Arai H, Akishita M, Chen LK. Growing research on sarcopenia in Asia. Geriatr Gerontol Int. 2014 Feb;14 Suppl 1:1-7. doi: 10.1111/ggi.12236.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ggi.12236/pdf
Geriatr Gerontol Intのこの号自体がアジアのサルコペニア特集となっていて、上記論文に限らず、全文PDFで読めます。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ggi.2014.14.issue-s1/issuetoc
アジアのサルコペニアコンセンサス論文自体はまだ出版されていません。
Chen LK, Liu LK, Woo J et al. Sarcopenia in Asia: consensus report of the Asian Working Group for Sarcopenia. J Am Med Dir Assoc (in press).
しかし、上記論文にアジアのサルコペニアコンセンサスに関する内容がいくらか記載されていましたので紹介します。
スクリーニングのターゲットは、
歩行速度と握力でスクリーニングをします。
筋肉量、筋力、身体機能でサルコペニアの診断を行うのは、EWGSOPと一緒です。歩行速度のカットオフ値はEWGSOPと同じですが、握力のカットオフ値はEWGSOPよりやや低めになっています。筋肉量はIWGSより若干低めです。
サルコペニアコンセンサス論文を読めていないのでまだ判断はしにくいですが、今後は日本でサルコペニアの診断をする際にも、この基準を用いていくことになるのかと思います。DEXAやBIAができない場合には診断できないのかもしれませんが。
0 件のコメント:
コメントを投稿