2010年7月21日水曜日

看護技術2010年8月号

看護技術2010年8月号の特集は「実践!栄養アセスメント」で、私も「リハビリテーションと栄養アセスメント」という原稿を書いています。

http://www.medical-friend.co.jp/biblioDetail.php?b_id=473

雨海先生の看護栄養学序説は面白いです。もともと栄養は看護の中に含まれていましたが(ナイチンゲールの功績は大きいです)、機能分化して看護と栄養に分かれてきました。それを看護栄養学という形で再統合する試みです。

他に特徴としては、MNAとサルコペニアの紹介がかなり多いです。私もサルコペニアのことを書きましたが、MNAによる栄養アセスメント、サルコペニアのアセスメントがトピックと言えると思います。

看護師向けの雑誌ですが、栄養アセスメントに関心のある多職種にご一読をおすすめします。

●目次
実践!栄養アセスメント(編集協力/吉田貞夫)
【1】看護と臨床栄養―看護栄養学序説
   (雨海照祥/武庫川女子大学大学院)
【2】栄養アセスメントの進め方
   (宮澤 靖/社会医療法人近森会近森病院)
【3】褥瘡の栄養アセスメント
   (田村佳奈美/特定医療法人アガペ会福島労災病院)
【4】高齢者の栄養アセスメント
   (吉田貞夫/北中城若松病院)

≪コラム≫   
①急性期患者の栄養アセスメント(櫻木ゆり・他/新日鐡八幡記念病院)
②胃瘻造設と栄養アセスメント(伊藤明彦/社会医療法人誠光会草津総合病院)
③リハビリテーションと栄養アセスメント(若林秀隆/横浜市立大学附属市民総合医療センター)
④微量元素と栄養アセスメント(湧上 聖/医療法人緑水会宜野湾記念病院)

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