2010年9月8日水曜日

日本摂食・嚥下リハ学会eラーニング項目

日本摂食・嚥下リハ学会のeラーニング項目を紹介します。いくつか試用版で拝見させていただきましたが、摂食・嚥下リハに関わる方の一般教養として、この程度の内容は知っておいてほしいというレベルだと感じました。ぜひ多くの方にeラーニングで学習していただければと思います。

http://www.jsdr.or.jp/e-learning/

摂食・嚥下リハビリテーションの全体像

総論
1.リハビリテーション医学総論
2.摂食・嚥下のリハビリテーション総論

解剖・生理
3.構造(解剖)
4.機能(生理)
5.嚥下モデル:4期モデル・プロセスモデル

原因と病態
6.摂食・嚥下各期の障害
7.原因疾患:脳卒中
8.原因と病態:神経筋疾患
9.原因疾患:頭頸部腫瘍
10.加齢と摂食・嚥下機能
11.摂食・嚥下に影響する要因
12.合併症:誤嚥性肺炎・窒息・低栄養・脱水

摂食・嚥下リハビリテーションの前提

リスク回避
13.リスク回避のための基礎知識・環境整備
14.誤嚥への対処法:呼吸介助・体位ドレナージ・ハッフィング
15.窒息・嘔吐への対処法
16.リスク回避に有用な機器と使い方[作成中]

感染対策
17.感染防御総論
18.食中毒の防止

関連法規・制度
19.訓練実施に関連する医療関係法規
20.摂食・嚥下リハビリテーションに関わる診療報酬
21.摂食・嚥下リハビリテーションに関わる介護報酬

摂食・嚥下障害の評価

患者観察のポイント
22.主訴・病歴・問診
23.全身症状、局所症状

スクリーニングテスト
24.質問紙
25.摂食・嚥下障害の評価(スクリーニングテスト)
26.その他のスクリーニングテスト[作成中]

嚥下内視鏡検査
27.概要・必要物品・管理
28.検査の実際・合併症とその対策
29.正常所見と異常所見
30.小児に対する嚥下内視鏡検査の要点

嚥下造影
31.概要・必要物品・造影剤
32.検査の実際・合併症とその対策
33.嚥下造影の正常像・異常像
34.小児に対する嚥下造影検査の要点

重症度分類
35.摂食・嚥下障害臨床的重症度分類、摂食・嚥下能力グレード・摂食状態による評価

摂食・嚥下リハビリテーションの介入

口腔ケア:総論
36.口腔ケアの定義・期待される効果
37.歯・義歯・口腔粘膜の観察
38.唾液の基礎知識
39.口腔ケアの準備、歯の清掃法、必要器具・薬剤
40.舌・粘膜の清掃法、洗浄・うがい・保湿、必要器具・薬剤
41.小児の口腔ケアのポイント

間接訓練:総論
42.間接訓練の概念[作成中]
43.筋力訓練・関節可動域訓練の基礎

間接訓練:各論
44.口腔器官の訓練
45.鼻咽腔閉鎖・咽頭収縮・喉頭閉鎖訓練
46.発声・発語訓練
47.準備・口腔期に対する間接訓練
48.咽頭期に対する間接訓練:Thermal tactile stimulation/Shaker訓練
49.咽頭期に対する間接訓練:チューブ嚥下訓練・バルーン拡張法
50.呼吸および頸部・体幹に対する訓練

直接訓練:総論
51.直接訓練の概念・開始基準・中止基準
52.段階的摂食訓練の考え方[作成中]

直接訓練:各論
53.直接訓練時の環境設定
54.直接訓練で用いる嚥下誘発手技
55.体位・頸部姿勢の調整
56.直接訓練で用いる嚥下手技
57.食事場面の直接訓練

食事介助
58.食事場面の観察(中止を考えるとき、条件を守る工夫)
59.食事時の口腔内装具(義歯,PAP)
60.摂食・嚥下障害患者に対する食具・自助具、食事介助法[作成中]
61.摂食・嚥下障害患者に対する捕食から嚥下までの介助
62.認知症・高次脳機能障害があるときの食事介助

嚥下機能改善のための外科治療
63.誤嚥防止術、嚥下機能再建術[作成中]

摂食・嚥下障害患者の栄養

臨床栄養の基礎
64.5大栄養素と必要量の求め方[作成中]
65.栄養スクリーニング・栄養アセスメント
66.栄養療法の基礎
67.障害者・高齢者の栄養管理[作成中]

経管栄養法
68.経管栄養の適応・種類と特徴・合併症
69.具体的方法:経鼻経管栄養・間欠的経管栄養法・胃瘻栄養法

食物形態の調整
70.食物物性・形態
71.増粘食品の使用方法
72.嚥下調整食・調理器具

小児の摂食・嚥下障害

総論
73.小児の摂食・嚥下リハビリテーションの特殊性、障害の分類と特徴
74.摂食・嚥下の発達と障害

原因疾患
75.機能の異常
76.構造の異常

小児への対応
77.評価・介入
78.栄養管理

0 件のコメント:

コメントを投稿