2011年1月25日火曜日

都道府県別のNST専門療法士人数


同じく日本外科学会雑誌の111巻6号に、「NSTの現状と展望」という平田先生の原稿があります。こちらも下記HPからPDFファイルをダウンロードできますので、ご一読下さい。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110007880646

上記論文の中にNST専門療法士に関する記載があり、都道府県別のNST専門療法士数の図がありましたので、引用しました。これを見るとNST専門療法士が多い都道府県は2009年の時点で、大阪、福岡、東京、愛知、神奈川の順番です。一方でNST専門療法士が少ない都道府県は、秋田、徳島、鳥取、山梨、青森のようです。もちろん人口数、施設数の違いがありますので、一概には比較できませんが。

東京と神奈川はどちらも160~170人程度のNST専門療法士がいて、職種別人数は管理栄養士、薬剤師、看護師、臨床検査技師の順番のようです。これだけ人数がいるので、NST専門療法士の集まりが東京、神奈川、JSPEN首都圏支部のそれぞれ機能しているのだと思います。NST専門療法士の集まりが全国的になればなおよいと思います。

あと気になるのは今年NST専門療法士に合格したPT、OT、ST、DHの人数です。いずれわかるはずですが、どの職種もまだごく少数なのではないかと思います。より多くのPT、OT、ST、DHがNST専門療法士を目指すような働きかけをしていきたいと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿