2010年12月22日水曜日

これならわかる! ドラッカー思考

今日は、枝川公一著、これならわかる! ドラッカー思考、PHP文庫を紹介します。

http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-67558-9

今年は「もしドラ」が年間ベストセラー第1位になったこともあり、ドラッカー関連の書籍の出版が増えています。この書籍は「巨人ドラッカーの真髄」という単行本を今年、文庫化したものです。

ドラッカー関連の書籍は玉石混淆ですが、この書籍はタイトル通り、確かにドラッカー思考をわかりやすく解説していると思います。本来はドラッカーの書籍(プロフェッショナルの条件など)を一番おすすめしますが、それでは難解という方には、この書籍をおすすめします。

第2部 人、いかに生きるべきかは、学習方法に関してとても参考になりますので、目次に紹介していない項目のみ記載します。まさにドラッカー流だと私は感じます。

・仕事は、自分の強みを自覚し、それを十分に発揮する場である

・生きがいは、プロの仕事にこそ見出せる

・やるべきことは何かを自らに問え

・もっともよく学ぶためには、自らを教育しなければならない

・自分に合った学び方で学んで、はじめて成果が上がる

・より深く、より広い学びの場を求めて、外に出よ

・四十代半ばからは「第二の職業人生」をはじめるべきである

目次

第1部 変革される組織
(知識から何かを生み出す作業は、すべてマネジメントである
組織は、個人の知識が最大限に発揮される場でなければならない
組織は、情報本位につくり変えなければならない ほか)

第2部 人、いかに生きるべきか
(人は、仕事を好きになりたいと思い、満足できる仕事をしたがっている
働きがいは、まず自分の仕事を定義することから生まれる
自分の価値観に合致する仕事を見つけなければならない ほか)

第3部 構築される現実
(知識こそが、ほんとうの資本である
政治は集団の利害から分離する
社会は多元化し、国家が権威を失墜する ほか)

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