嚥下障害ポケットマニュアル第3版の292ページに、藤島式嚥下体操セットが紹介されています。
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=213820
詳細は嚥下障害ポケットマニュアル第3版を見ていただければと思いますが、以下の5つの項目で構成されています。
①食べる前の準備体操
②嚥下おでこ体操(または頭部挙上訓練)
③ペットボトルブローイング
④アクティブサイクル呼吸法
⑤発声訓練
①を毎食前に実施(1~2分)
②~⑤を毎日1~3セット実施(5~10分)
嚥下体操といっても、従来からあるストレッチや関節可動域訓練だけではなく、レジスタンストレーニングが含まれていることが特徴だと考えます。サルコペニアによる嚥下障害の予防だけでなく治療としても効果が期待できると思います。認知機能障害や栄養障害が重度な方には実施が難しそうですが、多くの方に導入していきたいと考えています。
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