2011年2月28日月曜日

週刊医学界新聞:第14回日本病態栄養学会開催

週刊医学界新聞の最新号:第2918号 2011年2月28日に、第14回日本病態栄養学会開催の記事が掲載されています。

http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02918_01

日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)との合同パネルディスカッション「わが国の栄養療法の将来を見つめて」と、シンポジウム「摂食・嚥下障害の最新栄養管理」の様子が紹介されています。私も後者のシンポジウムに参加しましたが、その要旨が掲載されていますので、上記HPより引用させていただきます。以下、引用です。

若林秀隆氏(横市大市民総合医療センター)は,嚥下筋萎縮の原因となるサルコペニアを解説した。サルコペニアは筋肉量・筋力が減少した状態を指し,その原因は,加齢,活動の減少,栄養不足,疾患の4つに分類されるという。氏は,原因をきちんと鑑別した上で,加齢なら筋力トレーニング,活動低下なら不要な安静・禁食の回避など,最適な治療法を選択することが重要と主張。栄養療法とリハを併用し,筋萎縮を改善した後に嚥下機能評価を行えば,経口摂取が可能な程度まで機能向上がみられる場合があると述べた。

以上、引用です。シンポジウムの内容についてよくまとまっている記事ですので、日本病態栄養学会に参加された方にも参加されなかった方にもご一読をおすすめします。

同号には、「造血幹細胞移植時の栄養・血糖管理に取り組んで」という寄稿も掲載されています。

http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02918_04

こちらも「経口+経静脈栄養で1.0~1.3×BEE」「経口摂取の促進を」など栄養管理の参考になる記事ですので、こちらもぜひご一読ください。

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