2010年8月27日金曜日

医療MBA育成

医療MBA育成の記事がじほうに出ていましたので、引用します。

http://www.jiho.co.jp/

兵庫県立大大学院が医療MBA育成始動

 兵庫県立大は今年度から経営研究科(経営専門職大学院)を開設したが、そ
こに医療マネジメントコースを設置した。将来の病院運営管理者を育成し、MB
A的な資格を付与する。対象は主に医療職を経験した社会人だ。

 4月の入学者は12人。昨年7月から募集を開始、10月と今年3月に選抜試験を
行ったが、応募者は全体で29人に上った。合格したのは、医師3人、看護師4人、
薬剤師1人、臨床工学技士2人、事務職2人。応募は臨床工学技士が目立った。
同コースの専属教員は、医療福祉学の第一人者の小山秀夫氏をリーダーに16人。
医師は心臓血管外科専門医で兵庫県の健康福祉部長や県立病院事業管理者を務
めてきた後藤武氏と、前姫路循環器病センター院長の志田力氏が特任教授とし
て参加している。後藤氏は同コース設置のプランナーでもある。

 兵庫県立大は2004年に、兵庫県立の3大学、姫路工業大、兵庫県立看護大、
神戸商科大が統合されて誕生した。単科の商科大として知名度の高かった神戸
商科大が実質的な前身。商科学の経験を踏まえながら、実学重視で公的・民間
の垣根なしで病院経営のプロを育てる。また、この医療マネジメントコースは、
病院実務経験者が実務経験のある人材を対象にしていくことから、欧米型をテ
キストにしたものではなく「日本型の医療経営MBA」育成のカリキュラム開発
の同時進行にも期待が集まる。

 MBAコースの年限は2年。取得必要単位数は36単位で、土曜日のみの開講で実
質的には1年半で終えるスケジュールだが、単位取得期間は3年間と社会人に配
慮した。単位取得者は「ヘルスケア・マネジメント修士(専門職)」の学位が
与えられる。

以上、引用です。「日本型の医療経営MBA」の成果を期待したいですね。ちなみに英国国立ウエールズ大学でも医師向けのMBAコースがあります。日本語です。

http://www.athuman.com/mba/

親しいところでは、東葛クリニック病院の秋山和宏先生は多摩大学のMBAです。

http://tgs.tama.ac.jp/modules/mba/index.php?content_id=1

私はもちろんMBAではありませんが、マネジメント能力が職種に関わらずすべての医療人に重要であることは認識しています。体系的に学習したい場合には、大学院で学ぶのも選択肢の1つかと思います。私は今のところ独学ですが…。

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