http://www.nagaishoten.co.jp/search/book/2012/978-4-8159-1902-3.html
第2版までは読んでいましたが今回、改訂第3版が出版されました。第2版と比べて主要な目次は同じですが、
症例が多いことやコラム(Coffee Break、ミニ知識)が多いことも、書籍を読みやすくわかりやすくしています。質・量ともに嚥下障害の教科書として最適だと考えます。嚥下障害の最新の知識と技術を習得するために、多くの方に読んでいただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
■目次■
1 嚥下のメカニズムI.嚥下の運動メカニズム
II.嚥下の中枢機構
2 嚥下障害の原因と疾患
I.器質性嚥下障害
II.運動障害性嚥下障害
III.機能性嚥下障害
3 摂食・嚥下機能の発達と衰退
I.形態変化とその特徴
II.機能変化とその特徴
4 球麻痺と偽性球麻痺の神経症候
I.「球麻痺」と「偽性球麻痺」の用語の定義
II.球麻痺による嚥下障害
III.偽性球麻痺による嚥下障害
IV.特殊例について
5 嚥下障害と呼吸器疾患
I.誤嚥から呼吸器疾患へ
II.誤嚥と疾患
III.嚥下性呼吸器疾患の診断
IV.対策および治療法
6 症状とスクリーニング
I.嚥下障害の症状
II.問診
III.身体所見
IV.摂食場面の観察
V.スクリーニング検査、モニター
VI.外来や病棟ではどのようにスクリーニングを進めるか
VII.スクリーニング評価と診察は無駄な検査を減らせるか
7 評価と診断
I.X線造影検査
II.内視鏡検査
III.嚥下圧検査
IV.筋電図検査
V.その他の嚥下機能検査
8 歯科口腔の問題とケア
I.口唇の機能
II.咀嚼機能
III.発音器官としての口腔
IV.唾液分泌
V.味覚
VI.嗅覚
VII.歯科の対応
VIII.口腔ケア
IX.嚥下補助装置
9 重症度と誤嚥の分類
I.重症度分類
II.誤嚥の分類
10 リハビリテーション
1. 治療計画の過程とゴールの設定
2. 基礎訓練
3. 摂食・嚥下訓練の実際
4. 摂食・嚥下障害と呼吸理学療法
5. チームアプローチ
6. 看護と介護
11 外科治療
1. 嚥下障害の外科治療
2. 口腔癌・咽頭癌治療後の嚥下障害-治療法の理解と病態を踏まえた対応-
12 栄養管理─代替栄養法
I.栄養状態の管理
II.代替栄養法
III.症例提示
13 嚥下障害治療の歴史
1. 世界における嚥下障害の歴史と流れ-私の歩んだ道と経験から-
2. 本邦における耳鼻咽喉科領域の研究と臨床
14 用語
15 文献紹介
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