明けましておめでとうございます。2017年を振り返って、2018年の個人的な目標を考えました。
①感性を磨く
②英語論文(原著・総説・症例報告)を筆頭・共著あわせて15本以上執筆する
③英語論文のうちIF9以上の雑誌に1本以上執筆する
④学会発表・講演回数を60回以下にする
⑤そのうち海外で5回以上、学会発表・講演する
⑥リハ薬剤のコンセプトを創る
①昨年は美味しい食事で感性を磨く機会や、海外に行くことで感性を磨く機会は確保できましたが、それ以外の面での感性磨きが不十分でした。当然ですが仕事だけが人生ではありませんので、仕事以外の面で充実した生活を送れるようにしたいです。
②2017年は英語論文を16本執筆していましたので、2018年も本数としては同じ程度の数が目標です。リハ栄養データベースのデータ収集が3月で終わりますので、4月以降に多くのリサーチクエスチョンを作成して多くの論文を執筆できればと考えています。
③英語論文の本数だけでなく、インパクトの強い英語論文を執筆したいです。抽象的ですがホームラン級のリハ栄養英語論文があれば、リハ栄養の考え方がより広まるからです。JCSMのIFが9.7ですので、JCSM以上の雑誌に1本はアクセプトされたいと考えています。
④ここ数年、学会発表・講演回数を50回以下にすることを目標としてきましたが、一向に達成できませんでした。今年もすでに30回程度は予定があるため、2017年の62回を下回ればよしという目標にしました。原則として講演依頼をお断りするスタンスは変わりません。
⑤感性を磨くことと大いに関連しますが、2017年に5回海外に行きましたので、今年も5回行ければと考えています。3月に台湾と中国に行くこと、10月に大連のアジアフレイル・サルコペニア学会に参加することは決めています。その他に2回行ければと思います。
⑥2018年はリハ薬剤のコンセプトを創った年にしたいと考えています。一言でいえばリハ栄養の薬剤版です。ポリファーマシーや副作用を生じやすい薬剤を使用しているとリハのアウトカムが悪いという論文が出てきましたので、リハ薬剤を体系化したいと考えています。
個人の目標ではありませんが、2018年中にリハ栄養診療ガイドラインを完成させることは、重大な目標です。診療ガイドライン完成=リハ栄養の広まりではありませんが、2019年以降にリハ栄養を広める際に診療ガイドラインをあわせて広めたいと考えています。関連する皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。