2010年10月4日月曜日

これから5年・かしこい頭の使い方

今日は、堀 紘一著、これから5年・かしこい頭の使い方―堀紘一の実践ビジネス講座、PHP文庫を紹介します。アマゾンで中古書を1円から購入できます。

http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?select=4-569-66243-9

目次を見ればわかりますが、自己変革、挑戦、失敗(なんとか取り返しはつく程度の)、差別化、信頼、時間の重要性を繰り返し紹介しています。私のモットーである、No venture, no gloryの重要性を再認識させてくれました。

特に差別化の重要性は以前から言われていますが、それを実践している医療人はまだ少ないと感じています。他の人と同じことをしていれば並にはなれますが、卓越することはできません。リクルート社の旧社訓である「自ら機会を作り、機会によって自らを変えよ」を実践できれば十分なのですが、言うは易く行うは難しです。まずは自ら機会を作りましょう。

お金に関しては、信頼、時間、能力と得意技の次に大切と紹介されています。そして、「知恵とお金」は「蜜と蟻」の関係だそうです。「知恵さえあればお金も集まってくる」とのことです。お金を追い求めてもなかなか得られませんが、自分の経験、思考、歴史などから知恵を作って発信して成果を出せばお金が追い求めてくるそうです。お金は目的ではなく手段ですし。大事な手段ではありますが。

2004年の書籍ですが今からこの書籍に書いてあることを5年間実践できれば、少なからず成果を出せることは確実です。読んで終わりではなく、実践してほしいと思います。

目次
序章 自己変革のできない人材に明日はない(「三つの神話」が崩壊した
外資による日本経済の植民地化が進む ほか)
第1章 ビジネス成功の要諦は「頭の使い方」にあり(サンウッドの「差別化戦略」
徹底的に「差別化」にこだわった日経新聞 ほか)
第2章 一流のビジネスパーソンになる法(通勤途中の「行進曲」の意外な効用
口約束を軽んじるベンチャー経営者たち ほか)
第3章 競争に勝てる組織をつくれる人つくれない人(「三本の矢」はビジネスには通用しない
目指すべきは「日本一給料の高い会社」 ほか)
第4章 あなたの「心」を構造改革せよ(改革とは「心」の問題である
社長の最大の敵は社内にあり ほか)

1 件のコメント:

  1. ひら ななこ10/10/2010

    1円で購入しました。読めたら ご報告させてください。

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