ご存知の方も多いと思いますが、2015年1月1日からリハ関連28雑誌では、研究デザイン別のガイドライン(CONSORT、STROBE、CAREなど)使用が投稿論文に義務化されます。下記HPで全文読めます。必ずガイドラインを使用して研究計画立案と執筆をしましょう。
http://ptjournal.apta.org/content/94/4/446.long
2014年12月29日月曜日
2014年12月26日金曜日
2014年の振り返り
若干早いですが、2014年の振り返りをしたいと思います。
学会発表・講演筆頭演者 2011年8回 → 2012年18回 → 2013年26回 → 2014年11回
講演(大学講義なども含め) 2011年69回 → 2012年95回 → 2013年77回 → 2014年86回
原著論文 2011年2本 → 2012年1本(筆頭ではありませんが) → 2013年1本 → 2014年3本(他にレター論文とレターの返事1本ずつ)
書籍(編著) 2011年 1冊 → 2012年 2冊 → 2013年3冊 → 2014年3冊
総説・書籍など依頼原稿 2011年19本 → 2012年27本 → 2013年38本 → 2014年36本(筆頭のみ)
日本リハビリテーション栄養研究会会員数 2011年末574人 → 2012年12月28日1917人 → 2013年12月27日現在3077人 → 2014年12月26日現在4116人
ブログ執筆本数 2011年415本 → 2012年367本 → 2013年144本 → 2014年50本
テレビ・ラジオ・雑誌など 2012年0回 →2013年4回 →2014年6回
2014年こそ講演を減らそうと考えていましたが、学会発表と合わせると97回でした。現在は全国規模の学会と国際学会でない限り、原則として講演はお断りさせていただいていますので、来年こそ少なくなると信じています。その分、リハ栄養の研究の土台を作ることに集中します。
原著論文は今年もImpact Factorのある雑誌に、リハ栄養の内容で掲載することができました。またリハ栄養的な内容の論文に対するレター論文が掲載されたのも、今年の収穫の1つです。来年は論文の種類に関わらず、リハ栄養の英語論文を4本掲載させたいと考えています。
書籍は来年も2冊出版予定ですし、さらに増えることが見込まれています。ですので、来年はこれ以上はいいかなと思います。医療者向けではなく一般の方向けの書籍を執筆できればと思うことはありますが、英語論文の執筆が先ですね。
総説ではリハ栄養のレビュー論文がJ Cachexia Sarcopenia Muscleに掲載されたことが最大の成果です。佐久間先生のおかげで、ようやく海外にリハ栄養の考え方を発信できました。来年以降も引き続き海外にリハ栄養の考え方を広められるよう、英語論文執筆に力を入れたいと考えています。
日本語の依頼原稿は減りませんね。他の方に執筆依頼できるものはなるべくしようと思いますが、それでもある程度は執筆していくことが必要だと再認識しました。英語論文を執筆しても日本の方はあまり読まないので、英語と日本語の両方で執筆していこうと考えます。
日本リハビリテーション栄養研究会の会員数は順調に増えています。12月13日の第4回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会も626人の参加があり盛会でした。今後は、海外にリハ栄養を広める、リハ栄養を広める人を全国で育成する、リハ栄養のガイドラインを作ることが5年以内の目標です。
ブログに関しては週1回程度が今後も限度だと思います。TwitterとFacebookでは今でも簡単に論文紹介していますので、興味のある方は私のTwilogを見ていただければ参考になるかと思います。
http://twilog.org/HideWakabayashi
今年もテレビやラジオに出演させていただくことが数回ありました。来年の出演予定はまったくありませんが、ためしてガッテンの影響力が大きいことは実感できました。来年の目標に関しては、別の機会に書きたいと思います。まずは振り返りまで。以下、2014年の私の業績です。
学会発表・講演筆頭演者 2011年8回 → 2012年18回 → 2013年26回 → 2014年11回
講演(大学講義なども含め) 2011年69回 → 2012年95回 → 2013年77回 → 2014年86回
原著論文 2011年2本 → 2012年1本(筆頭ではありませんが) → 2013年1本 → 2014年3本(他にレター論文とレターの返事1本ずつ)
書籍(編著) 2011年 1冊 → 2012年 2冊 → 2013年3冊 → 2014年3冊
総説・書籍など依頼原稿 2011年19本 → 2012年27本 → 2013年38本 → 2014年36本(筆頭のみ)
日本リハビリテーション栄養研究会会員数 2011年末574人 → 2012年12月28日1917人 → 2013年12月27日現在3077人 → 2014年12月26日現在4116人
ブログ執筆本数 2011年415本 → 2012年367本 → 2013年144本 → 2014年50本
テレビ・ラジオ・雑誌など 2012年0回 →2013年4回 →2014年6回
2014年こそ講演を減らそうと考えていましたが、学会発表と合わせると97回でした。現在は全国規模の学会と国際学会でない限り、原則として講演はお断りさせていただいていますので、来年こそ少なくなると信じています。その分、リハ栄養の研究の土台を作ることに集中します。
原著論文は今年もImpact Factorのある雑誌に、リハ栄養の内容で掲載することができました。またリハ栄養的な内容の論文に対するレター論文が掲載されたのも、今年の収穫の1つです。来年は論文の種類に関わらず、リハ栄養の英語論文を4本掲載させたいと考えています。
書籍は来年も2冊出版予定ですし、さらに増えることが見込まれています。ですので、来年はこれ以上はいいかなと思います。医療者向けではなく一般の方向けの書籍を執筆できればと思うことはありますが、英語論文の執筆が先ですね。
総説ではリハ栄養のレビュー論文がJ Cachexia Sarcopenia Muscleに掲載されたことが最大の成果です。佐久間先生のおかげで、ようやく海外にリハ栄養の考え方を発信できました。来年以降も引き続き海外にリハ栄養の考え方を広められるよう、英語論文執筆に力を入れたいと考えています。
日本語の依頼原稿は減りませんね。他の方に執筆依頼できるものはなるべくしようと思いますが、それでもある程度は執筆していくことが必要だと再認識しました。英語論文を執筆しても日本の方はあまり読まないので、英語と日本語の両方で執筆していこうと考えます。
日本リハビリテーション栄養研究会の会員数は順調に増えています。12月13日の第4回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会も626人の参加があり盛会でした。今後は、海外にリハ栄養を広める、リハ栄養を広める人を全国で育成する、リハ栄養のガイドラインを作ることが5年以内の目標です。
ブログに関しては週1回程度が今後も限度だと思います。TwitterとFacebookでは今でも簡単に論文紹介していますので、興味のある方は私のTwilogを見ていただければ参考になるかと思います。
http://twilog.org/HideWakabayashi
今年もテレビやラジオに出演させていただくことが数回ありました。来年の出演予定はまったくありませんが、ためしてガッテンの影響力が大きいことは実感できました。来年の目標に関しては、別の機会に書きたいと思います。まずは振り返りまで。以下、2014年の私の業績です。
(原著論文:レター含む)
Wakabayashi H, Matsushima M: Dysphagia
assessed by the 10-item Eating Assessment Tool is associated with nutritional
status and activities of daily living in elderly individuals requiring
long-term care. J Nutr Health Aging, in press
Wakabayashi H: Comment on “Early
nutritional support and physiotherapy improved long-term self-sufficiency in
acutely ill older patients”. Nutrition, doi: 10.1016/j.nut.2014.09.014
Wakabayashi H, Sashika H: Response to the
“Letter to the Editor: Re: Malnutrition is associated with poor rehabilitation
outcome in elderly inpatients with hospital-associated deconditioning: A
prospective cohort study”. J Rehabil Med 46(9)p942-943, 2014年9月
Wakabayashi H, Matsushima M, Sashika H: Head
lifting strength is associated with dysphagia and malnutrition in frail elderly.
Geriatr Gerontol Int, doi: 10.1007/s13539-014-0162-x
若林秀隆、栢下淳:摂食嚥下障害スクリーニング質問紙票EAT-10の日本語版作成と信頼性・妥当性の検証.静脈経腸栄養29(3)p871-876, 2014年5月
(総説)
Wakabayashi H, Sakuma K. Rehabilitation nutrition for sarcopenia with disability: a
combination of both rehabilitation and nutrition care management. J Cachexia
Sarcopenia Muscle, 5(4)p269-277, 2014年12月
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-脳卒中.レジデントノート16(15)p2899-2904, 2014年12月
若林秀隆:リハビリテーション栄養.medicina 51(13)p2260-2263, 2014年12月
白石愛、若林秀隆:回復期リハ病棟で気づけること・できること.デンタルハイジーン34(12)p1344-1347, 2014年11月
若林秀隆:ちょっと待った! その患者さん、リハ必要ですよ-嚥下障害(誤嚥性肺炎).レジデントノート16(13)p2498-2504, 2014年11月
若林秀隆:サルコペニアに対する運動・栄養介入-コンビネーション介入で重要なのはサルコペニアの原因の追及.Clinic magazine 545p15-17, 2014年11月
若林秀隆:老嚥とサルコペニアの嚥下障害.脊椎脊髄ジャーナル27(11) p991-997, 2014年11月
吉田志麻、若林秀隆:歯科診療所で気づけること・できること.デンタルハイジーン34(11)p1236-1240, 2014年10月
若林秀隆:在宅医療でのリハビリテーション栄養実践.日本医事新報 4721p60-61, 2014年10月
上野理美子、若林秀隆:嚥下障害.救急・集中治療26(9・10)p1379-1387,
2014年10月
若林秀隆:サルコペニアとは何ですか?ニュートリションケア7(10)p940-941, 2014年10月
若林秀隆:サルコペニア肥満とは何ですか?ニュートリションケア7(10)p942-943, 2014年10月
若林秀隆:サルコペニアの診断基準はありますか?ニュートリションケア7(10)p944-945, 2014年10月
若林秀隆:嚥下障害とサルコペニア.CLINICAL CALSIUM 24(10)p1509-1517, 2014年10月
東澤雪子、若林秀隆:リハビリテーションと栄養.デンタルハイジーン34(10)p1114-1117, 2014年9月
若林秀隆、他:嚥下スクリーニングツール「EAT-10」と有用性.臨床栄養125(3)p334-341,
2014年9月
若林秀隆:摂食・嚥下障害者のリハビリテーション栄養管理と地域連携.臨床リハ23(9)p862-867, 2014年8月
高柳久与、若林秀隆:サルコペニアとは?デンタルハイジーン34(9)p998-1001, 2014年8月
高坂陽子、若林秀隆:低栄養とはどのような状態か?~飢餓、侵襲、悪液質・低栄養による問題点~.デンタルハイジーン34(8)p879-882, 2014年7月
若林秀隆:脳卒中リハビリテーション‐新たなる治療戦略:急性期からの栄養管理とリハビリテーション.モダンフィジシャン34(7)p764-767, 2014年7月
若林秀隆:運動とアンチエイジング.Medical Practice31(7)p1086-1090, 2014年6月
原徳美、若林秀隆:歯科と低栄養・サルコペニアの関係.デンタルハイジーン34(7)p766-769, 2014年6月
若林秀隆:サルコペニア.腎と透析76増刊号p415-417, 2014年6月
若林秀隆:サルコペニアと栄養療法‐高齢者の栄養状態とQOL.静脈経腸栄養29(3)p837-842,
2014年5月
若林秀隆:フレイル高齢者のためのリハビリテーション栄養.Medical Rehabilitation170p60-67, 2014年5月
若林秀隆、他:回復期リハビリテーションにおけるリハと栄養を考える~効果的なリハビリテーションを推進するために.回復期リハビリテーション13(1)p19-22, 2014年5月
若林秀隆:不要な「禁食」「安静」が一因に‐複合的サルコペニアを背景とする繰り返される肺炎.訪問看護と介護19(5)p393-398, 2014年5月
若林秀隆:リハビリテーション栄養ってなに?ニュートリションケア2014年春季増刊 p80-81,
2014年4月
若林秀隆:サルコペニアによる嚥下障害ってなに?ニュートリションケア2014年春季増刊 p31-33,
2014年4月
若林秀隆、他:EAT-10と嚥下調整食.ヒューマンニュートリション6(3)p72-77, 2014年4月
若林秀隆:サルコペニア・ロコモティブシンドローム改善のための栄養介入.臨床栄養124(3)p298-304, 2014年3月
若林秀隆:高齢者CKD/ESKD患者の低栄養・サルコペニアの病態と治療.腎と透析76(2)p267-272, 2014年2月
若林秀隆:ヨーロッパの摂食・嚥下分野における栄養管理の現況と課題.難病と在宅ケア19(10)p46-49, 2014年1月
若林秀隆:老嚥(presbyphagia)とは.臨床栄養124(1)p12-13, 2014年1月
若林秀隆:アウトプット型学習のすすめ.ニュートリションケア 7(1)p8, 2014年1月
(著書)
【単著・編著】
日本リハビリテーション栄養研究会、若林秀隆:実践リハビリテーション栄養‐病院・施設・在宅でのチーム医療のあり方.医歯薬出版,2014年9月
谷口英喜,若林秀隆:老年薬学‐体液・栄養管理.慶應義塾大学薬学部,2014年8月
荒金英樹,若林秀隆:悪液質とサルコペニア‐リハビリテーション栄養アプローチ.医歯薬出版,2014年2月
【分担執筆】
若林秀隆:リハビリテーション栄養の基礎知識と実際.日本リハビリテーション病院・施設協会・口腔リハビリテーション推進委員会編:地域包括ケアを支える医科歯科連携実践マニュアル,三輪書店,p70-73,2014年11月
若林秀隆:整形外科術後の回復期リハビリテーション時.大村健二編:栄養管理をマスターする-代謝の理解はなぜ大事?文光堂,pp242-250,2014年7月
若林秀隆:ブログを設けたい.上月正博編著:こんなときどうする?リハビリテーション臨床現場のモヤモヤ解決!医歯薬出版,pp142-146,2014年6月
若林秀隆:ロコモティブシンドローム:病態の特徴.雨海照祥他編:高齢者の糖尿病と栄養,フジメディカル出版,pp116-117,2014年5月
若林秀隆:栄養に関連する廃用症候群.奈良勲他編:理学療法から診る廃用症候群-基礎・予防・介入,文光堂,pp86-96,2014年5月
若林秀隆:周術期リハビリテーション,早期離床の効果.日本外科代謝栄養学会
周術期管理ワーキンググループ:ESSENSE,pp100-111,2014年2月
若林秀隆:リハビリテーション栄養.川越正平編:家庭医療学・老年医学・緩和医療学の3領域からアプローチする在宅医療バイブル,日本医事新報社,pp203-209,2014年2月
若林秀隆:サルコペニアとリハビリテーション栄養.平原佐斗司編:在宅医療のすべて (スーパー総合医) ,中山書店,pp44-52,2014年2月
(学会発表・講演)
Hidetaka Wakabayashi: Association
between dysphagia assessed by the 10-item eating assessment tool (EAT-10) and
malnutrition in frail elderly. 36th Congress of the European Society of
Clinical Nutrition and Metabolism, Geneva, September 2014
Hidetaka Wakabayashi: Presbyphagia,
Sarcopenic Dysphagia and Swallowing Rehabilitation. 5th Nestle
Nutrition Institute Workshop on Multidisciplinary Approach to Dysphagia Patient
Care, Hamamatsu, June 2014
Hidetaka Wakabayashi, Hironobu
Sashika: Dysphagia assessed by the 10-item Eating
Assessment Tool is associated with malnutrition in frail elderly. 8th World
Congress of the International Society of Physical and Rehabilitation Medicine, Cancun, June 2014
Hidetaka Wakabayashi: Nutrition and
rehabilitation. 第91回日本生理学会大会,鹿児島,2014年3月
若林秀隆:サルコペニアと日本リハ栄養研究会の展望.第4回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会,名古屋,2014年12月
若林秀隆:リハビリテーション栄養からみたオーラルマネジメント.第28回日本口腔リハビリテーション学会学術大会,大阪,2014年11月
若林秀隆:サルコペニアの摂食嚥下障害とリハビリテーション栄養.リハビリテーション・ケア合同研究大会長崎2014,長崎,2014年11月
若林秀隆:サルコペニアとリハビリテーション効果.第53回全国自治体病院学会in宮崎,宮崎,2014年10月
伊藤淳子,若林秀隆,鴻井建三,山岸誠:MP人工関節置換術を施行したリウマチ患者の栄養状態について.第29回日本静脈経腸栄養学会,横浜,2014年2月
若林秀隆:高齢者の頭部挙上筋力と摂食嚥下障害・栄養障害の関連.第29回日本静脈経腸栄養学会,横浜,2014年2月
若林秀隆:効果的なリハビリテーションを実践するために必要な知識と視点.回復期リハビリテーション病棟協会第23回研究大会,名古屋,2014年2月
若林秀隆:回復期リハ栄養病棟の考え方.回復期リハビリテーション病棟協会第23回研究大会,名古屋,2014年2月
(研究助成金)
若林秀隆:CTによるサルコペニア指標の開発およびサルコペニアによる摂食・嚥下障害の解析.学術研究助成基金助成金 基盤研究(C) 195万円(内、間接経費45万円)、研究代表者
若林秀隆:地域・在宅高齢者における摂食嚥下・栄養障害に関する研究―特にそれが及ぼす在宅療養の非継続性と地域における介入システムの構築に向けて―.厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合事業)30万円、研究分担者
(その他:テレビ、ラジオ、雑誌)
若林秀隆:肺炎糖尿病に勝つ!筋トレで免疫力UP技.ためしてガッテン,NHKテレビ,2014年9月17日
若林秀隆:認知症のリハビリと栄養.ラジオあさいちばん,NHKラジオ,2014年6月9日~13日
若林秀隆:警告!筋力低下は“死”につながる.NHKためしてガッテンVol25冬号,主婦と生活社,p59,2014年12月
若林秀隆:サルコペニアってどんな病気?栄養と料理80(9)p86-92, 2014年8月
若林秀隆:サルコペニア予防の筋トレ3種.NHKあさイチ:めざせ-3kg簡単ダイエット,宝島社,p35,2014年5月
若林秀隆:筋肉の減少「サルコペニア」が命を脅かす.NHKためしてガッテン:「骨筋力」で若返る,主婦と生活社,p41,2014年5月
2014年12月24日水曜日
ためしてガッテン「肺炎糖尿病に勝つ!筋トレで免疫力UP技」
9月17日に放送された、ためしてガッテン「肺炎糖尿病に勝つ!筋トレで免疫力UP技」ですが、1月5日(月)10時5分から再放送されます。前回見逃した方は録画などで見ていただけると嬉しいです。サルコペニアについて私が紹介しています。よろしくお願い申し上げます。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20140917.html
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20140917.html
2014年12月3日水曜日
Dysphagia assessed by the 10-item Eating Assessment Tool is associated with nutritional status and activities of daily living in elderly individuals requiring long-term care
Dysphagia assessed by the 10-item Eating Assessment Tool is associated with nutritional status and activities of daily living in elderly individuals requiring long-term careという論文が、The
Journal of Nutrition, Health and Agingという雑誌にアクセプトされました。
Journal of Nutrition, Health and Agingという雑誌にアクセプトされました。
リハ栄養の原著論文をアクセプトさせることができてよかったです。抄録だけ掲載しておきます。
Objectives: The 10-item Eating Assessment Tool (EAT-10) is a self-administered questionnaire for dysphagia screening, with each item scored from 0 to 4. We assessed the associations among the EAT-10 score, nutritional status and activities of daily living (ADL) in elderly individuals requiring long-term care.
Design: Cross-sectional study.
Setting: Geriatric health services facilities, acute hospitals, and the community.
Participants: Elderly individuals ≥65 years of age with dysphagia or possible dysphagia (N=237).
Measurements: The EAT-10, the Mini Nutritional Assessment Short Form (MNA-SF) and the Barthel Index.
Results: There were 90 males and 147 females. Mean age was 82 ± 8 years. Eighty-nine were in geriatric health services facilities, 28 were in acute hospitals, and 120 were community-dwelling. The median Barthel Index score was 55 (interquartile range: 25, 80). The median EAT-10 score was 1 (interquartile range: 0, 9), and 101 respondents a score more than 3, indicating the presence of dysphagia. The MNA-SF revealed that 81 were malnourished, 117 were at risk of malnutrition, and 39
had a normal nutritional status. The Barthel Index score and MNA-SF score were significantly lower in those with an EAT-10 score between 3 and 40, compared to those with an EAT-10 score between 0 and 2. The EAT-10 has an independent effect on the Barthel Index and the MNA-SF by adjusting for covariates such as age, gender, and setting in multiple regression analysis.
Conclusions: Dysphagia assessed by the EAT-10 is associated with nutritional status and ADL in elderly individuals requiring long-term care.
Design: Cross-sectional study.
Setting: Geriatric health services facilities, acute hospitals, and the community.
Participants: Elderly individuals ≥65 years of age with dysphagia or possible dysphagia (N=237).
Measurements: The EAT-10, the Mini Nutritional Assessment Short Form (MNA-SF) and the Barthel Index.
Results: There were 90 males and 147 females. Mean age was 82 ± 8 years. Eighty-nine were in geriatric health services facilities, 28 were in acute hospitals, and 120 were community-dwelling. The median Barthel Index score was 55 (interquartile range: 25, 80). The median EAT-10 score was 1 (interquartile range: 0, 9), and 101 respondents a score more than 3, indicating the presence of dysphagia. The MNA-SF revealed that 81 were malnourished, 117 were at risk of malnutrition, and 39
had a normal nutritional status. The Barthel Index score and MNA-SF score were significantly lower in those with an EAT-10 score between 3 and 40, compared to those with an EAT-10 score between 0 and 2. The EAT-10 has an independent effect on the Barthel Index and the MNA-SF by adjusting for covariates such as age, gender, and setting in multiple regression analysis.
Conclusions: Dysphagia assessed by the EAT-10 is associated with nutritional status and ADL in elderly individuals requiring long-term care.
2014年11月27日木曜日
第4回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会
12月13日(土)に第4回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会が名古屋で開催されます。非会員の方も当日参加可能です。
私はサルコペニアと日本リハ栄養研究会の展望という講演をします。皆様のご参加の程よろしくお願い申し上げます。
第4回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会ホームページ
http://rehabnutrition2014.jimdo.com/
私はサルコペニアと日本リハ栄養研究会の展望という講演をします。皆様のご参加の程よろしくお願い申し上げます。
第4回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会ホームページ
http://rehabnutrition2014.jimdo.com/
2014年11月21日金曜日
リハ栄養フォーラム2015
リハ栄養フォーラム2015の案内です。日本リハビリテーション栄養研究会の会員でない方も参加できる研修会です。来年は7会場とも私は講演させていただく予定です。
リハ栄養に関心のある多くの方にご参加いただければと思います。よろしくお願い申し上げます。
リハ栄養に関心のある多くの方にご参加いただければと思います。よろしくお願い申し上げます。
2014年11月17日月曜日
第7回JSPEN首都圏支部会学術集会のご案内:第一報
第7回JSPEN首都圏支部会学術集会ホームページ
http://rehanutrition2015.jimdo.com/
来年5月9日(土)に大さん橋ホール(神奈川県横浜市)で、第7回JSPEN首都圏支部会学術集会が開催されます。今回、メインテーマを「NST専門療法士の成果と展望」としました。
主な内容として、日本静脈経腸栄養学会首都圏支部会、神奈川、東京のNST専門療法士連絡会代表によるパネルディスカッションを企画しました。また、特別講演は聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院NST専任看護師の森みさ子さんに、ランチョンセミナーは近森会臨床栄養部・栄養サポートセンター長の宮澤靖さんに依頼しました。
演題募集を2014年12月1日(月)~2015年2月3日(月)で行います。今回、募集期間は延長しませんのでご了承ください。演題応募の詳細は、学術集会HPをご参照ください。
NST専門療法士の方はもちろん、NST専門療法士でない方にもご参加、ご発表していただければと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
2014年11月13日木曜日
地域包括ケアを支える医科歯科連携実践マニュアル
日本リハビリテーション病院・施設協会 口腔リハビリテーション推進委員会編、地域包括ケアを支える医科歯科連携実践マニュアル、三輪書店を紹介します。
https://www.miwapubl.com/products/detail.php?product_id=1670
高齢障害者が口から食べ続けるためには、医科歯科連携して摂食嚥下障害、低栄養、サルコペニアなどに取り組むことが必要です。特に歯科関係者に読んでいただけると嬉しい書籍です。よろしくお願い申し上げます。
目次
発刊にあたって
発刊に寄せて―日本歯科医師会からのメッセージ
発刊に寄せて―日本歯科衛生士会からのメッセージ
第1章 総論
1. 口のリハビリテーションのすすめ
2. 超高齢社会に対応する歯科医療
第2章 連携のための医科・歯科・栄養の基礎知識と実際
1. 口腔の基礎知識―解剖生理:機能そして障害
2. 障害高齢者に義歯を入れる意義
3. 高齢障害者の義歯製作―回復期リハビリテーション病院
4. 廃用症候群とリハビリテーション
5. 口腔と栄養の関連―舌のサルコペニア
6. 口腔衛生の基礎
7. 口から食べる援助の基本
8. 高齢障害者の口腔ケアの実際―食べられる口づくりのための口腔ケア&口腔リハビリテーション
9. 摂食嚥下の基礎知識―解剖生理・病態
10. 嚥下リハビリテーションの実際―直接訓練・間接訓練
11. 呼吸リハビリテーションの実際
12. 嚥下調整食の知識と連携の実際
13. リハビリテーション栄養の基礎知識と実際
14. 検査値の読み方
第3章 医科歯科連携の現状と展望
1. 医科歯科連携の基本的な考え方
2. 病院チーム医療における医科歯科連携構築の現状と展望:チームゆふ
3. 歯科診療所からみた医科歯科連携の現状と展望
4. 訪問歯科診療における連携の重要性
第4章 病院・在宅での連携事例紹介
1. 回復期リハビリテーション専門病院における医科歯科連携の工夫
2.大分や湯布院での取り組み
3.熊本での取り組み
4.岩手県奥州市歯科医師会の医科歯科連携の取り組み
5.医師・歯科医師を多職種連携の中へ―鳥取県西部地域での取り組み
第5章 医科歯科連携実践のためのツール
1.地域連携ツールとしてのえんげパスポート
2.歯科連携シート(連携開始用)
第6章 医科・歯科連携に関するアンケート調査
医科・歯科連携に関するアンケート調査のまとめ
おわりに
https://www.miwapubl.com/products/detail.php?product_id=1670
高齢障害者が口から食べ続けるためには、医科歯科連携して摂食嚥下障害、低栄養、サルコペニアなどに取り組むことが必要です。特に歯科関係者に読んでいただけると嬉しい書籍です。よろしくお願い申し上げます。
目次
発刊にあたって
発刊に寄せて―日本歯科医師会からのメッセージ
発刊に寄せて―日本歯科衛生士会からのメッセージ
第1章 総論
1. 口のリハビリテーションのすすめ
2. 超高齢社会に対応する歯科医療
第2章 連携のための医科・歯科・栄養の基礎知識と実際
1. 口腔の基礎知識―解剖生理:機能そして障害
2. 障害高齢者に義歯を入れる意義
3. 高齢障害者の義歯製作―回復期リハビリテーション病院
4. 廃用症候群とリハビリテーション
5. 口腔と栄養の関連―舌のサルコペニア
6. 口腔衛生の基礎
7. 口から食べる援助の基本
8. 高齢障害者の口腔ケアの実際―食べられる口づくりのための口腔ケア&口腔リハビリテーション
9. 摂食嚥下の基礎知識―解剖生理・病態
10. 嚥下リハビリテーションの実際―直接訓練・間接訓練
11. 呼吸リハビリテーションの実際
12. 嚥下調整食の知識と連携の実際
13. リハビリテーション栄養の基礎知識と実際
14. 検査値の読み方
第3章 医科歯科連携の現状と展望
1. 医科歯科連携の基本的な考え方
2. 病院チーム医療における医科歯科連携構築の現状と展望:チームゆふ
3. 歯科診療所からみた医科歯科連携の現状と展望
4. 訪問歯科診療における連携の重要性
第4章 病院・在宅での連携事例紹介
1. 回復期リハビリテーション専門病院における医科歯科連携の工夫
2.大分や湯布院での取り組み
3.熊本での取り組み
4.岩手県奥州市歯科医師会の医科歯科連携の取り組み
5.医師・歯科医師を多職種連携の中へ―鳥取県西部地域での取り組み
第5章 医科歯科連携実践のためのツール
1.地域連携ツールとしてのえんげパスポート
2.歯科連携シート(連携開始用)
第6章 医科・歯科連携に関するアンケート調査
医科・歯科連携に関するアンケート調査のまとめ
おわりに
2014年10月31日金曜日
「何によって憶えられたいか」2014/11/1
もうすぐ年を重ねます。考えてみると今の「何によって憶えられたいか」の答えは、以下の3つです。
①海外にリハ栄養の考え方を広めた人
→英語でリハ栄養の論文執筆しないとですね。原著・総説・レターなど形式は何でもよいので、1年で4本の英語論文執筆が目標です。
②日本各地でリハ栄養を広める医療人を育てた人
→日本リハ栄養研究会での活動が重要です。特に来年7月18-20日の第2回リハ栄養研究デザイン学習会と、リハ栄養のNST48プロジェクトを頑張ります。5年以内に一定の成果がほしいです。
③リハ栄養のガイドラインを作った人
→5年以内の作成が目標です。リハ栄養研究デザイン学習会はこちらでも重要です。
これらで憶えられるために現在、ほとんどの講演依頼をお断りしています。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、ご理解の程何卒よろしくお願い申し上げます。
補足ですが、「何によって憶えられたいか」はドラッカーの質問です。50歳になっても答えられなければ人生を無駄にしたことになるという、セルフマネジメントでは究極の質問ですね。
①海外にリハ栄養の考え方を広めた人
→英語でリハ栄養の論文執筆しないとですね。原著・総説・レターなど形式は何でもよいので、1年で4本の英語論文執筆が目標です。
②日本各地でリハ栄養を広める医療人を育てた人
→日本リハ栄養研究会での活動が重要です。特に来年7月18-20日の第2回リハ栄養研究デザイン学習会と、リハ栄養のNST48プロジェクトを頑張ります。5年以内に一定の成果がほしいです。
③リハ栄養のガイドラインを作った人
→5年以内の作成が目標です。リハ栄養研究デザイン学習会はこちらでも重要です。
これらで憶えられるために現在、ほとんどの講演依頼をお断りしています。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、ご理解の程何卒よろしくお願い申し上げます。
補足ですが、「何によって憶えられたいか」はドラッカーの質問です。50歳になっても答えられなければ人生を無駄にしたことになるという、セルフマネジメントでは究極の質問ですね。
2014年10月25日土曜日
リハ栄養のNST48メンバーおよびリハ栄養のNST48研究生募集
【リハ栄養のNST48メンバーおよびリハ栄養のNST48研究生募集】
臨床栄養の9月臨時増刊号の座談会で、リハ栄養のNST48について触れました。
http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/eiyo/EiyoArticleDetail.aspx?BC=740850&AC=3707
それを具体化するために、リハ栄養のNST48プロジェクトを開始します。現時点での内容は以下の3つです。
臨床栄養の9月臨時増刊号の座談会で、リハ栄養のNST48について触れました。
http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/eiyo/EiyoArticleDetail.aspx?BC=740850&AC=3707
それを具体化するために、リハ栄養のNST48プロジェクトを開始します。現時点での内容は以下の3つです。
①臨床栄養での「CAREに基づくリハ栄養の症例報告」連載
②管理栄養士のみ(私以外)が講師を担当する「リハ栄養実践講座」
③リハ栄養のNST48研究生グループ
②管理栄養士のみ(私以外)が講師を担当する「リハ栄養実践講座」
③リハ栄養のNST48研究生グループ
①はNST48にちなんで4年間、48人の管理栄養士による長期連載を考えています。来年3月号の臨床栄養に私がオーバービューを執筆します。CAREとは症例報告執筆のガイドラインです。
http://www.equator-network.org/reporting-guidelines/care/
②は来年3か所(東京、大阪、福岡の予定)で、非会員の方も対象にしたリハ栄養の研修会を企画します。実践に重きをおいた研修会とします。
③はリハ栄養のNST48メンバーになりたいけれど、現時点では入会条件を満たさない若手管理栄養士向けに、研究生グループを作って運営します。若手管理栄養士の学習と成長の機会を提供できればと考えています。
http://www.equator-network.org/reporting-guidelines/care/
②は来年3か所(東京、大阪、福岡の予定)で、非会員の方も対象にしたリハ栄養の研修会を企画します。実践に重きをおいた研修会とします。
③はリハ栄養のNST48メンバーになりたいけれど、現時点では入会条件を満たさない若手管理栄養士向けに、研究生グループを作って運営します。若手管理栄養士の学習と成長の機会を提供できればと考えています。
リハ栄養のNST48への入会条件は、①管理栄養士、②日本リハ栄養研究会会員(研究会HP https://sites.google.com/site/rehabnutrition/)、③リハ栄養の原稿の執筆経験(学会誌、臨床栄養、書籍)もしくは査読付き原著論文の執筆経験、の3点です。これらを満たす入会希望の管理栄養士は、Facebookのメッセージで若林宛(https://www.facebook.com/HideWakabayashi)に、リハ栄養のNST48入会希望、執筆した原稿、所属先、メールアドレスを送付してください。友達でない場合には友達申請もしてください。承認後にリハ栄養のNST48の Facebookグループに登録します。現時点の管理栄養士メンバーは、臨床栄養臨時増刊号「管理栄養士のためのリハ栄養」を執筆した29人です。症例報告連載の執筆者とリハ栄養実践講座の講師は、原則としてリハ栄養のNST48メンバーに依頼します。
「リハ栄養のNST48研究生」(以下、研究生)の入会条件は、①39歳以下の管理栄養士、②日本リハ栄養研究会会員、③リハ栄養を学び広めるリーダーになりたい、の3点です。これらを満たす研究生希望の管理栄養士は、Facebookのメッセージで鈴木達郎さん宛(https://www.facebook.com/tatsuro.suzuki.33)に研究生希望、所属先、年齢、経験年数、メールアドレスを送付してください。鈴木達郎さんと友達でない場合には友達申請もしてください。承認後に研究生のFacebookグループに登録する。一部の研究生には、リハ栄養の症例報告執筆を依頼する可能性があります。研究生グループの運営は、NSTである西岡さん、嶋津さん、高山さんと、研究会世話人の吉村さん、鈴木さん、熊谷さんを中心に行います。
今回の対象は日本リハ栄養研究会会員の管理栄養士のみとなります。多くの管理栄養士にリハ栄養のNST48もしくは研究生に入会していただければと思います。よろしくお願い申し上げます。
2014年10月19日日曜日
NUTRITIONレター論文
早期栄養サポートと理学療法は急性疾患高齢患者の長期ADL自立度を改善する、というNUTRITION論文へのレター論文が掲載されました。
Hidetaka Wakabayashi. Comment on “Early nutritional support and physiotherapy improved long-term self-sufficiency in acutely ill older patients” NUTRITION, DOI: 10.1016/j.nut.2014.09.014
私のレター論文は以下のHPで全文読めます。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0899900714004365
リハ栄養では重要な論文ですが気になる点がいくつかありましたので、初めてレター論文を書いてみました。インパクトファクター3点台の雑誌ですので、レター論文でも掲載されるとやはり嬉しいですね。
もとの論文は以下のHPで抄録だけ読むことができます。
http://www.nutritionjrnl.com/article/S0899-9007(14)00349-9/abstract
リハ栄養の論文はまだまだ少ないので、気になる点があるリハ栄養の論文が掲載された場合には、今後もレター論文を投稿しようと考えています。この領域を盛り上げていきたいです。
Hidetaka Wakabayashi. Comment on “Early nutritional support and physiotherapy improved long-term self-sufficiency in acutely ill older patients” NUTRITION, DOI: 10.1016/j.nut.2014.09.014
私のレター論文は以下のHPで全文読めます。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0899900714004365
リハ栄養では重要な論文ですが気になる点がいくつかありましたので、初めてレター論文を書いてみました。インパクトファクター3点台の雑誌ですので、レター論文でも掲載されるとやはり嬉しいですね。
もとの論文は以下のHPで抄録だけ読むことができます。
http://www.nutritionjrnl.com/article/S0899-9007(14)00349-9/abstract
リハ栄養の論文はまだまだ少ないので、気になる点があるリハ栄養の論文が掲載された場合には、今後もレター論文を投稿しようと考えています。この領域を盛り上げていきたいです。
2014年9月21日日曜日
リハビリテーション栄養ポケットガイド
リハビリテーション栄養ポケットガイドが完成しました。リハ栄養やサルコペニア等の情報がコンパクトにまとまっています。入手希望の方は、病院・施設のクリニコ担当者に問い合わせてください。管理栄養士、PT・OT・STは1人1冊持っていてほしいですね。よろしくお願い申し上げます。
2014年9月19日金曜日
管理栄養士のためのリハビリテーション栄養
臨床栄養125巻4号、2014年9月号臨時増刊号が出版されました。特集は、管理栄養士のためのリハビリテーション栄養です。
http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/eiyo/EiyoBookDetail.aspx?BC=740850
今回のコンセプトは、「管理栄養士の管理栄養士による管理栄養士のためのリハ栄養」です。私以外は全員、管理栄養士が執筆しています。若手~中堅の管理栄養士がほとんどです。リハ栄養の書籍では医師、PT・OT・STの執筆が今まで多かったので、この点で画期的です。
管理栄養士はもちろんですが、管理栄養士以外の職種でもリハ栄養に関心のある方には読んでいただけると嬉しいです。多くの病院の栄養部で定期購読していると思いますので、栄養部に行って借りて回し読みしてください。よろしくお願い申し上げます。
●管理栄養士のためのリハビリテーション栄養
オーバービュー 若林秀隆……372
座談会 管理栄養士に,なぜリハビリテーション栄養の視点が必要なのか 若林秀隆,嶋津さゆり,高山仁子,西岡心大……374
リハビリテーション栄養管理の基本
リハビリテーション栄養とは 西岡心大……386
成人低栄養とサルコペニアの病態 種村陽子……392
リハビリテーション栄養のマネジメント 熊谷直子……398
栄養状態悪化時の機能訓練―すべきこと・すべきでないこと 鈴木達郎……404
リハビリテーション栄養カンファレンスの実践 阿部沙耶香……410
リハビリテーション栄養浸透のために必要な多職種へのアプローチ 後藤祐子……417
リハビリテーション栄養に有用な栄養素 斎野容子……421
口腔・嚥下機能と栄養状態の関連 上島順子……427
リハビリテーション栄養に最低限必要なキーワード集 上野砂織……434
機能訓練からみた栄養管理
機能訓練を考慮した活動係数の決め方 二井麻里亜……442
筋緊張・不随意運動を考慮した栄養管理 高山仁子……449
機能訓練時の栄養剤・プロテインの使い方 井村沙織……454
トピックス 予防的リハビリテーション栄養管理(フレイル・老嚥) 杉山佳子……460
急性期病院でのリハビリテーション栄養管理
侵襲時のリハビリテーション栄養管理 塩濱奈保子……466
悪液質時のリハビリテーション栄養管理 黒川浩美……471
廃用症候群のリハビリテーション栄養管理 小蔵要司……477
大腿骨近位部骨折のリハビリテーション栄養管理 金杉恵里……483
トピックス 機能訓練室での管理栄養士の役割 西川みか……488
回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーション栄養管理
回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーション栄養管理 中原さおり……491
回復期リハビリテーション病棟でのあるべき常食 嶋津さゆり……499
糖尿病とリハビリテーション栄養管理―回復期リハビリテーション病棟でエネルギー制限は必要か 太田香緒里……508
慢性腎臓病とリハビリテーション栄養管理―回復期リハビリテーション病棟でたんぱく質制限は必要か 内薗那穂子……515
サルコペニアの嚥下障害を改善させるリハビリテーション栄養管理 岡田裕貴……522
サルコペニア肥満のリハビリテーション栄養管理 矢野真友美……528
トピックス リハビリテーション栄養指導・セルフケア 吉村由梨……534
介護老人保健施設でのリハビリテーション栄養管理
介護老人保健施設におけるリハビリテーション栄養―地域連携と必要な視点 佐藤有里……539
介護老人保健施設におけるリハビリテーション栄養のあり方―病院から介護老人保健施設そして在宅に向けて 苅部康子……545
在宅でのリハビリテーション栄養管理
地域包括ケアシステムにおける在宅高齢者リハビリテーション栄養 奥村圭子……552
訪問栄養食事指導でのリハビリテーション栄養の実際 水島美保……558
トピックス リハビリテーション栄養サマリーの作成 二井麻里亜,中原さおり……565
http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/eiyo/EiyoBookDetail.aspx?BC=740850
今回のコンセプトは、「管理栄養士の管理栄養士による管理栄養士のためのリハ栄養」です。私以外は全員、管理栄養士が執筆しています。若手~中堅の管理栄養士がほとんどです。リハ栄養の書籍では医師、PT・OT・STの執筆が今まで多かったので、この点で画期的です。
管理栄養士はもちろんですが、管理栄養士以外の職種でもリハ栄養に関心のある方には読んでいただけると嬉しいです。多くの病院の栄養部で定期購読していると思いますので、栄養部に行って借りて回し読みしてください。よろしくお願い申し上げます。
●管理栄養士のためのリハビリテーション栄養
オーバービュー 若林秀隆……372
座談会 管理栄養士に,なぜリハビリテーション栄養の視点が必要なのか 若林秀隆,嶋津さゆり,高山仁子,西岡心大……374
リハビリテーション栄養管理の基本
リハビリテーション栄養とは 西岡心大……386
成人低栄養とサルコペニアの病態 種村陽子……392
リハビリテーション栄養のマネジメント 熊谷直子……398
栄養状態悪化時の機能訓練―すべきこと・すべきでないこと 鈴木達郎……404
リハビリテーション栄養カンファレンスの実践 阿部沙耶香……410
リハビリテーション栄養浸透のために必要な多職種へのアプローチ 後藤祐子……417
リハビリテーション栄養に有用な栄養素 斎野容子……421
口腔・嚥下機能と栄養状態の関連 上島順子……427
リハビリテーション栄養に最低限必要なキーワード集 上野砂織……434
機能訓練からみた栄養管理
機能訓練を考慮した活動係数の決め方 二井麻里亜……442
筋緊張・不随意運動を考慮した栄養管理 高山仁子……449
機能訓練時の栄養剤・プロテインの使い方 井村沙織……454
トピックス 予防的リハビリテーション栄養管理(フレイル・老嚥) 杉山佳子……460
急性期病院でのリハビリテーション栄養管理
侵襲時のリハビリテーション栄養管理 塩濱奈保子……466
悪液質時のリハビリテーション栄養管理 黒川浩美……471
廃用症候群のリハビリテーション栄養管理 小蔵要司……477
大腿骨近位部骨折のリハビリテーション栄養管理 金杉恵里……483
トピックス 機能訓練室での管理栄養士の役割 西川みか……488
回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーション栄養管理
回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーション栄養管理 中原さおり……491
回復期リハビリテーション病棟でのあるべき常食 嶋津さゆり……499
糖尿病とリハビリテーション栄養管理―回復期リハビリテーション病棟でエネルギー制限は必要か 太田香緒里……508
慢性腎臓病とリハビリテーション栄養管理―回復期リハビリテーション病棟でたんぱく質制限は必要か 内薗那穂子……515
サルコペニアの嚥下障害を改善させるリハビリテーション栄養管理 岡田裕貴……522
サルコペニア肥満のリハビリテーション栄養管理 矢野真友美……528
トピックス リハビリテーション栄養指導・セルフケア 吉村由梨……534
介護老人保健施設でのリハビリテーション栄養管理
介護老人保健施設におけるリハビリテーション栄養―地域連携と必要な視点 佐藤有里……539
介護老人保健施設におけるリハビリテーション栄養のあり方―病院から介護老人保健施設そして在宅に向けて 苅部康子……545
在宅でのリハビリテーション栄養管理
地域包括ケアシステムにおける在宅高齢者リハビリテーション栄養 奥村圭子……552
訪問栄養食事指導でのリハビリテーション栄養の実際 水島美保……558
トピックス リハビリテーション栄養サマリーの作成 二井麻里亜,中原さおり……565
2014年9月17日水曜日
J Cachexia Sarcopenia Muscleリハ栄養論文
障害のあるサルコペニアに対するリハ栄養のレビュー論文が、J Cachexia Sarcopenia Muscleにアクセプトされました。
Wakabayashi H, Sakuma K.Rehabilitation nutrition for sarcopenia with disability: a combination of both rehabilitation and nutrition care management. J Cachexia Sarcopenia Muscle. 2014 Sep 16. [Epub ahead of print]
リハ栄養というコンセプトを世界に発信した最初の論文になりますし、J Cachexia Sarcopenia MuscleのImpact Factorは7.4と高いので、インパクトの大きい論文だと自分では思います。
下記HPから全文ダウンロード可能です。多くの方に読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。
http://download.springer.com/static/pdf/564/art%253A10.1007%252Fs13539-014-0162-x.pdf?auth66=1411135474_32da4b46105dddc16652e0e4fb82e057&ext=.pdf
Abstract
Malnutrition and sarcopenia often occur in rehabilitation settings. The prevalence of malnutrition and sarcopenia in older patients undergoing rehabilitation is 49-67 % and 40-46.5 %, respectively. Malnutrition and sarcopenia are associated with poorer rehabilitation outcome and physical function. Therefore, a combination of both rehabilitation and nutrition care management may improve outcome in disabled elderly with malnutrition and sarcopenia. The concept of rehabilitation nutrition as a combination of both rehabilitation and nutrition care management and the International Classification of Functioning, Disability and Health guidelines are used to evaluate nutrition status and to maximize functionality in the elderly and other people with disability. Assessment of the multifactorial causes of primary and secondary sarcopenia is important because rehabilitation nutrition for sarcopenia differs depending on its etiology. Treatment of age-related sarcopenia should include resistance training and dietary supplements of amino acids. Therapy for activity-related sarcopenia includes reduced bed rest time and early mobilization and physical activity. Treatment for disease-related sarcopenia requires therapies for advanced organ failure, inflammatory disease, malignancy, or endocrine disease, while therapy for nutrition-related sarcopenia involves appropriate nutrition management to increase muscle mass. Because primary and secondary sarcopenia often coexist in people with disability, the concept of rehabilitation nutrition is useful for their treatment. Stroke, hip fracture, and hospital-associated deconditioning are major causes of disability, and inpatients of rehabilitation facilities often have malnutrition and sarcopenia. We review the concept of rehabilitation nutrition, the rehabilitation nutrition options for stroke, hip fracture, hospital-associated deconditioning, sarcopenic dysphagia, and then evaluate the amount of research interest in rehabilitation nutrition.
Wakabayashi H, Sakuma K.Rehabilitation nutrition for sarcopenia with disability: a combination of both rehabilitation and nutrition care management. J Cachexia Sarcopenia Muscle. 2014 Sep 16. [Epub ahead of print]
リハ栄養というコンセプトを世界に発信した最初の論文になりますし、J Cachexia Sarcopenia MuscleのImpact Factorは7.4と高いので、インパクトの大きい論文だと自分では思います。
下記HPから全文ダウンロード可能です。多くの方に読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。
http://download.springer.com/static/pdf/564/art%253A10.1007%252Fs13539-014-0162-x.pdf?auth66=1411135474_32da4b46105dddc16652e0e4fb82e057&ext=.pdf
Abstract
Malnutrition and sarcopenia often occur in rehabilitation settings. The prevalence of malnutrition and sarcopenia in older patients undergoing rehabilitation is 49-67 % and 40-46.5 %, respectively. Malnutrition and sarcopenia are associated with poorer rehabilitation outcome and physical function. Therefore, a combination of both rehabilitation and nutrition care management may improve outcome in disabled elderly with malnutrition and sarcopenia. The concept of rehabilitation nutrition as a combination of both rehabilitation and nutrition care management and the International Classification of Functioning, Disability and Health guidelines are used to evaluate nutrition status and to maximize functionality in the elderly and other people with disability. Assessment of the multifactorial causes of primary and secondary sarcopenia is important because rehabilitation nutrition for sarcopenia differs depending on its etiology. Treatment of age-related sarcopenia should include resistance training and dietary supplements of amino acids. Therapy for activity-related sarcopenia includes reduced bed rest time and early mobilization and physical activity. Treatment for disease-related sarcopenia requires therapies for advanced organ failure, inflammatory disease, malignancy, or endocrine disease, while therapy for nutrition-related sarcopenia involves appropriate nutrition management to increase muscle mass. Because primary and secondary sarcopenia often coexist in people with disability, the concept of rehabilitation nutrition is useful for their treatment. Stroke, hip fracture, and hospital-associated deconditioning are major causes of disability, and inpatients of rehabilitation facilities often have malnutrition and sarcopenia. We review the concept of rehabilitation nutrition, the rehabilitation nutrition options for stroke, hip fracture, hospital-associated deconditioning, sarcopenic dysphagia, and then evaluate the amount of research interest in rehabilitation nutrition.
2014年8月6日水曜日
リハ栄養の新刊「実践リハ栄養」
9月20日のリハ栄養フォーラムin東京で、リハ栄養の新刊「実践リハ栄養」と雑誌:臨床栄養臨時増刊号でのリハ栄養特集をお披露目できるよう準備中です。
実践リハビリテーション栄養-病院・施設・在宅でのチーム医療のあり方
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=212290
雑誌:臨床栄養2014年9月号 管理栄養士のためのリハビリテーション栄養
http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/eiyo/EiyoBookDetail.aspx?BC=740850
多くの方にリハ栄養フォーラムin東京参加していただければと思います。よろしくお願い申し上げます。リハ栄養フォーラムin東京のHPはこちらです。
https://seminar.admin83.jp/forum2014/tokyo/
実践リハビリテーション栄養-病院・施設・在宅でのチーム医療のあり方
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=212290
雑誌:臨床栄養2014年9月号 管理栄養士のためのリハビリテーション栄養
http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/eiyo/EiyoBookDetail.aspx?BC=740850
多くの方にリハ栄養フォーラムin東京参加していただければと思います。よろしくお願い申し上げます。リハ栄養フォーラムin東京のHPはこちらです。
https://seminar.admin83.jp/forum2014/tokyo/
2014年7月16日水曜日
第15回神奈川摂食・嚥下リハビリテーション研究会
8月9日(土)13時30分から第15回神奈川摂食・嚥下リハビリテーション研究会が東海大学医学部付属病院で開催されます。
詳細は下記研究会HPをご参照ください。申し込み用紙もこちらにあります。
http://kanagawaenge.web.fc2.com/i/kennkyuukai/20140809.pdf
主なプログラムは以下の通りです。
講 演 地域栄養ケア PEACH 厚木 代表 江頭文江先生 「在宅で行う摂食・嚥下障害患者への食べる支援」
特別講演 沖縄メディカル病院 医師 吉田貞夫先生 「食べるための身体作りに必要な栄養管理」
直前のご案内で大変申し訳ありませんが、皆様のご参加の程よろしくお願い申し上げます。
http://kanagawaenge.web.fc2.com/i/kennkyuukai/20140809.pdf
主なプログラムは以下の通りです。
講 演 地域栄養ケア PEACH 厚木 代表 江頭文江先生 「在宅で行う摂食・嚥下障害患者への食べる支援」
特別講演 沖縄メディカル病院 医師 吉田貞夫先生 「食べるための身体作りに必要な栄養管理」
直前のご案内で大変申し訳ありませんが、皆様のご参加の程よろしくお願い申し上げます。
2014年7月3日木曜日
EAT-10の日本語版作成と信頼性・妥当性の検証
若林秀隆、栢下淳:摂食嚥下障害スクリーニング質問紙票EAT-10の日本語版作成と信頼性・妥当性の検証.静脈経腸栄養29(3)p871-876, 2014の論文が、J-stageで公開されました。JSPEN会員でない方はネットでぜひ読んでいただければと思います。よろしくお願い申し上げます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/29/3/29_871/_pdf
EAT-10日本語版は以下のHPからダウンロード可能です。
www.maff.go.jp/j/shokusan/seizo/kaigo/pdf/eat-10.pdf
なお「静脈経腸栄養」の同じ号に掲載された総説、若林秀隆:サルコペニアと栄養療法‐高齢者の栄養状態とQOL.静脈経腸栄養29(3)p837-842, 2014もJ-stageで読むことができますので、よかったらこちらもぜひ。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/29/3/29_837/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/29/3/29_871/_pdf
EAT-10日本語版は以下のHPからダウンロード可能です。
www.maff.go.jp/j/shokusan/seizo/kaigo/pdf/eat-10.pdf
なお「静脈経腸栄養」の同じ号に掲載された総説、若林秀隆:サルコペニアと栄養療法‐高齢者の栄養状態とQOL.静脈経腸栄養29(3)p837-842, 2014もJ-stageで読むことができますので、よかったらこちらもぜひ。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/29/3/29_837/_pdf
2014年7月2日水曜日
2014年7月以降の講演ポリシー
先日、2014年上半期の振り返りと講演ポリシーという記事で、私の講演ポリシーを記載しました。
http://rehabnutrition.blogspot.jp/2014/06/2014.html
ただ、ブログ自体が長いので、講演ポリシーのみを記載した記事を別にアップします。以前、記載したものを一部修正しております。
若林の講演ポリシー2014年7月以降
・都道府県や市町村単位の研修会は、原則としてお断りする。
・職能団体や企業の研修会は、全国規模のものを除き原則としてお断りする。
・知り合いからの講演依頼は、原則としてお断りする(ダメ元での依頼はご遠慮ください)。
・病院・施設単位の研修会は、原則としてお断りする。
・全国規模の学会と国際学会の講演依頼は、日程調整可能であればできるだけお引き受けする。
・講演(全国規模の学会と国際学会を除く)は月2回までとする。
この通りに実施できれば、講演依頼の8割以上をお断りすることになると思います。リハ栄養の研究の土台を作り、リハ栄養のエビデンスを増やし、リハ栄養のガイドラインを5年以内に作成することを達成するための戦略、時間管理ですので、ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
なお日本語の依頼原稿に関しても、今まではほとんどお引き受けしていましたが、2014年7月以降はできるだけ他の方に執筆を依頼して共著とするか、お断りするかさせていただきます。依頼原稿の執筆に追われ、原著論文の執筆に時間を回せないという状況が、今も続いています。よろしくお願い申し上げます。
http://rehabnutrition.blogspot.jp/2014/06/2014.html
ただ、ブログ自体が長いので、講演ポリシーのみを記載した記事を別にアップします。以前、記載したものを一部修正しております。
若林の講演ポリシー2014年7月以降
・都道府県や市町村単位の研修会は、原則としてお断りする。
・職能団体や企業の研修会は、全国規模のものを除き原則としてお断りする。
・知り合いからの講演依頼は、原則としてお断りする(ダメ元での依頼はご遠慮ください)。
・病院・施設単位の研修会は、原則としてお断りする。
・全国規模の学会と国際学会の講演依頼は、日程調整可能であればできるだけお引き受けする。
・講演(全国規模の学会と国際学会を除く)は月2回までとする。
この通りに実施できれば、講演依頼の8割以上をお断りすることになると思います。リハ栄養の研究の土台を作り、リハ栄養のエビデンスを増やし、リハ栄養のガイドラインを5年以内に作成することを達成するための戦略、時間管理ですので、ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
なお日本語の依頼原稿に関しても、今まではほとんどお引き受けしていましたが、2014年7月以降はできるだけ他の方に執筆を依頼して共著とするか、お断りするかさせていただきます。依頼原稿の執筆に追われ、原著論文の執筆に時間を回せないという状況が、今も続いています。よろしくお願い申し上げます。
2014年7月1日火曜日
第4回日本リハ栄養研究会学術集会一般演題募集
12月13日(土)に第4回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会がウインクあいちで開催されます。一般演題募集が開始となりましたので、多くの方に演題を申し込んでいただけると嬉しいです。
演題応募はちょっと…という方は、日本リハビリテーション栄養研究会の会員でなくても参加できますので、当日参加していただけると嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。
http://rehabnutrition2014.jimdo.com/
演題応募はちょっと…という方は、日本リハビリテーション栄養研究会の会員でなくても参加できますので、当日参加していただけると嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。
http://rehabnutrition2014.jimdo.com/
2014年6月27日金曜日
2014年上半期の振り返りと講演ポリシー
2014年も間もなく7月になりますので、上半期を振り返ってみたいと思います。
学会発表・講演筆頭演者 2013年上半期16回 → 2014年上半期5回
講演(大学講義なども含め) 2013年上半期33回 → 2014年上半期33回
書籍(編著) 2013年上半期 0冊 → 2014年上半期1冊(悪液質とサルコペニア)
総説・書籍など依頼原稿 2013年上半期17本 → 2014年上半期 21本
原著論文 2013年上半期0本 → 2014年上半期2本(英語、日本語1本ずつ)
日本リハビリテーション栄養研究会会員数 2013年6月30日2551人 → 2014年6月27日3542人
ブログ執筆本数 2013年上半期95本 → 2014年上半期31本
Twitterつぶやき回数 2013年上半期867回 → 2014年上半期713回
Twilogで確認
http://twilog.org/HideWakabayashi
一見、講演回数は少なくなったように見えます。講演はなるべくお断りすると前々から言っていた影響もあるかと思います。実際、5割程度は講演をお断りしてきました。それでも下半期はすでに59回!の講演・学会発表予定があり、3年連続で年間100回ペースになりそうです。
社会人大学院生でもあり研究を優先しなければいけないにもかかわらず、この半年間、研究を優先できないでいました。このままでは、私とリハ栄養の将来は危ういと考えています。そのため、講演に関しては今後、8割以上お断りするように講演ポリシーを変更いたします。
若林の講演ポリシー
・都道府県や市町村単位の研修会は、原則としてお断りする。
・職能団体や企業の研修会は、全国規模のものを除き原則としてお断りする。
・知り合いからの講演依頼は、原則としてお断りする(ダメ元での依頼はご遠慮ください)。
・講演(全国規模の学会を除く)は月2回までとする。
リハ栄養の研究の土台を作り、リハ栄養のエビデンスを増やし、リハ栄養のガイドラインを将来作成することが、今の私には最も重要です。「何によって憶えられたいか」の今の回答でもあります。リハ栄養やサルコペニアの普及は、日本リハ栄養研究会の世話人、会員に委譲します。
https://sites.google.com/site/rehabnutrition/home/yakuin
日本語の書籍に関しては、現在5冊の編集に携わっています。リハ栄養やサルコペニア、悪液質の普及には、書籍は有用な手段です。しかし、書籍には査読がなくエビデンスやガイドラインの役には立ちません。そのため新規の書籍企画は、現在編集中の5冊が出版するまでやめます。
依頼原稿は多すぎです。なるべくお断りしないで執筆してきましたが、依頼原稿も査読がなくエビデンスやガイドラインの役には立ちません。今後は5割以上はお断りして、他の執筆者を紹介したいと思います。こちらも日本リハ栄養研究会の世話人、会員に委譲します。
原著論文を2本掲載できたことは、一定の成果です。しかし、現在投稿中の原著論文はなく、英語のレビュー論文1本のみが投稿中です。常に原著論文を1本は投稿中という状態にしたいと考えています。データはあるのに講演や依頼原稿のために執筆できない状況で、重症です。
日本リハビリテーション栄養研究会の会員はおかげさまでこの1年間で約1000人増加しました。どうもありがとうございます。しかし、会員数の増加ペースはやや鈍くなってきています。リハ栄養の広がりの目安でもありますので、引き続き多くの医療人に入会していただけると嬉しいです。
https://sites.google.com/site/rehabnutrition/
ブログの執筆本数は大幅に減少しました。週1回というところです。しかし、先日100万ページビューを達成しました。これは素直に嬉しいです。でも今後もFacebookとTwitterをメインに活動していきます。実際、Twitterでの論文紹介などのつぶやきはあまり減少していません。
今までは人がよかったかもしれませんが、今後は非情の人にならないと、リハ栄養の将来がダメになりそうです。「リハ栄養の研究の土台を作り、リハ栄養のエビデンスを増やし、リハ栄養のガイドラインを将来作成する」ためですので、ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
以下、2014年上半期の業績です。
学会発表・講演筆頭演者 2013年上半期16回 → 2014年上半期5回
講演(大学講義なども含め) 2013年上半期33回 → 2014年上半期33回
書籍(編著) 2013年上半期 0冊 → 2014年上半期1冊(悪液質とサルコペニア)
総説・書籍など依頼原稿 2013年上半期17本 → 2014年上半期 21本
原著論文 2013年上半期0本 → 2014年上半期2本(英語、日本語1本ずつ)
日本リハビリテーション栄養研究会会員数 2013年6月30日2551人 → 2014年6月27日3542人
ブログ執筆本数 2013年上半期95本 → 2014年上半期31本
Twitterつぶやき回数 2013年上半期867回 → 2014年上半期713回
Twilogで確認
http://twilog.org/HideWakabayashi
一見、講演回数は少なくなったように見えます。講演はなるべくお断りすると前々から言っていた影響もあるかと思います。実際、5割程度は講演をお断りしてきました。それでも下半期はすでに59回!の講演・学会発表予定があり、3年連続で年間100回ペースになりそうです。
社会人大学院生でもあり研究を優先しなければいけないにもかかわらず、この半年間、研究を優先できないでいました。このままでは、私とリハ栄養の将来は危ういと考えています。そのため、講演に関しては今後、8割以上お断りするように講演ポリシーを変更いたします。
若林の講演ポリシー
・都道府県や市町村単位の研修会は、原則としてお断りする。
・職能団体や企業の研修会は、全国規模のものを除き原則としてお断りする。
・知り合いからの講演依頼は、原則としてお断りする(ダメ元での依頼はご遠慮ください)。
・講演(全国規模の学会を除く)は月2回までとする。
リハ栄養の研究の土台を作り、リハ栄養のエビデンスを増やし、リハ栄養のガイドラインを将来作成することが、今の私には最も重要です。「何によって憶えられたいか」の今の回答でもあります。リハ栄養やサルコペニアの普及は、日本リハ栄養研究会の世話人、会員に委譲します。
https://sites.google.com/site/rehabnutrition/home/yakuin
日本語の書籍に関しては、現在5冊の編集に携わっています。リハ栄養やサルコペニア、悪液質の普及には、書籍は有用な手段です。しかし、書籍には査読がなくエビデンスやガイドラインの役には立ちません。そのため新規の書籍企画は、現在編集中の5冊が出版するまでやめます。
依頼原稿は多すぎです。なるべくお断りしないで執筆してきましたが、依頼原稿も査読がなくエビデンスやガイドラインの役には立ちません。今後は5割以上はお断りして、他の執筆者を紹介したいと思います。こちらも日本リハ栄養研究会の世話人、会員に委譲します。
原著論文を2本掲載できたことは、一定の成果です。しかし、現在投稿中の原著論文はなく、英語のレビュー論文1本のみが投稿中です。常に原著論文を1本は投稿中という状態にしたいと考えています。データはあるのに講演や依頼原稿のために執筆できない状況で、重症です。
日本リハビリテーション栄養研究会の会員はおかげさまでこの1年間で約1000人増加しました。どうもありがとうございます。しかし、会員数の増加ペースはやや鈍くなってきています。リハ栄養の広がりの目安でもありますので、引き続き多くの医療人に入会していただけると嬉しいです。
https://sites.google.com/site/rehabnutrition/
ブログの執筆本数は大幅に減少しました。週1回というところです。しかし、先日100万ページビューを達成しました。これは素直に嬉しいです。でも今後もFacebookとTwitterをメインに活動していきます。実際、Twitterでの論文紹介などのつぶやきはあまり減少していません。
今までは人がよかったかもしれませんが、今後は非情の人にならないと、リハ栄養の将来がダメになりそうです。「リハ栄養の研究の土台を作り、リハ栄養のエビデンスを増やし、リハ栄養のガイドラインを将来作成する」ためですので、ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
以下、2014年上半期の業績です。
(原著論文)
Wakabayashi H, Matsushima M, Sashika H: Head
lifting strength is associated with dysphagia and malnutrition in frail elderly.
Geriatr Gerontol Int, Epub ahead of print
若林秀隆、栢下淳:摂食嚥下障害スクリーニング質問紙票EAT-10の日本語版作成と信頼性・妥当性の検証.静脈経腸栄養29(3)p871-876, 2014年5月
(総説)
若林秀隆:運動とアンチエイジング.Medical Practice31(7)p1086-1090, 2014年6月
原徳美、若林秀隆:歯科と低栄養・サルコペニアの関係.デンタルハイジーン34(7)p766-769, 2014年6月
若林秀隆:サルコペニア.腎と透析76増刊号p415-417, 2014年6月
若林秀隆:サルコペニアと栄養療法‐高齢者の栄養状態とQOL.静脈経腸栄養29(3)p837-842,
2014年5月
若林秀隆:フレイル高齢者のためのリハビリテーション栄養.Medical Rehabilitation170p60-67, 2014年5月
若林秀隆、他:回復期リハビリテーションにおけるリハと栄養を考える~効果的なリハビリテーションを推進するために.回復期リハビリテーション13(1)p19-22, 2014年5月
若林秀隆:不要な「禁食」「安静」が一因に‐複合的サルコペニアを背景とする繰り返される肺炎.訪問看護と介護19(5)p393-398, 2014年5月
若林秀隆:リハビリテーション栄養ってなに?ニュートリションケア2014年春季増刊 p80-81,
2014年4月
若林秀隆:サルコペニアによる嚥下障害ってなに?ニュートリションケア2014年春季増刊 p31-33,
2014年4月
若林秀隆、他:EAT-10と嚥下調整食.ヒューマンニュートリション6(3)p72-77, 2014年4月
若林秀隆:サルコペニア・ロコモティブシンドローム改善のための栄養介入.臨床栄養124(3)p298-304, 2014年3月
若林秀隆:高齢者CKD/ESKD患者の低栄養・サルコペニアの病態と治療.腎と透析76(2)p267-272, 2014年2月
若林秀隆:ヨーロッパの摂食・嚥下分野における栄養管理の現況と課題.難病と在宅ケア19(10)p46-49, 2014年1月
若林秀隆:老嚥(presbyphagia)とは.臨床栄養124(1)p12-13, 2014年1月
若林秀隆:アウトプット型学習のすすめ.ニュートリションケア 7(1)p8, 2014年1月
(著書)
【単著・編著】
荒金英樹,若林秀隆:悪液質とサルコペニア‐リハビリテーション栄養アプローチ.医歯薬出版,2014年2月
【分担執筆】
若林秀隆:ブログを設けたい.上月正博編著:こんなときどうする?リハビリテーション臨床現場のモヤモヤ解決!医歯薬出版,pp142-146,2014年6月
若林秀隆:ロコモティブシンドローム:病態の特徴.雨海照祥他編:高齢者の糖尿病と栄養,フジメディカル出版,pp116-117,2014年5月
若林秀隆:栄養に関連する廃用症候群.奈良勲他編:理学療法から診る廃用症候群-基礎・予防・介入,文光堂,pp86-96,2014年5月
若林秀隆:周術期リハビリテーション,早期離床の効果.日本外科代謝栄養学会
周術期管理ワーキンググループ:ESSENSE,pp100-111,2014年2月
若林秀隆:リハビリテーション栄養.川越正平編:家庭医療学・老年医学・緩和医療学の3領域からアプローチする在宅医療バイブル,日本医事新報社,pp203-209,2014年2月
若林秀隆:サルコペニアとリハビリテーション栄養.平原佐斗司編:在宅医療のすべて (スーパー総合医) ,中山書店,pp44-52,2014年2月
(学会発表・講演)
Hidetaka Wakabayashi: Presbyphagia,
Sarcopenic Dysphagia and Swallowing Rehabilitation. 5th Nestle
Nutrition Institute Workshop on Multidisciplinary Approach to Dysphagia Patient
Care, Hamamatsu, June 2014
Hidetaka Wakabayashi, Hironobu
Sashika: Dysphagia assessed by the 10-item Eating
Assessment Tool is associated with malnutrition in frail elderly. 8th World
Congress of the International Society of Physical and Rehabilitation Medicine, Cancun, June 2014
Hidetaka Wakabayashi: Nutrition and
rehabilitation. 第91回日本生理学会大会,鹿児島,2014年3月
伊藤淳子,若林秀隆,鴻井建三,山岸誠:MP人工関節置換術を施行したリウマチ患者の栄養状態について.第29回日本静脈経腸栄養学会,横浜,2014年2月
若林秀隆:高齢者の頭部挙上筋力と摂食嚥下障害・栄養障害の関連.第29回日本静脈経腸栄養学会,横浜,2014年2月
若林秀隆:効果的なリハビリテーションを実践するために必要な知識と視点.回復期リハビリテーション病棟協会第23回研究大会,名古屋,2014年2月
若林秀隆:回復期リハ栄養病棟の考え方.回復期リハビリテーション病棟協会第23回研究大会,名古屋,2014年2月
(研究助成金)
若林秀隆:CTによるサルコペニア指標の開発およびサルコペニアによる摂食・嚥下障害の解析.学術研究助成基金助成金 基盤研究(C) 195万円(内、間接経費45万円)、研究代表者
若林秀隆:地域・在宅高齢者における摂食嚥下・栄養障害に関する研究―特にそれが及ぼす在宅療養の非継続性と地域における介入システムの構築に向けて―.厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合事業)30万円、研究分担者
(その他:テレビ、ラジオ、雑誌)
若林秀隆:認知症のリハビリと栄養.ラジオあさいちばん、NHKラジオ、2014年6月9日~13日
若林秀隆:サルコペニア予防の筋トレ3種.NHKあさイチ:めざせ-3kg簡単ダイエット,宝島社,p35,2014年5月
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