今日は、茂木健一郎、日経サイエンス編、科学のクオリア、日経ビジネス人文庫を紹介します。アマゾンでは中古品を1円から入手できます。
http://www.nikkeibook.com/book_detail/19422/
科学のいろんな領域を知ることができるという意味でも面白いですが、科学的思考についても意識的に紹介されている点が学びになります。特に、「プリオン説のミステリーに挑む」の福岡伸一氏との対談で、科学的思考がよく記述されていると感じました。科学的思考や論理的思考の基本をおさえておくことは、研究だけでなく臨床でも役に立つと考えます。
昔は地球や宇宙の本もそれなりに読んでいたのですが、最近はご無沙汰することが多いです…。もっといろんな領域の書籍を読まないとなあと感じます。
医療人はサイエンスとアートの両方が必要です。医療人はどちらかというとサイエンスは身につけているがアートが足りないと言われることがありますが、個人的にはアートは身につけているがサイエンスを身につけていない医療人も少なくないのではと感じています。いずれにせよ両方とも磨き続けることが大切です。
まえがき
第1部 脳の中の宇宙
現在は錯視のルネサンス
数学する脳、文学する脳
人間はなぜ言葉を覚えられるのか
第2部 科学する脳
プリオン説のミステリーに挑む
高エネルギー加速器が拓く新たな物理の地平
複雑な世界を読み解く“渋滞学”
“遺体科学”が目指す文化としての解剖学
日本人の身体が生んだ複雑系としての楽器
第3部 宇宙、地球、生命、人間・・・
生命の起源を秘めた“フロンティア”を探る
人類は桃源郷を創造できるか
青空の向こうの見えない宇宙を見る
水から地球を考える
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