2011年10月20日木曜日

介護福祉士の専門・認定制度

介護福祉士の専門・認定制度について、自分が分かる範囲で整理してみました。日本認知症ケア学会のシンポジウムを担当させていただいたときに感じたのは、介護のことをあまり理解していない(勉強不足)ということです。

日本介護福祉士会ホームページの生涯研修制度のイラストの中に、専門介護福祉士、研究介護福祉士、管理介護福祉士という文字が記載されています。これは実際どうなのかわかりませんが…。

http://www.jaccw.or.jp/syougai/syougai_top.html

平成23年度研修会情報には、「(仮称)認定専門介護福祉士(認知症)養成研修会」という研修会のことが掲載されています。研修時間は合計300時間、5年以上の経験が条件とされています。

http://www.jaccw.or.jp/kenshu/H23_nintisyo_kensyu.pdf

また、認定介護福祉士(仮称)関連情報も掲載されています。

http://www.jaccw.or.jp/katudou/H23zyoseikinhokoku/H23_nintei.html

特に資料3「介護福祉士を取り巻く現状について」が参考になります。

http://www.jaccw.or.jp/katudou/H23zyoseikinhokoku/ninteisiryou/nintei_1st_kento_siryou003.pdf

その中に、今後のキャリアパスは、「初任者研修修了者→介護福祉士→認定介護福祉士」を基本とする、現在のホームヘルパー2級を「初任者研修(仮称)」と位置付け、とあります。議事録には認定介護福祉士がゴールではよくない、その次もあるという形が必要とありましたが。

また、他資格の例として認定看護師、認定社会福祉士(仮称)、認定専門社会福祉士(仮称)のことが記載されています。社会福祉士も認定、専門制度を検討中だそうです。

次に資料4「認定介護福祉士(仮称)検討の視点」には、医療との「つなぎ」的な役割として、認知症医療やリハビリテーション等に関する知識とあります。認知症の認定介護福祉士は間違いなくできると思いますが、ひょっとしたら「リハ認定介護福祉士」という資格もできるのかもしれません。ついでにリハ栄養認定介護福祉士もできたら嬉しいですね(笑)。

PT、OT、ST、DH、看護師、薬剤師の専門・認定制度に関してはそれなりに知っているつもりでしたが、介護福祉系の認定制度についてはほとんど知りませんでした。現在検討中なので知らなくても仕方なかったかもしれませんが、もっと介護との距離を近づけないと、と感じました。

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