2011年11月19日土曜日

ドラゴンフライ エフェクト ソーシャルメディアで世界を変える

ジェニファー・アーカー,アンディ・スミス著,阿久津 聡監修,黒輪 篤嗣訳、ドラゴンフライ エフェクト ソーシャルメディアで世界を変える、翔泳社を紹介します。

http://books.shoeisha.co.jp/book/b88805.html

FacebookやTwitterのマニュアル本ではなく、これらを使用してどのように社会的にインパクトのある目標を達成するかを解説した書籍です。

ポイントは、焦点、注目、魅了、行動の4つです。これら4つがすべてそろわないと目標達成は難しいようです。ぞれぞれのデザイン原則は以下の通りです。

焦点(Focus):焦点を絞るためのデザイン原則
 1)人間的(Humanistic)
 2)実行可能(Actionable)
 3)検証可能(Testable)
 4)明確(Clarity)
 5)幸福(Happiness)

注目(Grab Attention):注意を引くためのデザイン原則
 1)私的に
 2)驚きのあることを言う
 3)メッセージを視覚化する
 4)感覚に訴える

魅了(Engage):魅了するためのデザイン原則
 1)ストーリー(物語)を語る
 2)共感する
 3)信頼を得る
 4)メディアを組み合わせる

行動(Take Action):行動を起こさせるためのデザイン原則
 1)簡単にする
 2)楽しくする
 3)相手に合わせる
 4)オープンにする

自分に当てはめて考えてみると、「日本リハビリテーション栄養研究会」でどのようにソーシャルメディアを上手に活用して世界を変えるか、ということになります。今のところ、焦点、注目、魅了、行動の4つとも皆無ではないにせよ不足していますので、それぞれの次の一手を考えで行動しなければと再認識しました。

ただ、ソーシャルメディアを活用して「日本リハビリテーション栄養研究会」を立ち上げて世界を変えることなど、数年前にはまったく考えられませんでした。いろんな意味で厳しい時代ですしリスクはありますが、同時に挑戦する人にはチャンスも多い時代なのだと感じます。研究会運営の参考にしたいと思います。

目次
序章 ドラゴンフライの胴体
飛び続けるためのシステム

第1の羽 焦点を絞る
有効な目標の立て方

第2の羽 注意を引く
おびただしい数の人や意見や雑音に埋もれず、目立つためにはどうするべきか

第3の羽 魅了する
人々をどのように自分の目標に結びつけるか

第4の羽 行動を起こさせる
いかに人々に力を与え、運動を発展させるか

終章 前進し、上昇しよう
飛べた!次にすることは?

2 件のコメント:

  1. 若林先生

    いつも大変お世話になっております。自分も若林先生から

    1年半遅れでソーシャルメディアの重要性に行き当たりました。

    ステークホルダーであるケアマネや地域の利用者の方へも情報提供を

    していきたい、と思っています。


    課題はたくさんありますが・・・。

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  2. 吉澤さん、コメントどうもありがとうございます。これを書いた時から1年4カ月が経過して、「日本リハビリテーション栄養研究会」の会員は2100人になりました。世界を変えるにはまだ程遠いですが、少しは変化が出てきたと感じています。引き続き焦点、注目、魅了、行動を増やさないといけませんね。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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