ランダム化比較試験の報告の質を改善するためのガイドラインであるCONSORT声明が2010年に改訂されていたことを、恥ずかしながら今日知りました…。下記のHPから日本語訳のCONSORT 2010声明をダウンロードできます。
www.consort-statement.org/index.aspx?o=3763
チェックリスト単独のものは下記のHPから入手できます。
www.consort-statement.org/index.aspx?o=3764
ランダム化比較試験以外にも、メタ分析ならPRISMA声明、診断に関する研究ならSTARDイニシアチブ、観察研究ならSTROBE声明があります。ランダム化比較試験を実施することは容易ではないので、実際に使用する機会が一番多いのは、STROBE声明かもしれません。下記のHPから日本語訳のSTROBE声明を入手できます。
http://www.strobe-statement.org/fileadmin/Strobe/uploads/translations/STROBE-Japanese.pdf
このような声明を活用しながら、臨床研究のデザインを具体化していくと、よりよい臨床研究になるはずです。言うは易く行うは難しですが、観察研究で学会発表や論文執筆を行う際(正確には行う前ですね)にもSTROBE声明はとても参考になりますので、参照していただければと思います。
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