアローグ 30分~

Q&Aタイム 20分

ラップ・アップ(まとめ)10分

9月23-24日のリハ栄養合宿では、23日にこのようなラーニングバーをやってみたいと考えています(申し訳ありませんが、参加登録はすでに締め切っています)。いきなりうまくできるとは思っていませんが、失敗も学習だと考えて取り組んでみたいと思います。

目次
第一章 【ルポ】ラーニングバー・エクスペリエンス
第二章 ラーニングバーの誕生前夜
第三章 メイキング・オブ・ラーニングバー 当日までになすべきこと
第四章 メイキング・オブ・ラーニングバー 開催日当日
第五章 ラーニングバーから生まれた変化
第六章 他者の目から見たラーニングバー
最終章 学ぶことの意味、そして未来へ
おわりに

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