2012年7月2日月曜日

2012年上半期の振り返り

例年、年末のみ振り返りを行っていましたが、今年は上半期の時点で2012年前半の自分の成果を振り返ってみたいと思います。

学会発表・講演筆頭演者 2011年8つ → 2012年上半期11つ

講演(大学講義なども含め) 2011年69回 → 2012年上半期42回

書籍 2011年 リハビリテーション栄養ケーススタディ → 2012年上半期 リハビリテーション栄養―栄養はリハのバイタルサイン.Medical Rehabilitation No143

総説など依頼原稿 2011年19つ → 2012年上半期6つ ツ・ナ・ガ・ルの連載などは含めていません。 

原著論文 2011年2つ → 2012年上半期1つ(筆頭ではありませんが) 

日本リハビリテーション栄養研究会会員数 2011年末574人 → 2012年7月2日で1268人

ブログ執筆本数 2011年415つ → 2012年上半期184つ

上半期を振り返ってみると、学会発表と講演が増えました。今のペースで下半期も行く予定ですので、年間では学会発表+講演で100回を超えます。やりすぎですね(笑)。これでもかなりの数をお断りしているのが現状です。申し訳ありません。

一方、執筆が低調でした。特に筆頭で原著論文を執筆していないのは問題です。執筆済の依頼原稿は20くらいあるはずですが、原著として投稿中の論文がないので、下半期のうちに1つでも投稿中にしておかなければと痛感しています。そして、研究分担者となっている研究で成果を出さなければいけません。

日本リハビリテーション栄養研究会の会員数は現在、月100人ペースで増加しています。このペースが今後も継続すれば、年末には2000人近い会員数になりそうです。会員数はリハ栄養の広がりを定量化できる指標ですし、大変ありがたいことです。

2012の目標として、「私以外でリハ栄養の講演や執筆をできる人を全国につくること」としていました。この目標は達成傾向にあります。かなりいろんな方に無茶なお願いをしています。引き続きいろんな方に無茶ぶりしていきたいと考えていますので、よろしくお願い申し上げます。(笑)。

以下、今年の私の業績です。ただし、講演は記載していません。


(原著論文)

上島順子、谷口英喜、若林秀隆、望月弘彦:神奈川県下におけるNST加算制度の現状.静脈経腸栄養27(2)p 747-751, 20123


(総説)

若林秀隆:ナースが気づきたい!サルコペニア(骨格筋減少症)の見抜き方と臨床上の問題点.エキスパートナース28(7)p18-21, 20126

若林秀隆:PEM(たんぱく質・エネルギー栄養障害).ニュートリションケア 5(4)p356-357, 20124

若林秀隆:サルコペニア.ニュートリションケア 5(4)p358-359, 20124

若林秀隆:カヘキシア(悪液質).ニュートリションケア 5(4)p360-361, 20124

若林秀隆:摂食・嚥下障害患者への経管栄養 医療の実際.臨床看護38(4) p492-494, 20123

若林秀隆:栄養ケアによるサルコペニアの予防と治療.FOOD Style 21. 16(3) p29-31, 20123


(著書)

若林秀隆編:リハビリテーション栄養―栄養はリハのバイタルサイン.Medical Rehabilitation No143.全日本病院出版会、20124


(学会発表・講演)

Hidetaka Wakabayashi, Hironobu Sashika: Nutrional status and level of

activity of daily living in patients with disuse syndrome. 3rd Asia-Oceanian Conference of Physical and Rehabilitation Medicine. Bali, May 2012

若林秀隆、佐鹿博信:低栄養が廃用症候群入院患者のADLの予後に与える影響:前向きコホート研究.第49回日本リハビリテーション医学会,福岡,20125

若林秀隆:サルコペニア・大腿骨頸部骨折に対するリハビリテーション栄養-栄養ケアがリハを変える.第49回日本リハビリテーション医学会,福岡,20125

若林秀隆:栄養アセスメントとリハビリテーション栄養.第35回日本栄養アセスメント研究会,大阪,20125

若林秀隆:リハビリテーションにおける栄養管理の重要性.日本リハビリテーション医学会専門医・認定臨床医生涯教育研修会北海道地方会,札幌,20123

若林秀隆:これからのリハNST―リハビリテーションと栄養療法の質向上のために.第27回日本静脈経腸栄養学会,神戸,20122

若林秀隆:リハビリテーション栄養とサルコペニア.27回日本静脈経腸栄養学会,神戸,20122

若林秀隆:栄養アセスメントによる廃用症候群の高齢入院患者のADL予後予測.第27回日本静脈経腸栄養学会,神戸,20122

若林秀隆:サルコペニアと摂食・嚥下障害.第27回日本静脈経腸栄養学会,神戸,20122

若林秀隆:食介護とサルコペニア.第6回食介護研究会,東京,20122

若林秀隆:廃用症候群の高齢入院患者のADL と栄養状態の関連:横断研究.第15回日本病態栄養学会,京都,20121


(研究助成金)

若林秀隆:地域・在宅高齢者における摂食嚥下・栄養障害に関する研究―特にそれが及ぼす在宅療養の非継続性と地域における介入システムの構築に向けて―.厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合事業)220万円、研究分担者(研究代表者 葛谷雅文先生)

2 件のコメント:

  1. 佐久間邦弘7/03/2012

    若林先生 こんばんは。先日はお世話になりました。しかし凄い数の講演と執筆ですね。最近でこそ僕も色々呼ばれるようになったとはいえ、市民公開講座を足しても年間に6回は超えません。リハ栄養の分野で先頭を切って頑張られてるのだな。。。と改めて思いました。

    僕も執筆に忙しく、最近原著論文を出せてません。先生と同じ部分が課題です。依頼された本やレビューの執筆はRejectされることほとんどありませんから、厳正に審査されるOriginal Paper投稿の敷居が上がってきてるのかもしれないです。この壁を壊して、まず1つ原著論文を投稿できるよう頑張ります!

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  2. 佐久間先生、いつもどうもありがとうございます。先日はとても楽しかったですね。確かにリハ栄養の分野では現時点では先頭を切っていると感じています。早く「私以外でリハ栄養の講演や執筆をできる人を全国につくること」を達成したいですね。

    厳正に審査されるOriginal Paper投稿の敷居が上がってきてるのかもしれないというのは、大変なことですね。私はようやく手元の依頼原稿がなくなりましたので、まずは原著論文を早々に投稿できるように頑張ります。引き続きよろしくお願い申し上げます。

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