2014年1月18日土曜日

サルコペニアと死亡リスク

最近、サルコペニアが心血管死亡や全原因死亡のリスクという論文がいくつかありましたので、論文つぶやきをまとめておきます。高齢者・健常者の報告もありますが、がん、重症疾患・ICU、肝疾患での報告が多いですね。

これだけサルコペニアと死亡リスクに関連があると、サルコペニア(二次性で低栄養、廃用、悪液質も含む)の早期発見や予防、治療が重要です。そのためにも早く臨床でも研究でも容易に使える診断基準ができてほしいですね。

<高齢者・健常者>
高齢者では筋肉量が少ないほど心血管死亡、全死亡が高くなるという報告です。BMIと死亡率との関係はUカーブですが、筋肉量と死亡率の関係は直線的のようですので、リスクの高い高齢者ではサルコペニアの評価が重要と結論づけています。
www.sciencedirect.com/science/articl





















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