週刊医学界新聞の最新号:第2942号2011年08月29日に、 学びを問い直すという座談会記事が掲載されています。
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02942_01
看護師の学びに関する座談会ですが、ラーニングバーなどで有名な東京大学総合教育研究センター准教授の中原淳氏が入っているのが面白いです。看護師以外の医療人にもみていただきたい内容です。この中で一番気になった部分を引用します。以下、引用です。
中原 「学び方」に関して僕が重要だと思うことは3つあるんです。1つ目はlearnability(学習可能性)。変化の激しい世界では知識・技術をアップデートしていくことが常に求められていて,医療職は特にそうですよね。ただそれはしんどい作業なので,2つ目としてmentality(精神力)も必要となります。そして3つ目がreflective action(反省的行為)。Reflectiveであるのはもちろんのこと,でも力点はactionに置くのですね。
以上、引用です。振り返り・内省の重要性は、今回の週刊医学界新聞で他の記事でも紹介されています。ただ、reflective reflection,つまりactionのないreflectionではダメで、行動につながらなければいけません。また、振り返り・内省のないaction-actionでも学びが少なくなります。
私の場合、ブログを書くこと、本を読むこと、移動時間に考えることが、主な振り返り・内省の機会になっている気がします。むしろ行動が少ないかも…と感じました。reflectionとactionのバランス、このサイクルを数多く回すことの重要性を再認識しました。
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