2011年9月23-24日と銀座で第1回リハ栄養合宿を行いました。その参加報告です。
今回の合宿目標は、
① 参加者同士、顔の見える関係、ざっくばらんに意見交換できる関係の構築
② 各職種が抱えている問題点の共有
③ リハ栄養とFaculty Developmentの学習
④ 12 月 3日開催の第1回日本リハビテーション栄養研究会の打ち合わせ
⑤ オンラインでの打ち合わせに必要なスキル確認
でした。今振り返ると、②以外は達成できたかなと感じています。
最初に私がリハ栄養の基本と日本リハ栄養研究会に関するプレゼンを40分程度行いました。その時に使用したPowerPointファイルを下記からダウンロードできるようにしておきます。日本リハ栄養研究会の会員には事前にダウンロードできるように、Facebookの日本リハ栄養研究会グループで案内しました。
https://www.sugarsync.com/pf/D6162998_9620294_77335
次にラーニングバーとワークショップということで、自己紹介、参加者同士の交流、ファシリテーションスキルの学習などを行いました。4時間はあっという間に経過し、気がつけばいろんな方と自然に交流できていました。これは企画した建宮さんと熊谷さんのファシリテーションスキルの高さを示すもので、個人的には2日間で最も満足度の高い企画でした。
初日の最後は、肝疾患患者のリハ栄養症例検討を漆畑さんが行いました。50分と短い時間の中で、小グループ学習を行うことができて、参加者が肝疾患でのリハ栄養の重要性に気付くきっかけになったのではと感じています。
その後は懇親会、二次会ということで、参加者同士で大いに交流を深めました。ただ、今回はラーニングバーということで日中からビールを飲んでいたこともあり、個人的にはそれほど深酒はしなかったです。
2日目はコメディカルのためのITスキルということで、各種クラウドサービスの紹介や、Googleフォームでのアンケート作成実習などを、長谷川さんが約2時間行ってくれました。私は最近、かなり独学しているつもりですが、もともと苦手ということもあり、知らないサービスがいくつもあり、かなり参考になりました。また、今回のリハ栄養合宿は実験として、Ustreamで生中継しました。これもITスキルの1つですし、今回ある程度は成功したのではと感じています。
最後にリハ栄養研究会の打ち合わせを40分程度行いました。第2回リハ栄養合宿を来年6月に東京でやることや、第2回の日本リハ栄養研究会を関西か関東でやることや、来年の各地区でのリハ栄養セミナーの具体化について、ディスカッションして決定することができました。
2日間のリハ栄養合宿を通じて、リハ栄養に関心のある多職種で、顔の見えるネットワークつくりができたのでは、と感じています。右手にFacebookなどIT、クラウドサービスのスキル、左手にファシリテーションのスキルと両者をうまく活用することで、交流をより深めることができます。
どちらかというと、男性、薬剤師・医師、理系、量的研究志向の方がIT、クラウドサービスのスキルが得意で、女性、看護師・管理栄養士、文系、質的研究志向の方がファシリテーションのスキルが得意な印象があります。もちろん個人差は大きいですが。ただ、両方を理解して上手に活用することが、個人としても研究会運営としても、とても大切だと感じています。今後も両者をうまく活用しながら、より交流を深めることができる日本リハ栄養研究会にしていきたいと考えています。
日本リハ栄養研究会に関心のある方は、下記の研究会HPを参照して、ぜひ入会していただければと思います。入会していただかないと、リハ栄養合宿、リハ栄養セミナーなど参加できませんので、よろしくお願いいたします。
https://sites.google.com/site/rehabnutrition/
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